「ありんこリンコちゃん」

ひさしぶりに「こうたんの本棚」です。

３月に５才になったこうたんですが、
先日図書館に行ったとき、自分で選んできた本です。
寝る前にも毎晩リクエストされるので、かなり気に入った模様。。

ありんこリンコちゃん タダ サトシ こぐま社 このアイテムの詳細を見る

クロオオアリのリンコちゃんが、巣を離れて、ちかくを探索するのですが、
さまざまな危険や出会いを経て、帰宅する話です。

リンコちゃんの顔が少々アニメチックに表現されているのが、
しょこら的には、ムムムという感じですが、
出てくる他の昆虫たちや、もりの様子も基本的に写実的で、
すごく丁寧に観察されてるんだろうな、と推察され、
しょこら的にポイント高しです。

巻末も著者のコメントによると、
今回リンコちゃんを描くために顕微鏡からのぞいてみたら、
夢中になってアリを見ていた５、６才の頃の記憶にある
アリの姿と大きさ、質感が、今顕微鏡で拡大されている姿と
変わらないことに気づかされたそうです。

最後のコメントがとても素敵なので引用させていただきますね。
「もし、皆さんのお子さんが、小さな花や虫をじっとみていることがあったら、
　どうかそっとしておいてあげてください。大人になったら決して見ることが
　できない世界を見ている大切な時間だと思いますので。」

以上。
本日は、これまで。