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映画「シャーロットのおくりもの」

2006-12-29 23:52:32 | 映画
ジャンル:ファンタジー
製作年:2006年
製作国:アメリカ
配給:UIP映画
監督:ゲイリー・ウィニック
出演:ダコタ・ファニング
脚色:スザンナ・グラント/キャリー・カークパトリック
声の出演:ジュリア・ロバーツ/スティーヴ・ブシェミ/ジョン・クリース


その日生まれた仔ブタの中で、一番弱く間引きされそうになった小さな子ブタを助けた少女ファーンは、その仔にウィルバーと名付け可愛がりました。どこにでも連れていく可愛がりようを心配したファーンの両親は、ウィルバーを隣の牧場へ売ってしまいます。ウィルバーは家畜小屋の仲間にからかわれ、ファーンを想って淋しくなっていると、どこからともなく優しい声が聞こえてきました。その声の主は嫌われ者のクモのシャーロット。二人は友達になり、やがて家畜小屋の仲間たちとも仲良くなります。学校帰りにはファーンが遊びに来てくれるし、楽しい生活でした。しかし春に生まれた仔ブタは、雪を見る前に食べられてしまうという事を知り、衝撃を受けるウィルバーを助けるために、シャーロットたち家畜小屋の仲間たちは知恵をしぼり、ある素晴らしい方法を思いつきます。ウィルバーが”特別なブタ”だということを知らしめる、素敵な方法を・・・・。


小さな頃、この絵本が大好きでした。まさか映画になる日が来るとは思っていませんでしたが、絵本の世界そのままの可愛らしい作品でした。
実はダコタ・ファニングを見るのはこれが初めて(^-^;今までタイミングが合わず損ねていたので・・・。小粒な12歳のダコタちゃんは、ウィルバーが大好きでちょっと内気な少女ファーンそのものでした。人間の友達のいないファーンにとって、ウィルバーと家畜小屋の仲間たちは大事な友達。それがやがて、同級生とちょっとドキドキしながら手をつないで遊園地で遊ぶまでになる、少女の成長ももう一つのストーリーの見所でもあります。
クモのシャーロットの声はジュリア・ロバーツなのですが、彼女、こんなに優しい声だったかしら?と思うほど、慈愛に満ちた優しい声で。ウィルバーがシャーロットに懐いていくのも頷けるような。
スティーブ・ブシェミ演じるネズミのテンプルトンがとっても愛すべきユーモア溢れる良いキャラクターでした。彼がいなければウィルバーも救われず、シャーロットの赤ちゃんたちも生き残れなかったのですから!
映画としてより、絵本のことを思い出しながら観賞していました(^-^;
でも、そんな大人たちがたくさん居ると思います。
子供の頃には、シャーロットの献身的な愛がただ哀しかったのですが、今見ると、嫌われ者のクモだった彼女の抱える孤独を癒してくれた、大切な大切な存在だったのでしょうね、ウィルバーという愛すべき”ひかえめな”普通の寂しがり屋の仔ブタが。
クリスマス・シーズンの素敵な贈り物って感じの映画でした☆

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