橋本真也、逝く

破壊王、永遠に。


あまりにも急なニュースに「嘘だろ」と。
どうせハッスルの新しい余興作りのための変なジョークだって最初はそんな風にしか思えず。
ゆっくりと時間が経つにつれ、ネットニュースやテレビニュースでも報じられ、この情報が信憑性を増し、認めざるを得なくなった。

1965年7月3日生まれ、40歳のあまりにも早すぎる死。
肩の故障治療で長期入院しているとは聞いていたけど、まさか死因が脳幹出血だったとは・・・。
レスラー故の定めなのか、頭部へのダメージを受けすぎたか。
闘魂三銃士結成当初から応援し続けてた人だっただけに、悲しい。
もうプロレスラー橋本真也の活躍を拝めないと思うと本当に残念極まりない。

今も忘れない、95年4月、天山広吉に放った垂直落下式DDT。

タイガードライバー91'（三沢光晴）
垂直落下式パワーボム（川田利明）
殺人バックドロップ（スティーブ・ウィリアムズ）
スタイナー・スクリュードライバー（スコット・スタイナー）
初期型天山式ツームストンドライバー（天山広吉）
みちのくドライバーⅡ（Dr.ワグナーJr.）

数あるエゲツない必殺技の中でもその危険度はKing of Kings
「破壊王」の名が指すクラッシャー的存在感。

「人生50年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり。」

戦国名将、織田信長の生き方に憧れ、己の信念を断固として貫き通した橋本。
あまりにも太く、短すぎた人生。

今はゆっくり、安らかに眠ってください。
謹んで御冥福をお祈り致します。