夢を見るのは ただ だから。

 ~Shizen放浪記~

おぃおぃ………

2007年03月26日 05時01分27秒 | Weblog
『しゃっくり』が止まらない………。



現在4:30。
しゃっくりが始まったのが0:30頃だから、かれこれ4時間も続いている。
オマケに何故か昨日からマシンガンの様に素晴らしく止まらない咳(喘息か?)もセットになって満足に息が出来やしない。

もう全部言ってしまおう。
恥ずかしながら現在、一身上の都合により、俺のアバラ骨は折れている。
医者が言っていたのだから間違いは無いだろう。
但し、緊急病院の当直医さんだった為、どこが何本折れているかは分からないと言われた。
しかし自分の中では5日目にして痛みも和らぎ完治したハズ………だった。
明日から1週間ちゃんと用事だって有る。
その為に今日は一応夕方まで寝ていた。
夜は友人とガストとか独りでコインランドリーとか行ったけど………。
自分なりに『静養』したハズ。

だけど、一言だけ言わせてくれ。







「痛ェ!」

カウチポテト

2007年03月25日 00時58分11秒 | Weblog
「4~5週間、安静にして下さい。」
40才前半と思われるその女医さんはレントゲン写真を見ながら淡々とした口調でそう言った………。



詳細は恥ずかし過ぎて言えないが数日前、どうしても我慢出来ない激痛に襲われ、恐らく産まれて初めて自分から病院に行った。
しかも生憎その日は祝日で中々診察してくれる病院が無い……。
『緊急医療情報センター』(確かこんな名前だった)の助けを借りて、紹介して貰った医者でいきなり冒頭のひとこと。

「……………いや、冗談じゃネェよ!」

俺は心の中で叫んだ。


そもそも俺の病院嫌いは有名で、「病気の大半は気合いで治る!」と、イイ歳した大人になった今でも俺は言っている。
だから自分でも動けるぐらいの痛みは痛くないと思っているし、体温計の数字が大きいだけの熱は熱じゃないと思っている。
ミクロの世界の悪玉に負ける訳にはいかないのだ。


しかし、今回は痛かった。
某地下鉄駅で動けなくなり、友達のユウジ君に車での迎えを頼んだ程………。
しかし…………情けないったらありゃしない。
お陰で露店にも旅にも出られないし、その他の用事も満足にこなせない。
幸いにしてお医者さんには悪いが診察箇所は5日目にしてほぼ完治した。
もうあまり痛くは無い。
大丈夫。

しかし、なぜか他の病気を併発してしまったようで体調が優れない。
こんなところで寝込む訳にはいかないのだが……。

意を決した。

今から明日の夕方までは、とりあえず安静にする事に決めた。



という訳で、歩いて3分のセブン(名古屋はセブイレとは言わない)に買い出しに行った。
自分の中ではかなりの買い物をしたつもりだ。
しかし………帰宅した後、家に冷蔵庫が無い事に気付いた。
そして、無かったのはリンスの方だという事にも気付いた。



病んでるな………俺。

キラキラ

2007年03月16日 03時20分21秒 | Weblog
「綺麗だなぁ………」



2週間ほど前、用事で珍しく早起きした俺は最寄りの地下鉄駅へトボトボと歩いていた。
その日は朝から『秋晴れ』で、抜ける様な青空が人々を包んでいた。
残念ながら彼らは鮮やかなセルリアンブルーに立ち止まる間も無く、多くは車輪の付いた鉄の塊の中で、青信号でも一向に動かない隊列に少しばかりの焦りと苛立ちを感じていた………のかも知れない。

幸いにもその日の俺は、社会の喧騒から少し外れた空間を漂泊していた。

正面から自転車に乗った学生服の女の子が、まだ真冬の面影を残す冷たい空気の隙間を縫ってトボトボの隣をすり抜けて行った………。

朝、人々は視界が狭くなる。
その日これから起こるであろうサクセスストーリーに心躍らせる者、人間関係のシガラミに既に打ちひしがれている者、あと数十分後に会える彼氏彼女の笑顔を思い描いている者………。
十人十色のフィクションを脳内シアターで上映させながら、現実世界の視線の先には大きな建物の小さな居場所を中ば無意識に、しかし的確にとらえている。
この世に存在するあらゆる生命体の中で、ズバ抜けて知能の高いとされるその動物はやはり、目的地への到達時間を1分1秒でも短縮しようと本能を働かせる。
結果、その途中でささやく道端の花達に耳を傾ける事も、電線の上で語り合うスズメ達に目を奪われる事も、酸素の味を噛み締める事も……急に流れる時の中では不必要な事柄として認識されてしまう。
穏やかな時の中~例えば昼休みとか~では大切な癒しとなってくれる筈なのに……。

幸いにも俺は今、トボトボと歩く事を許されている。
自転車の学生が過ぎ去った後、自分が橋の上にいる事にふと気付いた………。


吸い込まれそうな彩やかな青が、遠く地平線に向かうにつれてその色を失う。
しかしそれとは引き替えに光沢をおびた濃紺の水の帯が両脇に金色の芝生を従え、鉄筋を縫う様に俺の足下を通過している。
遥か彼方から降り注ぐ光の糸達は大気と触れ合い7色の歌を奏でながら川面に反射している。
光の粒は水に触れる度に、キラキラと小さな小さな小さな小さな音を発し続ける………。


都会の中の一瞬。


光、キラキラ。



俺は迷わず立ち止まり、携帯電話のシャッターを切った。

ある何でも無い朝の出来事だった。

金色の………

2007年03月14日 07時41分43秒 | Weblog
昨夜ブラザー4としょ~もない話で盛り上がり、明け方までドライブしてしまった俺は、不覚にもブラザー4の繰り出すしょ~もない話に興奮してしまい眠れなくなってしまった。

コンビニに寄った俺は空いた小腹を満たそうとパンコーナーに向かった。が、何気無く通り過ぎたカップ麺コーナーでソイツは俺の目を釘付けにした。

“スパイシーコクしょうゆ”

金色のバディに世界共通のブランドロゴ………………。
ヤツの誘惑に空きっ腹の俺はひとたまりも無かった。


ハヤる気持ちを抑え、俺はヤツが従順になるまで3分だけ待ってやった。
しかし食べてみると………華やかな外見に比べ、中身は案外地味に感じた。
バリメイクと派手なブランド物の洋服で着飾っているが、「趣味は?」と聞かれて「茶華道でございます」。
「は、はぁ………(リアクション困るやんけ!)」みたいな…………。



まぁ……………こんな生活がちょっと体に悪い事は確かだと思う。

似て非なり

2007年03月13日 22時07分28秒 | Weblog
「シュッ、シュッ」



昨日の夕方、所用で銀行の駐車場に停めた車から降りた俺は、何気無くポケットの中で手にふれた香水の容器を取り出し手首に吹きつけた。
いつもの様に軽く手首を首に回し、数十メートル離れたキャシュコーナーにやや早足で俺は向かった。
何の違和感も無く………。


しかし悲劇は数分後から始まった。

「………………???」

数社のキャシュコーナーが集まり、結構な混雑を始めている夕方のその場所で順番待ちをしている俺は愛用の“ライオンハート”と激しく違う匂いをキャッチした。

「……………………オエッ! クッセぇなぁ………。誰だよ! オマエか!?」

俺は前に並んで機械を操作している若い女性に尋問した。心の中で。


強烈。
クサいと言うよりも、強いのだ。匂い自体が。
冷静に分析してみると変な匂いでは無い。
しかし……………ここまでニオイが強いと飯が不味くなる。
っていうか、これ本当に香水の匂いか???


「…………………………………………ハッ!!!!!」

そこまで自問した俺は突然ある物を思いついた。
そしてポケットに手をやった。

“Ora2”

無情にも俺のジャケットの左ポケットから出て来たのは口臭予防スプレー『オーラツー』だった………。
………………………………………………………………………俺の記憶が確かなら、ここ半年間はコイツを買った覚えは無い………。

そういえば数分前の記憶を辿ってみると……「シュッ、シュッ」の後、何だかマキロンみたいに白く泡立っていたような………………………………………………………………………をいっ!!!!!


納得。
口臭予防スプレーだから匂いは強烈なハズ。
そして長持ちするハズ。

最悪ですやん…………。



仕方なく俺はその上から“ライオンハート”をつけた。
しかし恐らく、周りの人に迷惑をかけたに違いない。

「今日さぁ~、デラ変な香水のニオイがするヤツがいてさぁ~…………………」
と、彼氏彼女との会話のエサに2人ぐらいはしたに違いない。

自分が異臭の犯人だったとは………。



帰宅した俺は“Ora2”と“ライオンハート”の携帯ケースを見比べた。

ちょっと似ていた。

思い込みってコワイなと、ボクは改めて思った。

幸せのちから

2007年03月12日 04時54分58秒 | Weblog
ブログを見たShizenさんファンからメールが届いた。
↓↓↓↓↓↓↓
キミが見た映画ゎもしゃ『幸せのちから』…??



あっさり当てられてしまった………。
つい先日見た映画のタイトル。

ウィル=スミス主演のこの映画、俺は何も知らず、ただタイトルだけに惹かれ見る事にしたのだが………………結構、有名な映画のようだ。
今日もブラザー4に「何言ってんの?有名有名。」と言われ、レジ子さんに「あれ本当の親子なんらよね~」と言われてしまった。

みんな良く知ってんだなぁ………。

ま、今時のアメリカ映画でウィル=スミスが出ている時点で無名の映画のワケ無い………か。


劇中でウィル=スミス演じる父親が、ほぼ全ての財を失い行き場を無くし、駅のホームで子供とタイムスリップごっこをする場面がある。
その後父親は子供をトイレに連れて行き、そのまま朝までたてこもるのだが…………、我が身の惨めさを嘆き父親が涙を流すその一連のシーンが頭に焼き付いて離れない。

映画を見た直後、「よく出来た子役だなぁ………」と思っていたら、どうりで……本物の親子とはね。納得ナットク。

前にも書いた事があるが……俺は子供が好きだ。
大人は嫌いだが子供は大好きだ。

冒頭のファンからのメールには続きが………。
↓↓↓↓↓↓↓
そりゃホンモノの親子の映画ぢゃ子供も欲しくなりますょねぇ~…(●´艸`)ププ
まぁ……まだ…間に合ぅ…ょッ………?ワラ



おーぉー!言ってくれるじゃネェか………。
痛ェじゃネェか………結構。
知らネェぞ…………………そのうち……イキナリ………。





幸せのちから………か。

頑張ろ。

ビタミン不足?

2007年03月11日 21時12分40秒 | Weblog
最近ビタミン不足かも知れないと思っている。
なぜなら朝、特に顔がムクむからだ。
水分が不足しているのか、ビタミンが不足しているのか、はたまた体が壊れているのか………。


“野菜生活100”


最近俺はこの飲み物を愛飲している。
特に『紫の野菜』の方。
コレは美味い。
ブドウジュースという表現の仕方も有るが…………イヤイヤ、もっと栄養が有るハズ。
そして最近発売された『黄の野菜』。
マンゴージュースという表現の仕方も有るが……………イヤイヤ、もっと栄養は有るハズ。

まぁ、俺はトマトジュースや野菜ジュースも美味しく食せる人なのだが………。
いずれにしてもこれでビタミン不足は解消………だろう……か?

興味の有る人は1度お試しあれ。

ライオンハート

2007年03月11日 10時48分59秒 | Weblog
“Lion Heart”



もう何年前になるだろうか……………俺はそれまで香水と言えばBVLGARI“プールオム”を愛用していた。
かなり気に入った香りだったし、メジャーなブランドという事もあり、会話で話題になるのも使い続けた理由かも知れない。

しかしある日、香水屋さんで何気無くテスターをかぎまくっていた俺は素晴らしい匂いに遭遇した。
青いハートのそいつは一瞬で俺の心を奪ってしまった。

“ライオンハート”

赤い“エンジェルハート”は超が付くほど有名だが、青いハートは当時まだそんなに人気では無かったと思う。
以来、俺は彼を愛用している。
今ではすっかりメジャーになってしまったが………。



先日、香水屋に行った際、俺はショッキングな事を聞いてしまった。
近い未来、青いハートが無くなる………と。
どうやら赤いハートだけになるらしい……。
だからミニチュア瓶はもう無いし、大瓶も徐々に生産されなくなってくるとか………。


「マジかよ」

とギャル的な店員さんにクールに振る舞いながら、内心大ショックで俺は青いハートを1つ買った。

スタバ

2007年03月11日 08時47分36秒 | Weblog
野球が中止になってしまった。
せっかく早起きしたというのに………。

俺は「この時間を無駄には出来ない!」と考えた。



………………という訳で、スタバ。

噂の『ジャバ………何とかチーノ』を飲む気満々だったのだが………。
外が寒く、生憎コールドドリンクを飲む気にはなれない。
そこで俺はレジの店員君を5分ほど待たせ、迷った末、“プレミアムホットチョコレート”を注文した。

美味い!
かなり美味い。

「まぁ………どうせ…………………おそらく今日はもう何も食べないから………」
と1日の献立を勝手に決め、豪華な朝食にしてしまった。



今、俺の左隣ではバリバリのキャバ嬢的な女の人がバリバリにメイクアップをしている。
しかし俺が今彼女の目の前にある鏡なら、バリバリだろう………。

俺の右隣ではスーツにハーフコートの女性がジッと遠く…………というか、別な世界を眺めている。
どっかイッちゃってる………。
そして時々思い出したように、小動物的な機敏さでコーヒーを素早くすする。
おそらく何かで疲れてるんだろうな……。

俺の左隣隣の、少しばかり葉加瀬太郎に似た茶髪の男性はアゴ髭を擦りながら競馬新聞を食い入るように見つめている。
そして意を決して今出て行った。
グッドラック!
死ぬなよ。



『スターバックス』
ここは時がゆっくり、しかし素早く流れる空間。

俺はスポーツ新聞を買い込み、優雅な時をかみしめている。

金山総合駅南口広場

2007年03月10日 16時56分05秒 | Weblog
『金山総合駅南口広場』



今年に入り、一向にモチベーションの上がらない自分を連れて来た。

刺激を受けようと思って来たのだが………。
目の前に映るのは寂しい人の波と閑かな露店群、そして…………。

脳裏に浮かぶのは四条河原町の圧倒的な人の流れ………。

何だか悲しくなってきた。

何の収穫も無いまま金山を後にする。



「ええかげん何か描けよ………」

心の奥で誰かがつぶやいた。