CATS NO POWER!

aibaさんとショウコさんと純に好評のCATS NO POWER!
(不定期更新です。)
(頑張ります。)

5年目はもうすぐそこ

2010-03-26 00:01:09 | 雑考
三月。
卒業シーズン。
そんなことを忘れていた僕は、西荻窪で袴姿の女性の姿を見て、成人式か何かなのかな?と本気で思いこんでしまった。
田舎と違って、東京で季節外れの成人式なんてあるわけもなくて、ぼうっとする事数分後、“ああそうか、卒業式か。”と気がついた。
それと同時に、“僕も今年で(社会人になって)4年目だな。”と思った。
これが大学だったら卒業なんだろうけど、卒業なんてできるわけもなくて、5年目に突入する。5年目を目前に、異動。これもある意味卒業ということなのかな。
卒業~入学、という流れと違って、異動なんてものには希望は無くて、あるのは絶望ばかり。

ただ、絶望ばかりもしていられない。
だから、少し先の、手の届きそうな将来に楽しみを見いだす。
5月。地元(と言っても、車で40分かかる)で企画をやる。
何故、やることにしたのか。
理由は色々ある。
ただ、本音を言えば、東京への嫉妬。
僕は、東京に激しい嫉妬を抱いている。
何で東京ばかりに音が鳴るんだ、と腹の奥底で暗い炎をゴウゴウと燃やしている。
そんな東京への激しい嫉妬が、僕を突き動かすのだ。
5年目はもうすぐそこ。腹の奥底で燃えている暗い炎。5年間燃え続け、僕の身は焦げ過ぎている。待ち、焦れる。そんなのはもうやめようじゃないか。

5年目の5月。
僕は、クソみたいな田舎の全てに向けてフィンガーポインティングをぶつけてやるんだ。
何にも起こらないクソみたいな田舎に、大きな大きな声をぶつけてやるんだ。
5年目を目前にして、わかった。
仕事だけじゃあ、やってられない。何のために生きているのかわからない。
だから、何かをやるんだ。
だから、何かを始めるんだ。

そう言えば、僕とショウコさんが遠距離になって5年目目前。
この距離をいつまで続ける気なのか。
こんな距離、クシャクシャに丸めてゴミ箱に捨ててやりたい。
何かを始めないとな。
何かを形にしないとな。

ともあれ、卒業された皆さん、おめでとうございます。
ここを見ている人がいるのかわかりませんが、どこかで会ったら手を振ってください。僕も手を振るよ。
こんなことばかり言ってる気がするけど、どこかで偶然会って手を振る、この瞬間が僕はとても好きなんだよ。

時間だとか、距離だとかが遠くなったってさ、いいじゃない。たまには思い出してよ。その残像に手くらい振ってよね。もしくは、フィンガーポインティングでもいい。

街中でフィンガーポインティングを見つけたら、僕はそれをアナタだと確信する。ことにする。