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rails サーバーを別のPCからアクセスしてみた!

2016年08月26日 | 日記
ここまで古いノートPCにインストールしたFedoraCore20上で
Rails環境の構築、運用を行ってきたが、どうにも使い勝手が悪い。

そこでデスクトップPCからアクセスしてみたので、開通するまでの
手順は以下の通り。

はじめに、今回使用する環境をまとめておくと
PositionCPUOSProductVersion
ServerTurion X2LinuxFedoraCore20
Client Athlon64 X4WindowsVistaSP1



【システム構成図】


1)ネットワーク接続確認

まず初歩的な確認だが、ノートPCとデスクトップPCがLAN接続
できていることを確認する。
  
1)ノートPCのIPアドレスを確認する。
>ip addr

2)デスクトップPCで、コマンドプロンプトを起動し、pingを実行する。
>ping "ノートPC側IPアドレス"
応答があればOK. 無い場合は何とかする。
 
2)Railsサーバーの起動手順変更

通常railsサーバーの起動は
> rails s
でよいが、rails 4.2から仕様変更があった模様。
外部接続する場合はバインドオプションでIPを指定して起動する。
>rails s -b 0.0.0.0

ここで、オプションをまとめて置く。
optionfunctionformat
-bバインドするIPアドレスを指定-b 192.168.1.1
-crackupファイルを指定
-dデーモンとしてサーバーを起動
-erails起動時の環境を指定-e development
-hヘルプを表示
-pサーバーで使用するポートを指定
-PPIDファイルを指定
-uデバッグモードを指定


3)Linuxファイアウォールの設定

railsサーバーへのアクセスはdefaultでPort 3000を使用しているので
このポートを開放しなければならない。
FedoraCore20 Xfceの場合は設定アプリから設定を変更できる。

[アプリケーションメニュー] > [管理] > [ファイアウォール]


rootのパスワード入力を求められるので、入力する。



ポートタブを選択し、ゾーン:publicにポート3000を追加する。



4)デスクトップからのアクセス

デスクトップPCのブラウザを起動し、URL:http://(railsサーバー側IPアドレス):3000
を入力すると、サーバー画面が表示される。

これで、漸くストレスから開放されそうだ