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TANAKAHAN日々思った事を綴ってみたりして

無理した

2016-10-03 22:32:53 | Weblog
自分には向かないであろう事をやってみると、記憶に残る人生経験となる場合が多い。僕の舞台経験を知る人からは意外だと言われるけど、人前で何かやったり話す行為は僕には最も向かない。結果を残せないということではないけど、普段の自分と比べれば、無意識に無理していると思う。その観点で言えば、今日の結婚披露宴の写真撮影も同じ。舞台との違いは人との距離感。舞台は演者と観客の距離がほぼ固定しているから自分の世界観の表現にある程度集中出来るけど、その境界線がない今回のような場面では、人それぞれ違う距離感の中、臨機応変に間合いを取ったり割り込んだりしながら、撮影スキルとカメラアングルを同時に発揮しないといけない。特に集合写真撮影なんてプロがやる仕事だ。我ながら良くやったと思う。撮影の合間にも、披露宴に関わる様々なプロの仕事を垣間見たのは興味深かった。プロと素人の違いなんて結局、覚悟の違いでしかないけど、人との距離感が苦手な僕の性分に照らせば、これを職業にするにはちと耐えられない。まあ、忘れられない一日にはなったけど。
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