「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

近頃は

2017年10月06日 | 対馬産の蘭
春蘭でも、寒蘭でも、東洋蘭にしても、
風通し良い蘭舎で
通気良く乾き易い用土で植え付けた鉢というのは
作り易く管理もし易いのだろう。
しかし、それでは面白味に欠ける。
少しでも気候変動に耐える株に成るように、、
少しでも葉姿が立派に成るように、、
少しでも根が太く長く多く成るように、、
少しでも花が大きくバランス良く咲くように、、
紅花は紅く、更紗は鮮明に、青花は濃ゆく咲くように、、
と願いを込めて配合に、粒の大きさに神経を集中して、
考えながら用土作りを試行錯誤する事に
蘭作りの楽しみがあるのではないかな?
まぁ、
蘭を作るには陽光、通風、水分、肥料の必須要項が必要だが、
それらを最大限に生かす為にも用土に気を付けるべきで
蘭作りを楽しんでいく手法の1つとして
土について悩んでいきたい、、
苦しむ為の悩みではなくて、
楽しむ為の悩みとして考えていきたい。
その結果として
今回の植え替えた鉢の1つに成果が見られたのでご紹介。

理想としては ある程度の太さで
上から下まで同じ状態を保ちながら下りていて
所々茶褐色に変色していてほしい。
大粒は赤玉だけにしようかな?
いや、
赤玉が多いと水持ちが良くなり過ぎるだろうし、
焼き赤玉が硬く感じたが、
それよりもサツマ土の方が硬いな~。
悩むなぁ~❤
コメント
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