猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

猫の日に、南大阪で猫の問題を考える、、、

2018-02-22 21:35:12 | TNR活動とその他

 私たちの個人の活動ももう4年が経ちます。

主な活動は、TNR活動、保護譲渡活動の2本柱となっており

去年から医療費支援のための物販もはじめました。

まだ全然ですが、3/18ニャンズマーケットにも出る予定です!

物販は苦手なんですけど、京セラドームに来てね〜!!

 

なんでこんな活動をやってるのかというと、、、

お外で大変な思いをして暮らしてる猫ちゃんをただどうにかしたい

という気持ちだけです。

今まで対処方法を知らなかったので

何をどうすればいいか分からなかったのですが

今は対処方法を知ってしまいました。

もうつらい外猫を見たくないのです〜

 

 

4年やって、感じる事は、、、この活動終わりがない〜

やってもやってもキリがない状態です。

みなさんの頑張りでさくら猫はどんどん増えてはいるものの

同じ事の繰り返しです、、、。

みなさんに聞いても、個人での限界を感じておられます。

それに毎日猫活動に使う膨大な時間、資金をやりくりされ

体力が限界、気力も落ちて来ています。

自分がいなくなったらどうなるんだろう。

先が見えない不安、、、があります。

 

 

外猫問題はもはや環境問題。

たくさんの外猫がいることによって糞尿被害、騒音、ごみなど

様々な問題となります。

次々と子猫が産まれ、また猫が増えていき

生活環境が悪化し、地域住民は迷惑します。

そしてかわいそうに思い、餌をやってる人が

すべての責任があるように責められ

容認派、反対派で地域住民同士がいがみ合います。

猫の問題は、そこに住む地域住民、みんなの問題です。

これこそ、社会全体で取り組む必要があります。

 

猫が好きな人も嫌いな人も猫の数を減らしたいのは一緒です!

外猫に不妊、去勢を行い、適切な管理、見守りをして

猫の数を減らすような取り組みが必要なのです。

数が減れば、被害も減らせます。

 

南大阪、特に南河内は他の地域を見ても

ものすごく遅れをとっています。

とにかく餌やり禁止の一辺倒で、それが浸透しています。

餌やり禁止では、まったくもって

外猫問題が解決される事がありません。

参考資料①

その中で一番苦労しているのが、餌やりさん。

今は、隠れてこそこそとするしかありません。

不妊手術をして、掃除をして、できる限りの猫の管理していても

餌をやるなと怒鳴られ、肩身の狭い思いをされながらも

毎日の餌やりに通われています。

 

南河内のある地域、雨の日の餌やりに、自分は濡れているのに

猫に傘をさしのべる方がいます。

長年公園で1人で餌やりをされていた高齢の方で

猫の手術はすべて終わっています。

その方が体調を悪くされたそうです。

周りにたくさんの戸建ての住宅があるにも関わらす、頼んでも

餌やりのかわりをする方がおられず、高齢の旦那さんが

通われているそうです、、、。

そこの猫は、そこの住宅地で捨てられ公園に集まった猫が多いです。

餌やりさんにとって、猫は自分がいないとずっと餌を待ち続ける

我が子のようなものです、、、。

今後、ここの猫たちはどうなるのでしょうか。

 

 

手術をしても、餌やり管理をしても

不適切飼育をする方がおられ、外猫がいなくなることがありません。 

 

外猫問題を解決するには

家猫の適正飼育の指導

いわゆる、完全室内飼育、終生飼育、繁殖制限をすることです。

外猫にも、繁殖制限が必要です。

いわゆるTNR活動、地域猫活動になります。

保護するには限界があり、上記の蛇口を閉める活動が

最優先される活動に思われます。

今の状態では、シェルターをいくら作っても、いくら猫を保護しても

猫の問題は解決しません。

 

北大阪や大阪市は外猫にたいして不妊手術の助成金がでていて

積極的に外猫に不妊をすすめておられます。

南大阪では、助成金がでてる地域はわずか、、、。

和泉市、泉佐野市、堺市だけのようです。

助成金リストhttp://joseikin4catsdogs.web.fc2.com/4_kinki/4_osaka.html

まずは、ここを変えて行かないといけないのではと

地域のみなさん10名ほどで話し合いがありました。

参考資料② 

町の行政に詳しい男性お二人にも参加していただき

助言をいただき、大変勉強になりました。

それには、やはり組織作り、、、行く末は、NPO法人化。

トップダウン、力のある議員さんへの働きかけが必要ですと、、、

数はパワー、数が多いと行政も動かざるをえない。

それよりも市町村のTOPになるのが早いという

夢のような話にも発展しました。

それはそうですよね。

猫ボラさん選挙にでませんか(笑)??

 

助成金がでるようになるまで、10年かかったなんて話を聞きました。

それでも10年かかっても、地域のために必要な事ですから

要望し続けないとなりませんよね。

そうじゃないと何も変わりません。

 

すべての猫が幸せでいられるために、、、

目の前の猫の活動でいっぱい、いっぱいになっていたのですが

いつまでもこの活動ができるわけではありません。

そろそろ10年、20年後のことを考えて、先の見える活動に

していかないといけないなと思っています。

 

それが未来の猫を救う事になるのでは、、、

長い道のりですが、あきらめることなく

後世に引き継げるように関わっていく事が必要だと

感じています。

 

近いうちに大阪ねこの会さんに来てもらって、南河内、南大阪で

タウンミーティングを開いて、人数を集めたいと思っています。

1人ではなんの力にもならないけれど、みんなで力を合わせませんか?

みなさんのお力、お知恵を貸してくださいませんか〜

一緒に猫の問題に取り組んでもらえないでしょうか。

 

南大阪、特に南河内の方〜

ぜひよろしくお願いします。

 

南河内とは、、、富田林市、河内長野市、松原市、羽曳野市、藤井寺市

大阪狭山市、太子町、河南町、千早赤阪村だそうです。

 


 


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猫の日、おめでとう〜

ご訪問ありがとうございます

 

 

 

コメント
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