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そしてこうなった村上春樹の新作2w

しかし、
オレは昔、小説を読むときに

こんなふうにストーリーを予想したりはしなかった。
しかし、村上春樹の小説を読むときにはする。

なぜだろう。
と、考えていたら、その答えも

彼が翻訳している本の中に書いてあった。
つまんねーから飛ばし飛ばし読んだ

「グレート・ギャツビー」のあとがきに、
と、思って引用しようと探したが、ないw

wikiで読んだのかもしれない。
とにかく、それは「サスペンスを入れなさい」みたいなことだった。

ああ、この「サスペンス」というやつで
われわれ村上春樹ファンというやつは

とりあえず熱に浮かされたように新作を求めてしまうのか。
だがね、それが心配でもある。

果たして、村上春樹は夏目漱石のように読み継がれるのか。
大江健三郎は読まれるだろう。

三島由紀夫も読まれるだろう。
村上春樹も読まれるだろう、

「羊をめぐる冒険」「世界の終わりとハーボイルドワンダーランド」
「ねじまき鳥クロニクル」ここまでは。

文を読み継がせるものが、
展開ではなく、文そのものであるほうが長持ちするという観点からみると、

最近、村上春樹の文は薄いw
困ったなあ。

たとえば、ね、
「1973年のピンボール」という小説で、

雨が降る場面があるでしょ。
あそこ、

あんな描写がもうでてこないんだよね。
ああいうのって、やっぱ

文そのものに白熱しないとでてこないんだよな。
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