ぷやんぷやんの噛みどころ

世の中を私見で噛みまくりコメントしてみます

日米対等外交などと言う嘘偽りを言う鳩山政権

2009-10-26 22:37:25 | Weblog
 民主党が「日米対等」を旗印に対米関係を見直そうとしているが、これがまた、何をしたいのかさっぱり解らない。
 そもそも、日本はアメリカに国土防衛をお願いしている立場であり、本当に日米対等を目指すのであれば、日本は憲法を修正して、軍隊を持たなければならない。守ってもらっている立場でアメリカに対等に扱えと言うのは、誰が考えてもおかしな話だろう。
 しかも、鳩山政権にとっての「日米対等」とは、アメリカに反抗し文句を言うことだけらしい。これではまさに駄々っ子のようであり、今のやり方が「日本の真の独立」で「大人の日米関係」とは余りにもほど遠い。結局、今の政権は日米関係を急速に悪化させており、極めて危険な状態になっている。韓国が盧武鉉政権で対米関係が極めて悪くなり、これからアメリカが韓米安保を破棄するかという状態まで来ているが、アメリカ政府関係者ではその時の韓米関係よりも日本の方が悪い状況だという。ワシントンポストにも「今厄介なのは中国ではなく日本だ」とまで書かれている。

 確かに日米地位協定による米軍の軍人による犯罪を裁けないなどについては改善を申し入れる必要もあり、その動きであれば歓迎だ。だが、民主党のやり方はただ「アメリカに楯突く」だけで、何一つ解決策もない。

 洋上給油を中止すると決めたことに対しても、これは世界のニーズからも完全に外れている。さんざん、関係諸国が給油継続を訴えても、鳩山政権は聞く耳を持たなかった。世界が本当に欲しいと言っても、それを無視しているのだ。それで、どこが国際貢献なのだろうか。
 しかも給油を辞める代わりにアフガニスタンに民生支援をしていくという。戦場に、民間人を送る気らしいのだ。過去、アフガニスタンは危険だからと自衛隊すら送らなかったのに、今の政権は民間人を、死ぬのが解っている戦場に送るつもりなのだ。あれだけ小泉政権時代に自衛隊派遣を批判していた連中のすることとは思えない。
 今までは洋上給油だけで世界各国に貢献できたものを、個別に、それこそ大金がかかる支援を、我々の税金を大量につぎ込んで行うらしい。これは今までの国際貢献からはほど遠い上、国民の血税を世界にばらまく、まさに売国行為だ。

 日本の防衛は、アメリカとの緊密な関係で成り立っている。アメリカの横暴は確かに酷く、これに対し今までの自民党政権は何もしてこなかった。これは責任が重いが、それと日米安保の危機、日本国土防衛の危機となると話は別だ。対等になるための努力もせずに言いたいことだけ文句を言うという関係が、対等と言えるだろうか? 鳩山政権は、アメリカに反対する代わりに対案を出してさえいない。ただ文句を言うだけだ。日米安保が解消されるかも知れない危機に陥っている自覚がない。
 こういう、先を見ない、国家感もない外交を展開する今の政権は極めて危険だ。日本をどうしたいのかすら見えておらず、ただ国民受けしそうなことだけを上げ連ねてマニフェストにしている。それにより矛盾がたくさん出てくるのだが、それすら押さえ込もうとしている。社会主義政権を目指している今の政権は、いずれ言論の自由まで制限するであろう。
 最悪に危険な政権が今、日本を握っている。その自覚がない民主支持の人達は、いずれその裏切りという代償で気付くことになるのだろう。

進む民主党独裁国家政策で日本が終わる

2009-10-25 13:05:45 | Weblog
民主政権になって1ヶ月以上経った。
ここまでで見えてきたのは、民主党は法律は無視し、独裁国家になろうとしていることだ。

ここまでの経緯を見てきても、予算から何から、国会を通さずに勝手に政権だけで決めて、国会は完全にそれを事後承諾する形になっている。これは明らかなる法律軽視、無視である。
また、民主党は与党と政府を一体化するとして、代表質問すらする気がない。これは、三権分立のうち、立法権と行政権を一体化するという意味になる。
また、政治資金問題で鳩山政権に打撃が加えられそうだと言うことで、千葉法相は指揮権を発動し、検察の動きを封じ込める発言をしている。つまり、司法までも、今の政権が牛耳ると言うことである。
三権分立が近代以降の国家の基本なのに対し、民主政権はそれを全て葬り去り、自らの独裁国家を作ろうとしているのだ。

また、地方分権と言いつつ、今の政権の目指しているのは社会主義国家であり、完全なる「大きな国家」を目指している。これで地方分権など見込めるはずもない。
そして出来上がった大きな政府、絶対なる権力を持つ政府に民主党が居座り、日本を牛耳る、完全なる独裁国家のできあがりとなる。
そして、無能な鳩山の裏で、全てを司る小沢、と言う構図になるわけだ。

この民主政権は、マニフェストも結局、国民受けしそうなものを集めて作っただけで、国家観があるというものではなく、日本をどうしたいと言うことすら欠けたまま作り上げている。
そして、そのマニフェストを何が何でも守ると言いつつ、無理矢理政治を推し進めているわけだ。そのためには法律すら邪魔であり、国会前に全てを掌握し、事後承諾の形でやろうと言うことだ。
過去の日本政権で、これほど危険な政府があっただろうか。

この極めて危険な民主政権に対し、マスコミはほとんど批判を展開しない。あれだけ鳩山総理がブレまくる発言をしても、一切追求しない。また、そのマスコミに情報を頼っている中高年は、完全に騙され、民主を熱狂的に支持している。まさに、国家の末期だ。

今の政権は4年間やると公言しているが、とんでもない。4年もやったら日本がなくなっている。
何が何でも今の政権には辞めてもらい、正しい保守の政権になるよう、国民がしっかり運動を展開すべきだろう。
そのためにも、新たな政界再編があることが望ましい。

日本を終わりにするかどうか、まさに今、日本を動かしている「日教組教育」による中高年世代にかかっている。その世代の目が覚めない限り、日本は終焉を迎えていくだろう。