社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

CMS再調査(国産オープンソースBaserCMSは残念ながら見送り)

2011-01-20 22:42:46 | ITについて

CMSを再び(新しい国産のBaserCMS)検討する事にした。理由は前回でも掲載したが、当社のレベルでは使えないと判断したからだ。そして何時までも私がイントラを更新する訳にもいかない。しかし一方で、このCMSを徹底的に調査してQHMを導入した背景から、ここ一年も経たない内に、再度調査しても無駄な気もしていた。しかしどうもそうではないような気もした。なんか分からないが、新しい変化がありそうな予感がした。

個人的に大きな期待を持って、前回紹介した国産オープンソースのBaserCMSについて更に調査検証した。デモサイトでの検証だけではなく、ローカルサーバーに実際インストールして動かしてみた。当社のローカルサーバーの環境はそれほど非力ではないし、殆ど重たいアプリケーションなども走らせていない。さらとはいわないが、それ程パフォーマンスが落ちているはずもない。しかし結果は予想以上にレスポンスが悪い。IE6でQHMで作成された今のイントラとインストールしたばかりのBaserCMSとで余りにもそのレスポンスが異なる。確かにFireFoxを使えば何とか我慢の範囲となるが、これではいくらなんでも、問題だ。大半の社員がと言うか私みたいにFireFox等をインストールして使い分ける社員等は殆どいないし、会社では基本的には推奨していない。

以前に何回も取り上げたIE6の問題だが、問題であろうが、粗悪品であろうが、欠陥品であろうが、当社(親会社グループ)では標準だ。粗悪品をばらまいたMicrosoftの問題はあるが、標準品としたのは当社の情報部門だ。その前はNetscapeだったのに・・・。そうそのまま同じ系統で行ってもらえればよかったのだが・・・。しかし今更愚痴を言っても仕方がない。

実は、このBaserCMSを調べて行くと、私と同じ現象を確認された方もいた。そして更に調べると、このBaserCMSがcakePHPをベースに開発されているが、このcakePHPでも同じ現象が出ている様だ。しかしどっちの問題であっても、結果的にBaserCMSがそれを解決できなければ、意味がない。その後このBaserCMSを使って作成されたホームページを何種類かアクセスしたが、やはり現象は同じだった。そう私には耐えられない程遅い。そして結論を出した。

大変残念だが、あきらめる事にした。BaserCMSの将来に期待するとして、今は採用できないと言う事だ。cakePHPについても将来に期待したい。良いフレームワークになって欲しいとしか言いようがない。何時かこれも私が仕事を変えるか、引退したら検証したいが、今の所、cakePHPはGUI作成にのみ特化して使用した方が良い様だ。実際に使っていないので何とも言い難いが、まだ完成されていないのだろう。

今回は、大変期待しただけに残念だ。当社の標準ブラウザーがIE6でなかったら・・・。


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