遊びをせんとや生まれけん

キャンピングカーGTで車中泊したり温泉巡りしています。

浄専寺

2017-04-18 15:39:30 | 日記
店休日の今日、天気もなんとか回復したため、例により父と二人で宮崎県五ヶ瀬町の浄専寺に垂れ桜を見に行きました。
私は知らなかったのですが、父が以前行ったことがあるとのことで、薄れ行く記憶を2日がかりで掘り起こし、どうにか場所を特定して出動の運びとなったわけです。



熊本IC→益城IC→R415→R218→R503とたどり到着です。
途中の桜はやはり予想通り殆ど散ってしまっていましたが、中には満開のものもあり、山の中だしひょっとしたら間に合うかもと期待を持ちつつ浄専寺へ向かいました。



途中で円形分水という看板が見えたので、脇道に入ってみました。私は石垣マニアのみならず、円形分水や石橋、水路橋といった産業遺産マニアでもあるのです(笑)
R218の山都町野尻という信号を左折し1キロほど走るとありました。円形分水です。

なかなか見事な円形分水で、中央部から大変な勢いで水が湧き出しています。
昨日の大雨の影響で濁っているのがちょっと残念ですが。
見終わってR218に戻るときふと合流点を見るとなんと立派な石橋が見えるではありませんか!

円形分水と石橋を一度にみることができ、これだけでも来た甲斐があったものだと思わぬラッキーにニンマリする私でした。



さて、到着した浄専寺境内には何本かの垂れ桜の大木がありましたが、残念ながら完全に終わっています。
しかし小ぶりなものが何本か満開を迎えており、雰囲気は十分に味わうことが出来ましたね。



垂れ桜の花弁は他の桜に比べてかなり小さく可憐なので好きなんですね。
これはまた来年のベストシーズンに訪れる必要があります。


さて帰り道ですが、同じルートを通っても面白くないので、高森峠を目指しました。
途中でまた寄り道をします。
三ヶ所川に架かる夕日の里大橋を見に行きました。橋自体に特徴はありませんが、なんといってもその高さが凄い!
下を流れる川を覗くと目は眩み足はすくむ。
ここは紅葉の時期に来ると良いかもしれません。
残念ながらスマホのカメラではスケール感は出ませんね。


このあとR265で高森峠を越え南阿蘇の「手うちそば 日出や」さんで昼食。


南外輪山を眺めることができる雰囲気の良いお店でした。私はおろし蕎麦、父はとろろ蕎麦を食べましたが、お店の雰囲気と同じく優しい味で満足しました。
ただ、父はいつもそうなんですが、食べたいものを素早く決めることが出来ず、慌ててあまり好きでもないものを頼んでしまうことが多く、今日もそのパターンだったようで、二口くらい食べて「もういい」。
いつものことなので私のと取り替え、そうするとまた食べ出すわけです。
無理からぬことですが、記憶力、判断力の衰えが目立ちます。
そんなことを言っている私の記憶力も極めて怪しいんですけどね(笑)
注文した蕎麦の写真を撮り忘れるという痛恨のミスを犯してますし(泣)


その後私の大変お気に入りの南郷谷をうっとり眺めながら「俵山交流館 萌の里」へ。
最近やっと地震被害から立ち直りフルオープンしたので、母の仏壇に供える花を買うために立ち寄りました。
ここは阿蘇観光の入り口となる大事な施設なので復活は大変嬉しいのですが、まだ商品のラインナップが少し足りないような気がしました。
ちょくちょく寄って、少しではありますが
協力していきたいと思います。


今年は桜の開花と我々の出撃のタイミングが合わず残念でしたが、これからは新緑のシーズンになるので、またあちこち出かけたいと考えています。
現地にいかなければ何も見ることも感動することも出来ませんからね!