シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

UPSIDE DOWN

2012年06月09日 | indiepop90's
昨日しがらみから解放されて、ようやく CREATION の映画の UPSIDE DOWN をみることができた。
ちなみにファンとしてはあのジャケットを白の裏面にしたくなりますよね。
自分自身は19か20才ころからだから1993~94年あたりからクリエイションはリアルタイムで追っかけていた。
それまでは、ほとんど60'sの音楽ばっかりで、ああやってリアルタイムで新譜を楽しみに待つ喜びなんかはクリエイションで知った。

もちろんネットもなかったし、すべての新譜は当時は心斎橋のタイムボムか三条のスーパーミルクの入荷で知るという、今思えば幸せな時代だったと思う。
クリエイションの想い出としては、高校時代にライドのNowhereがだいぶ騒がれてて、当時の日本人ミュージシャンの今年のベストアルバムにかなり選ばれたことが最初の記憶。
その後大学同じサークルだったMODS仲間のヤマダ君が、なぜかクリエイションスープを気に入っていたことだ。

リアルタイム後の想い出としては、ブーラドリーズの Wake Up Boo! のEPを買ってうちで聴いた時にえらい興奮したこと、Teenage のグランプリを買って、シールドのレコードの口だけをハサミで切ってそのままたてかけて、気が付いたら気温でシールドが縮んでてジャケがフニャフニャになっこと、ライドのライブに行こうと思ったけどめんどくさくてやめたこと、ライドのタランチュラのジャケットのTシャツが売ってて、買おうか買うまいか悩んでやめたこと、ブーラドリーズのカモンキッズのLPを好きになるまで聴こうとしたが断念したこと、オアシスが出て来たときえらいクリエイションにしては普通で面白くないバンドが出て来たなと思ったこと。

それにしても映画に登場するミュージシャンがすっかり年を重ねてて、とにかく時間が経つのは早いなあと、そしてあれだけ好きだったクリエイションももう想い出なんだなあと思うと、なんか人生も短いかもしれないなと、そこでちょっと活力でた。


【驚愕】山口県柳井市にマーシャル(アンプの)博物館オープン

2012年05月03日 | 楽器・機材・DTM
ちょっと驚いたのですが、なんと山口県の柳井市にいわゆるアンプのマーシャル博物館が今日オープンしたらしい。
それもマーシャルミュージアムジ・ャ・パ・ンということ。おおお寝耳に水すぎる。
http://www.marshall-mj.jp/
試奏もできるとのことでちょっと驚愕なので、こんど平日にでも自分のギターとエフェクター持って行っていろいろ試してこよう。
レコーディングもできるんだとか。ソロだけでも録ってみようかなと。
SUPAFUZZも試奏できるんかなー
入館料は\1000とのこと。まあスタジオ代ですね。

新年度シノワ

2012年04月10日 | シノワ情報
いよいよ新年度。

さてシノワの活動としては今年の年始早々の1/8に京都の夜想にてライブをしまして、それ以降ご無沙汰でした。
MGMTの前座ライブから1年経って、すっかり「ああ、あんなのも居たなあ」みたいな感じに思われてるかもしれないくらいに、現代大量消費社会のスピードは何事も速いわけです。
で、実際のとこのシノワの活動は現在本当に多忙でして、まだまだ詳細をお伝えするには早い段階ではあるんですが、日々音源製作に没頭しているところです。
そりゃあ、ライブをする余地もないくらいに時間もかかってまして、ふと思うのは、ビートルズはよくあんな短期間であれだけの活動ができたなあと。
ライブ止めてなかったら、リボルバー以降にあれだけの音源は残せなかったんだろうな。
ともあれ、身に染みるのは、こういう時だからこそアウトプットよりインプットに気を配らねばということだ。


それで、もう一つ新年度といえば、うちの長女が明日小学校の入学式。
当ブログはよっぽどのことがない限り残るだろうから、入学式前夜にリアルタイムで記しだけも残しとこうと思う。
幼稚園とは比べものにならないほどに、楽しいことも楽しくないこともあるだろうけど、そのいずれをもフラットに捉えたうえでの生き方を学んでもらえればなあと切に願う。

ということで、やはり節目は最も敬うべき Small Faces より、スティーヴ・マリオットのこども時代に学び、あやかりたい。



文系音楽

2012年03月31日 | 英60's
今日は年度末で明日から新年度なのだが、飛散も本格化しはじめたヒノキ花粉にいいようにやられてる。
近年スギよりも症状が重いので本当に憂鬱になる。今はちょっと飲み薬も効かないほどでこれで薬飲んでなかったらどんな感じなんだろうと怖い。

さて、先日偶然立ち寄った古本屋で、ビートルズのサイケ時代の特集記事収録の雑誌を見つけた。
古本にしては高価に思ったが、今読まないとと思って購入。
ビートルズは幼少より好きだったが、いわゆるビートルマニアではないので、レコーディングの裏話とかそういうのはそんなに興味はなかった。
だけど、この雑誌のサージェントペパーズのレコーディングの話とか、今自分らも制作の立場にいるので読みながら参考になる部分が多かった。
そしてあらためて先日のリマスターのモノ盤サージェントペパーズを聴くと、なんか非常に生々しく聴こえてきた感があった。

勢い余ってこの本を注文。

自分なりに文系的な音楽制作を追求してきたのだけど、こういう雑誌とか活字からインスパイアされることを、そういえば最近見失っていた。
テクノロジーの進化について行くべくエセ理系ミュージシャンになりかけてたので、よい軌道修正ができたなあと。
特にネット社会で足で情報を得ることもおろそかになりがちだし。色んな意味で初心に戻ろうという節目になった。
新年、新年度という2つの節目の間の1~3月ってのは貴重な醸成時間だなあと改めて思う次第。。。



Just Passing

2012年02月29日 | 英60's
二月はサルというように気が付いたらもう春も間近になった。
今日くらいからいよいよ花粉症が来て、毎年恒例の喉の痛みと、全身のかゆみ、そしてそれを包摂するかのごとくの体調不良と気分の悪さに見舞われている最中。
ああ今年もついに来たなあと恐々としている。

さて今日は2月29日のうるう年だが、残念なことに、シノワの1stCD "Bloom" でドラムを叩いてくれているYagiさんが営む大阪心斎橋の有名古書店「ベルリンブックス」が今日付けで閉店ということらしい。
たまにお店の方に寄っていたが、やはりここでの最大の出会いは スクーターズ で、いまだに全く飽きずに聴き続けている。Yagiさん本当にお疲れ様でした。

そして、今日妻側の高齢のおばあちゃんが急逝された。自分にとって最後に残っていた祖父母で、これで自分から祖父母世代の人がいなくなった。
人生、時は止まること無く進んでいることを実感させられますね。