Voyage MPD スターターキットを使ってみよう

VOYAGE-MPDを少し手軽に使える方法の紹介

HDDのパーティションをへらす

2011-06-14 21:24:14 | 日記


これまで、ALIXに直結させているUSBハードディスクには7個のパーティションを切って、それぞれに分類した曲ファイルを保存していました。ところが、voyageはそのうちの3パーティションしか認識しません。正確には、voyageをGMPCでみるとUSB0からUSB7までの8つのUSBが表示されるのですが、実際に曲が読み込まれるの0から2までで、それ以降のUSBディレクトリーは空なのです。何度も、databaseのupdateなどをしてみたのですが、うまく行きません。

ある人に聞いてみたら、答えが出ました。私の入手したvoyageーalix キットはパーティションを7個も切るようなことは必ずしも想定していないようで(私のキット以外のことはわかりません)、多少のソフトの変更が必要とのことです。ある1行の書き換えで解決します。ただし、そうするとスタート時のファイルの読み込みに30秒以上程度余分の時間がかかるとのことです。

せっかくのきびきび動くvoyageの特色が薄まってしまうのでは、と考えソフトの書き換えではなくパーティション数を減らすことにしました。パーティション3個ならスムースに読み込めます。

原因がわかったので、とりあえずすっきりしました。

インシュレーターを使ってみました。

2011-06-12 14:25:03 | 日記
VOYAGE-ALIXキットのケースがシンプル過ぎるので、音質改善を目指して少しいじってみました。
アコースティックリバイブ の インシュレーター(4枚入) CP-4 を貼り付けて使ってみました。

厚さ2mm、直径5cmのクロロプレン製の円盤です。ALIXのケースの底には付属品のプラスチック製の足がつけてありましたが、それを剥がして薄い両面テープで貼り付けました(写真)。

ケースの上面には鉛の塊でも乗せるのがいいのかもしれませんが、手元になかったので替わりにミネラルウォーター入りのペットボトル4本を載せてみました。

「SN比、透明度を改善し、ダンピングの効いた低域へと増強する 」が製品説明ですが、聞いての実感は製品説明と少し違うのかもしれないのですが、はっきりした効果がありました。解像度が高まることです。

CDをリッピングした30人編成の男声コーラスを聞いてみると、以前は聞き分けられた人数が5~6人程度に過ぎなかったのですが、これを貼り付けたら10人程度の声がわかるようになりました。2000円以下でこの効果ならコストパフォーマンスは悪くないかと思います。

XMOSを使ってみました。

2011-06-08 21:27:15 | 日記
XMOSを使ってみました。

これまで、VOYAGE-ALIXに接続するDDCとしては、フェーズテックのUDIF7 を使ってきました。音はいいのですがハイサンプリング・ファイルを再生できないという問題がありました。そこでXMOS(USB Audio 2.0 Reference Design) を使ってみました。

DIGI-KEYに注文すると、2週間程度で手元に着きました。150ドル程度です。

http://parts.digikey.com/1/parts/1850779-usb-audio-2-0-reference-design-usb-audio-2-0-reference-design.html

6センチ×9センチ程度の小さな基盤です(写真)。USBの入り口と光ケーブルの出口がついています。VOYAGE-ALIXからのUSB出力、FIREFACE・UCの光入力に繋ぎます。あちこちのブログではつなぐだけで音が出ると書いてあったので、簡単に考えたのですがダメでした。ちょっと外れ籤を引いたみたいです。

曲の最初の部分5秒程度で、”ploblems opening audio device” と出て止まってしまいます。ファームウェアのバージョンによっては不安定になることがあると聞いていたので、ファームウェアのアップデートをすることにしました。

ところが、XMOSのホームページを見てもさっぱりわかりません。英語だということもあるのですが、「あっちへ行け、こっちを見ろ」と言われて右往左往するばかりです。(このサイトは不親切なことで有名らしいです)。結局、日本のあるブログに質問して教えていただき、やっとファームウェアのアップデートができました。

で、音を出してみました。まず44.1のファイルで試しました。UDIF7 と比較すると広々とした場所でゆったり、生き生き演奏していると言う印象です。特に低音が魅力的です。なかなかのものです。

ところが、176.4のファイルではWINDOWSやMACでは聞いたことのないいい音です。またまた一段のレベルアップです。ただ、15秒に1度程度一瞬音が切れます。これを直さなければなりません。もうひとつ新しいバージョンがあるので、それで試してみます。

とにかく、魅力的な音なので挑戦する価値はあります。一般的にはつなげるだけで、これだけの音が出るようなのでお勧めです。

バッテリー電源に変えた。

2011-05-28 10:44:43 | 日記
ALIX-VOYAGEの電源をこれまでのYAMAHA PA-6 からSANYOの音楽用バッテリーKBC-9VCに変えてみました。DC9Vの”eneloop music booster”という商品で、リチウムイオン電池内蔵、グラフィック・イコライザーなどの電源などが本来の使用目的です。

「PCオーディオファン」最新号のVOYAGEの記事中の写真に写っているものと同じ(たぶん)です。上の写真のALIXの隣の白い箱です。この写真を撮ったときには、充電中でしたので赤いランプが点滅しています。

ALIX-VOYAGEの電源は、7Vから20Vのようなので、9Vなら適正と思われます(言うまでもありませんが、電源交換は自己責任)。

気を付けなければいけないのは、出力用DCコードのプラグがセンター・マイナスであることです。
最近のオーディオ機器用ではセンター・プラスのことが多いので逆です。このまま、差し込むとALIXが壊れるかもしれませんので、付属の極性変換コードを使用することが必要です。説明書にはきちんと書いてありますが、(筆者と同じように)説明書を読まない方も少なくないと思いますので、念のためのお知らせです。

箱から出して、充電に3時間程度、ALIXに差し込んでみました。音は、ALIX-VOYAGEの特色を一段と強調するものですが、低域がやわらかくかつ引きしまって聞こえます。女性ボーカルは歌手が表現しようとしている微妙なニュアンスを的確に伝えます。リュートの独奏では指が弦に触れ、次の音が出るまで一瞬、弦が止まる様子までが聞き取れます。
ジャズのライブ録音では、観客の咳がまるで我が家の誰かが別室で咳をしているのかと誤解してしまうほどリアルに聞こえます。ただし録音が悪いものについては、聞くに堪えなくなることすらあります。少し残酷です。

秋月のスイッチングアダプターからPA-6に変えたときも、機器のレベルが一段上昇したように感じたのですが、KBC-9VCでさらに一段の上昇です。いまさらですが、電源の効果は大きいものです。

なお、バッテリー電源なので残量が低下した場合は充電しなければならないのですが、その場合は出力は自動でOFFになります。筆者のALIX-VOYAGEでは電源が切れると、再度電源ONにした場合、データベースをアップデートしなければならないのです(設定を変える必要があるかも知れませんが、やり方がわかりません、VOYAGE-STOREのPunkyさんに質問してみる必要があります)。今までは、PA-6 を使って電源を入れっぱなしにしてあったので問題ではなかったのですが、バッテリーにしてからは、これがちょっと面倒ですが、音の良さはこの不便さを上回っています。

電源がらみの話のついでですが、YAMAHA PA-6は生産中止ですが、代替品として "V6952000"が販売されていました。お知らせまで。
http://www.yamaha.co.jp/product/piano-keyboard/search/as_result.php?s=PSR-540&t=3

iPodをリモコン代わりに使う

2011-05-24 17:37:18 | 日記
iPodをリモコン代わりに使えるということなので、そのためのソフトMPoDをiPodに入れてみました。家族がALIX-VOYAGEを使いたいというので簡単に使える方法として採用しました。iPodには詳しくないというよりもほとんど使ったことがない筆者にとってもインストールは簡単でした。

手元のiPodが無線LANにつながっていましたので、アップルストアにアクセスし、MPoDを取り込んでALIXのIPアドレス"http://192.168.o.o"、Port "6600"、名前"root"、パスワード"voyage"をインプットすれば完了。

iPodを起動すると、最初の画面の右側の方にMPoDのアイコンが出てきてそれをクリックして、画面下方の"song"をクリックすると曲のリストが現れます。曲名をクリックしてスタート。

いちいちパソコンを立ち上げなくともALIX-VOYAGEがスタートしますので、家族に好評です。まるで、リモコンのように使えます。最近のネットワークプレーヤー並みの便利さです。ALIX-VOYAGEは音質・利便性ともに、ネットワークプレーヤーに十分対抗できるのではないでしょうか。

iPhon・iPadにも同じようなソフトがあるそうで、使っている方は少なくないとのことです。

(筆者は、iPodには詳しくないというよりもほとんど使ったことがないので、MPoDは簡単に動きましたが、この項には自信がありません、誤ったところがあったら訂正コメントをよろしく)。