シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

大阪にて その1 ~ゲントウキライブ

2008年03月26日 | 日本90's~
3月8日、本当に久々にゲントウキのライブに、大阪の南堀江に行ってきた。
2週間前のことなのだが、今日までだいぶ忙しかったのですでに遠い昔のような感じにすら思う。

前回行ったライブは福岡のビブレホールだったから、なんと5年ぶりくらいになる。
あらためてシノワとは互いにベアーズでやってたころはだいぶ対バンをしたなあ・・・と思ってシノワの過去ライブを確認してみたら、
http://www.asahi-net.or.jp/~gq6a-hrt/pastgigs.html

98年 11/1 @NAMBA BEARS《ミミジカンの休日》ペクセルズ/ゲントウキ/ミミジカン
99年 5/05 @NAMBA BEARS《CHILDISH SOUP VOL.14》GRASSES 64/ゲントウキ/MIDDLE OF NOWHERE
01年11/03 @十三FANDANGO《gyuune祭り》ヰタ セクスアリス/プレイスコールドスペース/ゲントウキ(シノワレコ発)

の三度しか対バンしてなかったことが発覚。でもゲントウキのライブはかなりみているので、実は、対バンよりも「客」として行ったことの方が多かったということが判明。まあ、それだけ好きで見に行ってたんだなあーと改めて実感した。

さて、今回はゲントウキのライブとともにバックをつとめた「Dial Group」という、ピアノにベースにドラムのいわゆるベン・フォールズ ファイブスタイルのバンドのアルバム "3 BLOC SESSIONS" のレコ発も兼ねているとのこと。
http://www.dialgroup.net/index.htm
で、このダイアルグループがとても良く、本当に素晴らしいライブだった。自分も人気絶頂期のベン・フォールズ ファイブのライブを見たことがあるが、これに勝っているとさえ感じた。ベン・フォールズ ファイブもベースにファズを噛ましていたが、こちらのベースさんもしかり。だけど、基本の音がずっとブーストしてる感じと、ピックでゴリゴリと弾くスタイルが相当好みな感じ。そしてドラムさんも稀に見る気持ちいいドラミングで、今までみたバンドの中でもかなり希有なリズム隊でオススメです。ピアノのコード感も気持ちいい。


そして、ゲントウキのライブはそのダイアルグループをバックにしたもので、ダイアルグループはさすがに音作りも変えてきていてバックに徹している感じだった。
http://www.gentouki.com
ゲントウキの田中君は自分のなかではギタリストのイメージが強かったのだが、ソロになってからはボーカリストとコンポーザーを全面に出した感じになってた。唄のうまさも増してたし、ステージ上での感じる器量もさらに大きくなって、なんかその姿が非常に感動的だった。周囲の方がついて行けていなかったために乖離していた彼の理想と現実と状況が、ようやく近づき始めているんだろうなぁと、そんな感じだ。
さて、ライブも終わってゲントウキの大阪でのライブは皆勤という、自分よりも一回り以上のファンの方と話をした。かなりゲントウキに入れ込んでおられるようだった。彼がし続けてるのは人も自分も幸せになる仕事なんだなーと実感。

ゲントウキには昔からたくさんの刺激を受け続けているが、今回はまた激しくそれをいただいた感じだった。


ライブのシメは「いちもくさん」。
ゲントウキの歌詞の言葉選びとメロディーへののせ方はもっともっと過大評価されるべきなのになあといつも思う。
ここまで日本語が気持ちよく聴けるバンドも少ないものだ。

そういえば、MCでは折々に標準語イントネーションが混ざっていた(笑)。


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