社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

新型インフルエンザへの正しい対応

2009-05-25 07:33:56 | SADの症状と現況

今週末予定のPanasonicイベントの中止(豚インフルエンザの影響)新聞折込みチラシ(求人広告誌復活?)でも掲載しているが、新型インフルエンザへの過剰な反応と言うか対応により、経済に冷や水を掛けているが、日本の国民性とマスコミと政府と行政と企業が悪いと言う事になる。つまり、冷や水自身を浴びせているのは国民自身と言う事になるが、やはりその元となる正しい知識を、マスコミや医療機関が提供していないのではないかと考えている。もっとも全てのマスコミとは言わないが・・・。

少なくとも天下のNHKでさえもまずい報道を繰り返しているとしか見えない。

さて、先週から朝日新聞に『新型インフルエンザ よく効く知識』の連続編が掲載されており、これがなかなか的を得ているのでその最初から紹介する

新型インフルエンザ よく効く知識 基礎編①
マスク 過信禁物 マスクの力を知っていますか?最大の効用は「咳エチケット」。くしゃみや咳のしぶきを飛ばさず、感染拡大を断ち切る強い見方だ。のどの保温効果で、抵抗力も高めてくれる。

 でも、街中での感染防止効果はない。過信は禁物だ。世界保健機構は「正しく使わないとリスクは増す」と警告する ・鼻、口、あごを覆う ・鼻筋にフィットさせる ・ひもを持って顔からはずす ・表面にふれないように注意

新型インフルエンザ よく効く知識 基礎編②

家族を自宅でかんびょうする時はどうか。こちらも効果を調べた研究はないが、WHOは「身近で看病する時は、多くの人がつけたくなるだろう」と理解を示す。正しく使うコツは、患者に接した直後に外して捨てる事。つけっぱなしでうろうろしない。ウイルスを広げてしまう。WHOは部屋の換気」も推奨。患者には「鼻をかんだらすぐ手を洗い、ティッシュもすぐ捨てる」と呼びかける。

新型インフルエンザ よく効く知識 基礎編③

日常ではN95不要

市販マスクに時折書いてある「N95」とは何でしょう。「直径0.3マイクロめー路津(μm)の粒子を95%以上通さない」という規格。インフルエンザウイルスは、咳などのしぶきにくるまれ直径約5μmの粒になっているので、ブロックできる。しかし、息苦しい。搬送業務で使っている関西の緊急隊員はは、「長時間はつらい」と打ち明ける。呼吸が楽なら、顔に密着していない証拠。防御効果は発揮できない。専門家は「日常生活では必要ない」と言う。医師も、特別な場合しか使っていない。

新型インフルエンザ よく効く知識 基礎編④

手洗いがカギ

インフルエンザは、新型も従来型も、患者のくしゃみのしぶきが手などに付いて広がっていく。ウィルスが空気中をふわふわ漂うことはない。さらに新型には、従来型と違う特徴がある。下痢や嘔吐(おうと)が多いことだ。米国の報告では患者の25%が、神戸の患者43人分の速報でも、10%弱が下痢をしている。米疾病対策センターは「手->口の感染経路も考えられる」と警告する。くしゃみ経由でも、下痢経由でも、鍵をにぎるのは「手」。石鹸を使ってこまめに洗おう。その後にアルコール性消毒液を使えばもっといい

新型インフルエンザ よく効く知識 基礎編⑤

一日一回ふき掃除

インフルエンザウイルスは、手を介して広がるでは、汚染された手が触れた道具や家具などは、どうすればいいのだろう。ウイルスは、一体どれだけ行き続けるのか。海外の複数の論文によると、物の表面にくっついたインフルエンザウイルスは1~2日過ぎると死ぬ。京都府立医大病院教授の藤田直久さんは「家庭なら一日一回、ぞうきんで丁寧にふき掃除をすれば十分でしょう」。特別な消毒薬は使わなくていいそうだ。電話機・リモコン・照明のスイッチ・蛇口などは、みおとししやすい。要注意ポイントだ。

さて22日(金)の朝日新聞の記事に、『中高年、新型に免疫?』が掲載されていた。

米CDC分析 新型豚インフルエンザの感染者に若い人が多いのは、1957年より前に生まれた人の一部には免疫があるためらしい。そんな見方を米疾病対策センターインフルエンザ対策部門のジャーニガン副部長が20日、会見で明らかにした。

同副部長によると、スペイン風邪の流行が始まった1918年以降、世界で流行していたのはH1N1型。アジア風邪の流行が始まった57年以降、H2N2型が流行するようになった。

今回の新型ウイルスは、57年まで流行していたウイルスとはかなり異なるが、H1N1月。中高年の人の血清を調べたら、今回の新型に対しても何らかの防御反応があることがわかったという

中高年の人に何らかの免疫があるとすれば、新型対応ワクチンが使用可能になった場合、若い人を中心に接種していく方法もかんがえられる。との事らしい。

と言う記事が前日ではあるが掲載され、すぐ次の日の記事には『感染地域・年齢 拡散警戒』と以下のグラフが朝日新聞の一面に掲載されていた。感染者確認数338人(23日23時現在、7都道府県)

  1. 10歳以上15歳未満 33人( 9.8%)
  2. 15歳以上20歳未満240人(71.0%)
  3. 20歳以上30歳未満 23人( 6.8%)
  4. 30歳以上40歳未満 11人( 3.3%)
  5. 40歳以上50歳未満 10人( 3.0%)
  6. 50歳以上       8人( 2.3%)

と言う事で、前日の記事で’57まで以前に生まれた人には免疫があるとの事は多少疑問ではあるが、ある程度、これの事実を証明しているのかも知れない。

つまり、上記データで行くと40歳未満で91%を超えるし、大半は15歳から20歳代に集中している。最も高齢者や10歳以下の年代では持病や体力不足からくる、感染に注意する必要があると思うが・・・。私の場合は50歳以上の上記 ’57年以前に生まれた事もあるし、持病はあるが、まだ十分な体力を持っている事から、まず心配はない。従ってマスクをする必要性を全く感じない。


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