蒼王の宮殿@ぶろぐ

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「戦国乙女~桃色パラドックス」最終回の感想など

2011-06-28 23:59:59 | アニメ「戦国乙女~桃色パラダイス」感想
 アニメ乙女最終回。
 良いアニメの見本みたいなきれいな終り方だったと思う。
 アバンで西国3人衆とお別れ。敵として出てきた第9話で、半分くらい何を言っているのか分からない方言でみっちゃんを言葉責めしていたモトチカやクールなイメージがあったモトナリが12話、最終話で可愛い。
 アバンでは何も感じなかったが、OPが終ってAパートに入ると、何だか作画の色合いが変。全体に暗いというか…と思ったら、なんと演出!これはかなり驚いた。
 ノブ様の台詞と共に光が差し込み、いつもの肌の色に…なんかいろいろすごいね。タイトルの「陽光乙女」の「陽光」がノブ様に掛かるとはね。
 それにしてもみっちゃんの表情が柔かくなったなぁ。可愛さ倍増。
 再び真紅の鎧を纏おうとする伊達先生、
「私が、この甲冑が怖くないの?」
「だって私、あなたのこと良く知りませんもの」
と平然と応えてしまう安定のヨシモー。
 そして何よりあまりにオトコマエなノブ様。気がつくとみっちゃんだけでなくイエヤスもヨシモーもノブ様に惚れているしね。何、このハーレム物語。素晴らしい、もっとやれ。
 甲冑を叩き割り、天下を治めるということはどういうことかと説くノブ様。カッコイイ。
 目が覚めた伊達先生はヒデヨシと元の世界に戻る決心をする。
 翌日、安土城に集まっていた武将たちが続々と元の領地に帰っていく。ヨシモーと共に駿河に帰っていくイエヤス。
「ノブナガお姉さま、またすぐに戻ってきます」
「戻ってこなくて結構!」
ノブ様とイエヤスとの間に割り込むみっちゃん。
「疲れておいでであろう。ゆーっくりと屋敷に戻って、養生してくだされ。ゆーっくりとな」
口元引きつっているし。本能寺を超え、もうすっかりノブ様とラブラブいちゃいちゃな毎日を送れると思いきや、今度はイエヤスか…。いつもはあんなに派手なノブ様は押しに弱いのか、なかなか拒否できないっぽいのが何だか「らしく」て良い。まぁ、色々な場面でのノブミツのプッシュを見ていると、まぁ、安心だけれど。
「お気遣いありがとうございます」
とにっこり笑うこの表情までは、第3話くらいの黒さを隠していた頃のイエヤスのものだが。
「では、ミツヒデさんも」
ここにきて一瞬で真っ黒なイエヤスに。
「せいぜい足元をすくわれぬよう気をつけることだな」
でも、もうこんなイエヤスを
「変らないなぁ、とくにゃん」
と落ち着いて見ているヒデヨシ。悟ったか…。
 シンゲンとケンシンも、ヒデヨシにまた今度遊びに来い、と声を掛けて帰っていく。
 自分たちも戻ろう、というノブ様にヒデヨシが、元の世界に帰る旨を伝える。
「帰り方がわからないと言っていたではないか」
そういうみっちゃんはちょっと困った風なのが良い。ノブ様は、伊達先生のおかげだ、と悟り、
「準備が整ったら声を掛けろ」
と言い残してその場を去る。
 あまりにあっさりしているノブ様を意外に感じる伊達先生に、
「親方はシャイなんですよ」
実はこの場面で最初からいたシロ。ちゃんと犬っぽくしている。
「帰るか」
「うん」
普通に会話を始めるシロとヒデヨシ。
「犬が喋って…ここって、そういう世界なの?」
かつて第7話ではヨシモーはシロが喋るのを平然とスルーしていたが、人間の大きさの違いか、ヨシモーの安定具合のどちらだろうか。
 そして夕刻、ヒデヨシがこちらに来た時に夜盗の群が暴れていた村付近、既に村は完全に復興している。
「急いだ故、傷が増えたやもしれんが」
とみっちゃんがヒデヨシの携帯を差し出す。
「本能寺の住職に置いてきた荷をまとめてもらっていたのだが、貴様のはこれしか見つからなんだ」
おいおい、みっちゃん。本能寺の住職が荷をまとめたのを受け取っただけなのに、どうしてそんなに全身煤で汚れているんだよ。ミエミエだよ。自分で探したんだろうに。後ろで見ているノブ様も気付いている風だし。
「大事な物だと言っておったから」
みっちゃんがあまりに可愛すぎる。ヒデヨシが喜んで抱きつく。
「私は貴様などいなくなってせいせいする!」
とか言っているけれど、その煤汚れと表情では説得力なし。
「あけりんてばツンデレなんだから。もっとデレてよ!」
などと2人がジャレ合っている間に、ノブ様と伊達先生がお別れの挨拶。
「お世話に…というより、色々迷惑掛けちゃったわね…あなたにも」
と、みっちゃんに話しかける伊達先生。
「まったくだ。貴様が武士であったならば、ためらうことなく斬り捨てておるところだ」
「まぁ、そのお詫びと言ってはナンだけど」
と伊達先生、謎の笑みを浮かべながらみっちゃんに耳打ち。
「ノブナガさんのような人を落とすにはね…」
イヤホン差して音量無茶苦茶上げて確認してみたのだが、この時の伊達先生の台詞は聞こえないようになっている。
 先生、先生。ノブ様のような人を落とすにはどうすれば良いんですか!
 が、それを聞いたみっちゃんは顔を真っ赤にしながら「破廉恥な!」などと言っているところを見ると相当な技が必要なのだろう。
 でもノブ様はどうも押しに弱い気がするので、ノブ様の布団に忍び込め、とか言っているような気もする。
「がんばってね」
と言われて
「おう!」
なんて返事しているところを見ると、どうやら試してみるらしい。
 その後でノブ様とヒデヨシのお別れがあるのだが、この時のお別れも一見あっさりしているようで、でも
「ほんに楽しい一時であった」
この一言にノブ様の想いが詰まっていてぐっと来る。
 ヒデヨシは携帯ストラップをノブ様に手渡し、そして伊達先生と一緒に帰っていく。
「親方、あけりん、元気でね!」
見送るノブ様は笑顔で落ち着いたものだが
「達者でな!またいつか…!」
腕を掲げ、そう叫んでいるのがみっちゃんだというのが何とも。
 場面は完全にヒデヨシ世界に移ってしまうが、この後みっちゃん絶対泣いているよ。間違いないよ。小説書きたい。
 ヒデヨシは伊達先生と共に元いた世界に戻っていく。ヒデヨシがスッ転んだパチンコ玉も残っているし、ヒデヨシの今月の全財産も転がっている。
 反射的に時間を確認しようとして携帯を取り出すが、やはり第4話の川中島で壊れたままである。
「壊れてたんだ…」
そう言いながら画面に大きく走る亀裂をそっと撫でた瞬間、携帯画面が一瞬だけ点灯する。
 ノブ様とみっちゃん、ヒデヨシが映った写メ。ヒデヨシがまだ制服を着ているので第2話か。いつの間に撮ったんだろう…なあの村の復興の場面だろうか。ノブ様はヒデヨシを穏やかな表情で見ていて、その隣でみっちゃんがまんじゅうを食べていたりする、平和な1コマ。
 すぐに画面は消えてしまうが
「夢…じゃ、なかったのかな」
正直、第1話を見た時点で最終話でこの場面は絶対にあると思っていた。ただ携帯が4話で壊れてしまったので無理かと思ったが…王道、だが、それが良い。
 その後はいつもの日常に戻って、この世界のあけりんととくにゃんがいたり、伊達先生は歴史の授業をしていたりする。
 そんなある日、ヒデヨシがすれ違った女性が
「神頼みで天下統一ロード」
とか言いながら神社から出てくるところ。第1話のオジサンは
「神頼みでバトロワリーチ」
とか言っていたのとほぼ同じタイミング。このすれ違った女の人は何となくノブ様に似ているような、でもメガネを掛けていて…はっ!ノブ様とみっちゃんの間にできた子孫では!みたいな感じ?
 なんとなく既視感を感じて神社の階段を見ると、シロにそっくりな犬が階段を上がっていくところ。それを見て何となく神社を見に行くと、シロがまさしくかつての伊達先生のように過去に飛ぼうとしている!
「実はな…」
とシロがヒデヨシに耳打ちするところで終了。
 何となく第2期を匂わせているようにも見えるが、シロの正体は伊達先生が以前に出会った未来から来た人間のような雰囲気を漂わせていたので、これはヒデヨシにとっては初耳でも視聴者にはおおよそのことが見当もついているし…というわけで、きれいな終り方だったと思う。
 楽しい13週間だった…。
 AパートとBパートの間のCMで8月に行われるコンサートの案内が入った。6時までの先行販売。ワンセグ録画していたので携帯が使えなかったので番組終了と同時に電話。
 整理番号順に入場らしいのだが、仕事帰りにローソンで受け取ったチケットは600番台半ば。どれだけの人が集まるんだよ…。
朝/なんだっけ…
昼/なんだっけ…
夕/なんだっけ…


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