こんにちは!公認会計士の青山です

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ハーフパイプとフリーキャッシュフロー

2017-02-03 | 公会計

 ウィンタースポーツ真っ盛りですね。フィギュアスケートにジャンプ。スノボ・ハーフパイプもその1つです。ハーフパイプとは、技を決めながら緩い斜面に作られた長いハーフパイプを往復しながら徐々に下っていく競技です。技を失敗すると、速度を維持できず次の演技に影響してしまいます。難しい競技ですね。

 私は、このハーフパイプが、会社の事業活動に似ていると思うのです。会社では、毎年度最善のパフォーマンスが求められます。一度でも営業判断を間違うと推進力を失い、翌年度以降の会社運営に影響するでしょう。

 つまり、両者とも一度でも演技(会社では営業判断)を失敗すると、その演技の評価(その年度の業績)だけではなく次の演技(翌年度の業績)にも影響する点です。

 私は、両者の関係を理解するために、「フリーキャッシュフロー」という言葉が良いのではと思っています。「フリーキャッシュフロー」とは、会社が事業活動から獲得したお金のうち自由に使うことができるお金です。会社では、毎年度のパフォーマンスが「フリーキャッシュフロー」を生み、それが翌年度の事業活動に繋がります。経営者は、常に「フリーキャッシュフロー」を意識して経営しなければなりません。「フリーキャッシュフロー」は、ハーフパイプでは「エアーの高さ」といったところでしょうか。どちらも、次の演技に繋がる役割を担っています。

 こんなことを考えながらハープパイプの競技を見るのは私だけでしょうね。でも、会社経営が如何に難しいかは理解できると思います。

 


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