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ミリオタ、エルンストによるブログです。
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栄光と当たって砕けろ!

2010-11-18 00:47:42 | お絵かき

遅くなりましたが、絵をうpします。
1863年、南北戦争時の黒人部隊マサチューセッツ第54義勇兵連隊の兵卒と1944年、第二次世界大戦を戦った日系二世部隊第442連隊戦闘団の兵士。
南北戦争~1948年までのアメリカの軍隊では有色人種を隔離してたくさんの部隊を編成しましたが、その歴史の中でも代表的なものを描いてみました。
54連隊のほうの考証は映画「グローリー」を参考にしています。銃はエンフィールドP1853ライフルマスケット銃を装備してるみたいですね。銃剣鞘もそれに準じています。
兵科章は後で気がついてあわててマウスでトレスしました。
442連隊はいたってスタンダードな装備ですが、レギンスを個人の工夫で切り詰めています。2バックルブーツ支給前に革製レギンスを自作して着用した器用な兵士もいたようです。
ドラマ「99年の愛」ではM43ヘリンボーン作業服にM43フィールドジャケットでしたが、実際にはM43フィールドジャケットは442連隊へは南フランス戦線から支給が開始されたそうですが、終戦まで全員には行き渡らなかったそうです。
両方とも味方内の差別・偏見と戦い、敵との戦闘でも多大な犠牲を払いました。
両者の間は80年ほど経過していますが、銃の性能向上やスチールヘルメットの装備などの違いがありますが、雑嚢(ハバーザック)の使い勝手だけは劣化しました。
少なくとも南北戦争時の雑嚢は戦闘時でも開けて物がとれますが、WWI~IIのM1910/28ハバーザックは背嚢兼用で背中に背負っちゃった上、いらない工夫したから…

映画「グローリー」、観てない方はオススメですよ。エキストラはリエナクター使ってるってほんとうかな?
ちなみに、DVD付属の吹き替え版ではショー大佐(マシュー=ブロデリック)の声を神谷明さんが演じてます。そういえば自分の出身高校の説明会のビデオのナレーションが神谷さんでしたw。
あとデンゼル=ワシントン演じるトリップがすごいツンデレでした。

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