シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

オンニネイバルグァン

2006年09月17日 | 韓国
台風がかなりやばい感じで近づいてきてます。
1991年に俗に言う「リンゴ台風」という台風19号が来て、その時はかなり電柱も折れ、10日くらい停電したものです。
なんか報道によると、今回はここ10年来最大級の警戒を!とアナウンスしている。
やるべきことはすべて終えて、一応逃げる準備もしてます。昨年も裏の川の増水で避難した経験もありますし。
とりあえず、iPodの充電はしとこう。


さて、昨日、たまたまソウルでテレビ番組で知った「オンニネイバルグァン」。
現在、オンニネイバルグァンの3枚目のアルバムばっかり聴いている。
今日も台風が来る前にDISKBOXにCDを取りに行ったのだが、この時もしっかり聴いていった。
日本語では「オンニネイバルガン」とも「オンニネイヴァルガン」とも「オンニネイヴァルグァン」とも表記されるようですが、「オンニネイバルグァン」が一般的みたい。

1st、2ndから3rdアルバムがどう変わったかは、また後日にして、このサードアルバム『夢のポップソング(邦訳)』だけに関しては本当に最高のアルバム!もう捨て曲ナシ。
すごくキラキラした音質にチープなキーボードが絡んでいて、この辺はステレオラブとか、ロケットシップとか、ああいうちょっとエレクトロなギターポップバンドが好きな人は飛びつきそうだ。
これよりはやや女っ気のない、男のバンドって感じですけど。

韓国語で歌っているのだけど、だいぶ崩して歌ってるらしく、日本人にとっては英語を聴いているような感覚。
このアルバムでのVoはちょっとBMXBanditsっぽい、いい意味での脱力系。
ちなみに、かなりBanditsに濃く影響されたと思われる曲がある (笑)

サウンドは、スウェーデンのEgg Stoneをもっとストレートにしたように感じた。
80年代ネオアコっぽい実直な爽やかさもありつつ、でもやはり2000年以降のポストっぽい音でまとまっている。
こういうギタポ・ネオアコ的なカテゴリーでのかなり集大成的なサウンドだし、それが彼らの個性でもあるのだなー。
これはcall and responseと並んで現行バンドの中では、本当に大絶賛です。

実は日本でもライブに幾度か来ているみたいだし、韓国ではかなり大きなフェスティバルに出ている。
韓国ではかなりの有名バンドのようで、いわゆる韓国インディーロックの雄と位置づけられているようだ。

残念ながらネットで検索する限りは、リスナーの側に韓国ロックとか、K-Popとかそういうカテゴリーの域を超えていないように感じられました。
もっと広く聴かれるべきバンドなんだろうなーと残念で仕方ないので、騙されたと思って、このブログ見たギタポ人間はすぐに購入!

★以下にリンクを羅列しました。

【プロフィール系】
オフィシャルHP(ハングルのみ)
ここを開くと3rdの一曲目が試聴できます。
プロフィール
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日本のファンの方による詳細なディスコグラフィ
ディスコグラフィ

【レコ評】
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2nd 評
3rd 評
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ライブ情報
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ボーカル氏ソロ活動


韓国ベストアルバム100選に選ばれてます

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