魔法少女リリカルなのはStrikerS
第9話「たいせつなこと」(Aパート) 2007/06/02 03:15 tvk 感想です。
ストーリー(Aパート):
ティアナは模擬戦でなのはに撃墜されて以来、失敗どころか失望されたと酷く落ち込んでいた。
なのはもまた、ティアナとスバルのことを、特にティアナの今後について心配をしていた。
そんおり、海上に出現したガジェットドローン?型に緊急出動するなのは、フェイト、ヴィータの隊長陣。
航空戦ということもあり、訓練生たちは出動待機で待つことになっものの、
ティアナだけは出動待機を外れるようなのはに言い渡される。
役立たずは入らないと言うのかと酷く反発するティアナ。
なのはの意図や気持ちのわからないティアナを殴ろうとするヴィータを制止するなのはだったが、
代わってシグナムが殴り飛ばすのだった。
気まずい雰囲気のまま、任務に飛び立つなのは達、残された訓練生の4人。
スバルはティアナが悪いことを承知で反発する「独自に努力することもいけないのか」と、
その様子に黙っていられなくなった執務館補佐のシャリオがなのはの過去を語り出した。
………というお話。
レビューな感想(Aパート):
今回のはお話は、ティアナとなのは、そしてスバルとの確執と埋める話ということで、
ちょっとあっさりしすぎて拍子抜けな気もしましたが、綺麗にまとまって良かったよね。
シャマル「なのはちゃんの訓練用魔法弾は優秀だから、体にダメージはないと思うんだけど。」
前回、派手に撃墜されたティアナでしたが、やっぱり爆発の見かけは派手だったけれど、
怪我をしないように細工されてたんだってことがはっきりしましたね。
それにしても、死んだように一日眠っていたティアナさん、これまでよっぽで無理をしてたんだね。
ある意味、撃墜されたおかげで、ゆっくりと体を休めることができたみたい。(苦笑)
なのは「でも、ごめんね。監督不行届で…。
ファイトちゃんやライトニングの二人まで巻き込んじゃって…」
フェイト「うんん。私は全然。」
なのは「ティアナとスバル…どんな感じだった。」
フェイト「やっぱり、まだちょっとご機嫌ナナメだったかな。」
その頃のなのはさんは、前回キレて(巷では魔王化らしい)しまったことを気にしているようで…。
自己反省もあったのか、ションボリするように落ち込んでるの。
でも、コミュニケーション不足があったとはいえ、なのはさんは悪くないと思うのだけれど、
気遣うフェイトちゃんの動きがぎこちないのが事態の重さを物語っているようで痛い…。
スバルとティアナには、全然なのはさんの真意が伝わってないから…。
ということで、皆と話し合いをすることに決めたなのはさんでしたが、
ガジェットドローン?型の出現で出動することに。
ジェイル「私のおもちゃのテストだよ。破壊されるまでのデータが欲しくてね。」
例のマッドな博士とルーテシアの登場。この辺は全然進展がなかったんだよね。
おそらく、メインの話じゃないからなんだけど。
もっとも、ティアナたちのことが気になるので、そっちはどうでもいい感じだったけどさ。(笑)
さて、敵のメカが(ほんとに魔法物らしくない・笑)航空型ということもあって、
なのは、フェイト、ヴィータの3人、隊長陣だけで出撃することに。
訓練生であるエリオ、キャロ、スバル、ティアナたちは出撃待機みたい。
残った4人を指揮するのはシグナム姉さんが担当だって。
見た感じ、エリオくんとキャロちゃんは、
なのはさんがキレたこととか全然気にしているように見えなくて安心。
てか、この二人は、なのはさんの影の支えを知ってたもんね。
で、スバルは前回憎悪をなのはさんにぶつけていましたが…表情からは全然わからないの。
おもいっきり、気まずい雰囲気を作り出してるのはティアナだけだね……。(苦笑)
なのは「ティアナは出動待機から外れとこうか。」
ヴィータ「その方がいいな。そうしとけ。」
つーわけで、ティアナは外されることに。さすがにエリオとキャロも驚いたね。
スバルの反応も特に、ティアナなんかは戦力外通知と思ったんじゃないかな。
なのは「今夜は体調も魔力もベストじゃないだろうし。」
でもこれは戦力外通達とかじゃなくて、連日のような無理をした練習と睡眠不足だってこと。
現に、ティアナは一日死んだように眠っていたんだから大事をとった方が体のためだもんね。
ティアナ「言うことを効かない奴は、使えないってことですか………」
自暴自棄モードのティアナさん………やっぱりこうなったちゃった………。
てか、自分で言ってることわかってるのかな。矛盾してること言ってるし。
なのはさん、思わずため息だよ。気づかない程度だけど。
でも、教えるのは簡単だけど、自分自身で気づかなきゃ意味がない。
おそらく、まだ頭の冷えてないティアナには何を言っても無駄でしょう。
教官としてあえて鬼になるなのはさん。内心はつらいんだろうな。
なのは「自分で言っててわからない?当たり前のことだよ、それ。」
ティアナ「現場での指示や命令は聞いてます。教導だってちゃんとさぼらずやってます。
それ以外の場所の努力まで、教えられたとおりじゃないとダメなんですか。」
それ以前に、上司に逆らったらその時点で終わりでしょ普通。
なのはさんじゃなかったら、とっくに辞めさせられてるでしょうね。
それこそ、亡くなったお兄さんの名誉回復なんて望めない。
そんなだだっ子みたいなティアナにヴィータが動きましたよ。
けれど、なのはさんが制止。ヴィータがなぜ?って顔で驚いてるけど、なのはさんは、たぶん。
このままティアナに胸のうち全てを吐き出させようと思ってるのかも。
ティアナ「私は、なのはさん達みたいにエリートじゃないし。
スバルやエリオみたいな才能も、キャロみたいなレアスキルもない。」
あ~あ、ついに言っちゃよ。人間関係を破壊する呪文を。ただの妬みだよこれ。
これってね。言葉を換えるとエリオやキャロのことだけじゃなくって、
実は、仲間だと相棒だと思ってたスバルまで信じてなかったことじゃん。
ティアナ「少しくらい無茶したって、死ぬ気でやらなきゃ強くなんてなれないじゃないですか!」
でも、制止されたヴィータに代わってシグナム姉さんに襟首を捕まれて…
グーパンチで殴り飛ばされちゃったよ。あ~飛んだね。ティアナさん。
シグナム「だだを捏ねるだけの馬鹿は、なまじ付き合ってやるから付け上がる。
ヴァイス!もうに出られるな。」
ヴァイス「乗り込んで頂けりゃすぐにでも」
なに?このシグナム姉さんとの連係プレイは…。(笑)
あ、ヴィータがなのはを引きずるように、ヘリへ引っ張り込んでるの。
でも、体格差が違うから大変そう。
なのは「ティアナ。思い詰めちゃってるみたいだけど、戻ってきたらゆっくり話そう」
ヴィータ「だから付き合うなってのに!」
ああ、なるほど、なのはさんがお人好しモードに突入してるの。
これから出撃なんだから、今のティアナに時間なんて割いていられないもんね。
なのはさんのことだから、任務放り出してでもティアナに付き合おうとするに違いないね。
ヴィータちゃんはシグナムの意図を汲み取ったわけだ。ヴァイスもね。
やっぱり、なのはさんは鬼に徹しれなかったみたいだね。
じっくり話し合いもいいけれど、ここまで聞き分けのない子には、
いちど徹底して突き放してみるのも手かも。
フェイト「エリオ、キャロ。ごめん、そっちのフォローをお願い。」
エリオ「はい。」
キャロ「頑張ります。」
スゴイよこの二人。ティアナよりもずっと大人じゃん。
フェイトさんの日頃の教育がいいのかな。
それに引き替え、その年下に精神年齢で負けてるティアナっていったい………。
シグナム「目障りだ。いつまでも甘ったれてないで、さっさと部屋に戻れ。」
わかっちゃいるけど、簡潔すぎるよシグナムさん。
えっと………フェイトさん、これでエリオくんたちにどうフォローせよと。
エリオ「あの…シグナム副隊長…そのへんで……」
キャロ「とりあえずロビーに…」
エライよ、二人とも。ちゃんとフォローしようとしてるよ。10歳なのに…。
スバル「命令違反は絶対ダメだし、さっきのティアの物言いとか、
それを止められなかった私は、確かにダメだったと思います。
たけど、自分なりに強くなろうとするのとか、
キツイ状況でもなんとかしようと頑張るのって、そんなにいけないことなんでしょうか!
自分なりの努力とか、そういうこともやっちゃいけないんでしょうか!」
んんん。なのはさんの意図や、エリオくんたちの気遣いを全然分かってない人がまた一人。
でも、ティアナを止めるべきだったとか、物言いとかが悪いってことはティアナより理解しるみたい。
それに、一応、ティアナの努力の日々を見てるからね。でも………。
なのはさんたちは、別にティアナの自主訓練や努力を否定してるわけじゃないのに…。
ティアナの訓練が仲間を守るためではないとか、間違った訓練法だってことに気づいてない。
それ以前に、さっきのティアナの発言で、実は親友だと思われてなかって気づかないかな。(苦笑)
よっぽどのお馬鹿か、超お人好しだよ。まるでなのはさんみたいだ。(あっ?)
シャリオ「みんな不器用で見てられなくて。
私が説明するから、なのはさんのことと。なのはさんの教導の意味。」
どこまでも、分からず屋のティアナとスバル。
そして、口べたのシグナム姉さんじゃどうにもならないと思ったのか、
執務館補佐のシャリオさんが出張ってきたの。
なのはさんの過去を語って、彼女の真意を伝えようってことみたい。
てな感じにAパート終了なの。
誰もいないアイキャッチ。うんん、重苦しい状況を反映してるのかな?
( Bパートを読む )
過去記事:
第8話「願い、ふたりで」
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>ふっと気がつくと、はいていません。これも鬼の仕打ちなのでしょうか
どうしたのでしょうね。
でも、診察にはバリアジャケットが邪魔なのは確かでしょうし。
必然的に着替えさせる必要があったと思うよ。
きっと、その辺の真相はシャマルさんがご存じなのでしょう。