花山歩  ~はなさんぽ~

花に逢いに山をぶら~り

山上ケ岳 修験道発祥の地を行く その1

2019年11月18日 | 大峰



2019年10月23日

5年ぶりの山上ケ岳は前回と同じ五番関から大峰奥駈道を行きます



五番関公園前の空スペースに駐車🅿️🚗してスタートです

東屋の横から標識に従い山に取り付く 

樹林帯に付けられた足元の悪い登山道はロープもかかる急斜面 

登山開始早々のこの登りはキツく息が上がる



約15分程の登りで女人結界門の建つ小広い広場に飛び出した



吉野山から続いてきた大峰奥駈道は此処で古道の尾根道と新道のトラバース道に分かれる

我々は新道を行くことに



新道は結界門をを潜り山腹の左側を緩やかに登る

途中、崩落跡や露岩の腹の通過も有り慎重に進む

 

 

トラバース道を抜けU字形にえぐられた道を行き、

右側から古道が合流すると鍋冠行者堂の前に着く



再びU字形にえぐられた露岩の蛇腹坂を上がると

視界が開け登山道の沿いに少し色付いたブナ林が広がる



緩く高度を上げながら色ずくブナ林に📷を向け

稜線を行くと今宿跡のピークに登り着いた



稜線上の登山道が稜線を外れ右の山腹を行くようになると

クサリのかかる蛇腹と言われる岩場の下に着いた

雨に濡れた落ち葉🍃で滑る岩場を慎重に登る

 

 

登りきると登山道は平たんになる



岩盤の溝道、飢え坂を登り高台から下ると

清浄大橋からの表参道登山道が合流する洞辻茶屋に着いた



洞辻茶屋を抜けると登山道は平たんで快適な道になった

登山道沿いはコメツガとウラジロモミの林と登拝供養塔が建つ

 



最後の陀羅助茶屋を抜けると表行場が始まる

道は平成にできた新道と古くからの行者道に分かれる



此処は旧道の行者道を行くことに

急な登りとなるが木々が色ずき疲れを癒してくれる



油こぼしを登り

 

 

 

小鐘掛岩を登り鐘掛岩の足元の舞台へ

 

 

舞台からは大天井岳の奥に二上山



金剛山と大和葛城山も



鐘掛岩は登れそうに無いので右の巻道へ



巻道を登り鐘掛岩の頭に出る

素晴らしい眺望が広がる

二上山から大和葛城山・金剛山の山並み



鐘掛岩の頭から覗くと紅葉に囲まれた役の行者像が



等覚門を潜って先に進む



元の覗の行が行われていた鷹の巣岩

凄い絶壁

 

 

登山道を外れ西の覗岩に立ち寄ります



今は誰も居ませんが戸開けの期間は修行されている方を見かけます

 

 

覗岩の先端

オーバーハング気味に落ち込んでます

これ以上前に出れません



大和では山上参りをして一人前の男と言われ

中学生の頃、鐘掛岩も西の覗もしたような記憶が

 


山上ケ岳 修験道発祥の地を行く その1 は此処まで