筋診断法 色と健康 健康を害したらその復活をお手伝いします。

健康の基本は「生活の正しさ」です。「正しい姿勢」「正しい食事」です。もし、体を壊したら基本に立ち返りましょう。

土踏まずに気をつけろ!!

2021年05月05日 | 筋診断法

アーチエイジング 

外反母趾、巻爪、生活習慣、加齢等で足裏のアーチが崩れ、偏平足になってしまいがちです。

アーチエイジングは成長期から始まっています。

硬い素材や伸びない合皮製の足に合わないローファーを日常的に履いていると靴底が左右非対称になりアーチの崩れにつながります。

女性は特に妊娠・出産でのホルモンの影響や高ハイヒール靴が原因とされるものもあります。

足裏や指にタコやウオノメができやすくなり、歩行や運動がさらに制限されるため筋力が衰えることになります。

アーチは立った時体重がかかってもきちんと対応出来るようになっています。

つまり、地面からの衝撃を吸収して体を安定させ、歩行や走行をスムーズにさせてくれるのです。

アーチが崩れた状態で歩行すると、足首の骨が内側に倒れた状態で立つので膝が内側にねじれ、それに伴って股関節も可動域が制限されてしまいます。

 

☆自分でアーチの崩れに気づくポイントは;

  ✔ 足のサイズが大きくなったと感じる

  ✔ 足にタコやウオノメができる

  ✔ 靴底が左右非対称に削れる

  ✔ ゆっくり大股で歩けない

  ✔ アキレス腱が硬くなりヒールの方が楽に感じる

  ✔ 足やひざが痛くなる

 

 ☆足にやさしい靴選び

  ✔ かかとがフイットし、靴の中で足が前後左右に動かないもの

  ✔ かかとをしっかり合わせ指先に適度な余裕がある

  ✔ 親指と小指の付け根に圧迫感がない土踏まずの一番高い場所とインソールがフイットしている

  ✔ かかとを覆う部分が硬く靴底はクッション性のあるものを選ぶ

 

☆インソールとアウトソール

  ✔インソール ― 靴の内側の底(中底) 

  ✔インナーソール ― 後から入れる中敷き

  ✔アウトソール ― つま先からかかと部分の長さ。 地面に触れる部分(本底)

  ✔ミッドソール(中板) - インソールとアウトソールの間に入れるもの

   *ヒールはヒールの高さかかとのない場合はソールから採寸した高さ

 

 *靴を買うときは、必ず自分に合う物はどのような靴なのかを調べるか、店員に聞いてください。

    種類がたくさんありますし、メーカーによってもかなり違いがあります。

  安易に買わないよう注意してください。

 

 ☆崩れを予防、痛みを軽減するには、

    ☝足首をしっかり回し、指全体をつかんで前後に伸ばす、縮めるを繰り返す。

    ☝ふくらはぎを下から上にマッサージする。

    ☝股関節のストレッチ

    


<筋肉のエネルギー源となる酸素消費量を増やしましょう>

2021年02月14日 | 筋診断法

筋肉のエネルギー源となる酸素消費量を増やしましょう

    コロナ禍で運動不足の人も多いでしょう。

   これを解消する運動の一つが簡単でお金のかからない「早歩きとゆっくり歩き」の

「インターバル速歩」です。

 

最初は無理せず、

☆ゆっくり歩き3分→早歩き(速歩)1分→ゆっくり歩き3分→早歩き1分 (5回続ける)

    慣れてくれば、早歩きを3分にし、回数も増やしましょう。

 

    *「ゆっくり歩きはダラダラと歩いては効果がありませんし、

   *「早歩きも少しキツイくらいでないと効果が望めません。

 

☆基本のフォーム

     ✔姿勢;背筋を伸ばして胸を張る

     ✔足 ;指先で地面を蹴り、かかとから着地

     ✔肘 ;直角に曲げ、大きく振る

     ✔歩幅;出来るだけ大股で歩く

     ✔目線;25メートル先、やや斜め下

 

☆準備運動は必ず体を動かす、動的ストレッチを行ってください。

 必ず下半身から行いましょう。

 歩いた後は静的ストレッチです。

 

 

☆パルスオキシメーター

最近話題になっている、新型コロナウイルスに感染した人が肺炎などの重度の呼吸器不全を

起こしていないかを判断するための医療機器です。

どのくらいの酸素が今血液中に運ばれているかを採決せずに体の外(指に挟むだけ)から知

ることができるもので、最近では家庭向けの製品も発売されています。

しかし、貧血気味の人、指先が冷えていたりした場合やマニュキュアをつけていたりすると

正確に測定できません。また、機器ごとに数値に誤差があるようです。

医師に相談して使用することをお勧めします。

 

☆これからもまだまだ続くコロナウイルスとの闘い、油断せず行動しましょう。

 あなたの油断が家族も、友人も、危険にさらします。

 この危機に対して社会に貢献できることは油断しない自粛です。


判定された体質による食養生

2020年11月09日 | 筋診断法

<気虚・気滞・血虚・瘀血・陰虚・痰湿>

☑血をつくる「鉄」

 体内に存在する鉄の量は約3~4gと微量ですが、血液の成分として不可欠なミネラルです。

 野菜や果物に多く含まれるビタミンCやクエン酸は変換作用を持ち、酵素の働きを補ってくれるため、

 一緒に摂取することで鉄の吸収を促進することができる。

 (レバー、バジル、青のり)

 

☑コラーゲンの形成に関与する「ビタミンC」

 人は体内で合成することが出来ないため、食事から摂取する必要があります。

 ビタミンCは体内でコラーゲンが形成されるときに必須となる成分です。

 コラーゲンは皮膚や血管、骨など体の様々な組織の構造を支える繊維状のタンパク質です。

 コラーゲンを構成するアミノ酸の一部を変化させる反応にビタミンCが不可欠です。

 柔軟性のある血管、張りのある肌、丈夫な骨を保つためにビタミンCが必要です。

 

☑血管拡張作用を持つ「酢酸」

 酢酸は唾液の分泌を促進し血圧や血流の改善作用、中性脂肪の代謝促進など様々な生理活性があります。

 こうした作用から高血圧や」血の巡りが悪い方には酢の摂取が推奨されている。

 米酢は精米からですが、黒酢は玄米を使用するためアミノ酸や有機酸が多く含まれています。

 (玉ねぎなどの辛味野菜)

 

☑血行を促進させる「アリシン」

 玉ねぎやニンニク、ニラなど食物を切る、潰す、加熱調理をすることによってアリインという物質が

 分解されることで作られる。 

 血液が固まりやすくなるのを防ぎ、血栓がつくられないようにする効果があり、心筋梗塞や脳梗塞の予防に役立つ。

 さらに、血行を促進する効果もあり、血液をサラサラ状態に保つ働きがあります。

 アリシンはビタミンB1と結びつく作用を持ち、エネルギー代謝をスムーズにし、熱生産を高め、疲労回復を促すビタミンです。

 

☑血流改善・抗酸化作用を持つ「ビタミンE」

 末梢の毛細血管の拡張を促し血行をよくする働きがあるため、冷え性や肩こりなどの緩和、

 また高い抗酸化作用で血中のコレステロールが酸化されて、血管壁に留まることで生じる動脈硬化も予防することが出来ます。

 ビタミンE単体よりもビタミンCが同時に存在していることがより効果的です。

  (かぼちゃ、サツマイモなど冬に取れる根菜類)

 

☑体を温める「ジンゲロール」「ショウガオール」

 生生姜は末梢の血管を拡張させ血流をよくする働きがあるため手足の先が冷える末端冷え性などの改善に効果的。

 殺菌効果があり食中毒や風邪の予防におすすめです。

 ジンゲロール(体の深部の熱を手先、足先に運ぶ)

    →加熱・乾燥→

 ショウガオール(体の深部の熱をつくり出して温める)

 

☑エネルギー代謝・体熱産生を促進する「カプサイシン」

 体内にカプサイシンが入ると血液によって運ばれた中枢神経を刺激し、その刺激が副腎に伝わり

 アドレナリンというホルモンが分泌されます。アドレナリンは体脂肪の分解を促進し、

 エネルギー代謝を高めるため体熱産生の上昇から発汗を促し、結果効率よく脂肪を燃焼させることにつながります。

 カプサイシンを大量に摂取すると胃腸が炎症を起こす場合があるため注意が必要です。

 (唐辛子、キムチ、豆板醤、タバスコ)

 

やる気を起こす「ドーパミン」「ノルアドレナリン」

  ドーパミンからアドレナリンがつくられます。

  アミノ酸 → ビタミンB6、ナイアシン・鉄 → ドーパミン → ノルアドレナリン

 (フェニルアラニン)             (元気さ、快感) (やる気、判断力)

  (フェニルアラニンはタンパク質を豊富に含む肉や魚、卵、大豆製品などに多く含まれ ています)

 

ストレスを緩和する「GABA」

 脳に存在する抑制系の神経伝達物質として、ストレスを和らげ、興奮した神経を落ち着かせる働きをします。

 また、血圧降下作用、肝機能改善作用、肥満防止作用などの機能を有します。

 (トマト、ミカンなどの野菜や果物、発芽玄米、発酵食品などに多く含くまれている)

 

☑精神を安定させる「セロトニン」

 幸福感を感じさせ精神を安定させる作用を持つ神経伝達物質です。

 セロトニンの原料となるのが必須アミノ酸のトリプトファンで、多く含む肉、魚、大豆製品などの食物を摂取することで

 セロトニンの生成を高めることが出来ます。

 朝、太陽の光を浴びることやウォーキングやジョギングなどのように一定のリズムを繰り返す運動によっても体内で分泌が

 高まります。

 セロトニンは体内でメラトニンというホルモンに変わり眠気を促し睡眠の質を高める働きにもつながっています

 

☑血液をサラサラにする「n—3系(オメガ3)脂肪酸」

 DHA/EPAには脂肪分解酵素であるリパーゼを活性化する作用があります。

 摂取することで、効率的に脂肪を燃やすことが出来ます。

 リパーゼによって脂肪がグリセリンと脂肪酸に分解されるとともに、心臓や肝臓、骨格筋などを動かすための

 エネルギーを生み出すことが出来ます。

 EPAは血小板擬集抑制作用に優れており、血液の粘土を下げ、血液をサラサラにし固まりにくくします。

 脳梗塞や心筋梗塞など血栓症の予防に効果的です。

 (DHA/EPAはマグロ、カツオ、サンマ、アジ、サバ、イワシ、ブリなどの青魚)

  青魚が苦手な人は、n⁻3系(オメガ3)脂肪酸であるα⁻リノレン酸の摂取がおすすめです。

 (えごま油、亜麻仁油、くるみ、チアシードなど)

 

☑脂質吸収阻害・むくみを改善させる「アルギン酸」

 水溶性食物繊維はコレステロール吸収阻害作用や、腸の機能改善作用が認められており、血中コレステロール値や

 おなかの調子が気になる人に向けた特定保健用食品にも利用されている。

 また、ナトリウムを吸収し体外に排泄する作用を持つため、むくみや高血圧の改善に期待されている。

 (昆布・わかめなどの海藻、こんにゃく、オクラ、ゴボウなど)

 

☑利尿作用をもつ「カリウム」

 強い利尿作用があり、腎臓でナトリウムの再吸収を抑制し、尿中への排泄を促進させ、余分なナトリウムや水分を

 体外へ出す作用を持つ。そのため、血圧を下げ、むくみの解消につながるほか、尿とともに熱が放出されるため、

 体を冷やすことにもつながります。

 (胡瓜、トマト、茄子、西瓜、バナナなど夏が旬の野菜や果物に多い)

 

<その他の食養生>

 ☑麹(麹菌)

  酵素の働きにより、素材を柔らかくした発酵食品の旨味や甘味を引き出したりします。

  食材が柔らかくなることで体内の消化・吸収が効率よく行えるようになります。

  さらに、麹菌は豊富なビタミンやミネラルなどの栄養素をつくり出すため、疲労回復や美容促進にも効果的です。

 

 ☑甘酒

   ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ブドウ糖、オリゴ糖、アルギニン、グルタミン、と云った

   アミノ酸など含まれていることから「飲む点滴」と呼ばれ、」発酵食品であり、整腸作用を持つため、

   便秘改善、美肌効果などが期待できる。

 

 ☑納豆

  必須アミノ酸を豊富に含んだタンパク源です。納豆菌は胃酸に強く生きたまま腸に届くため、

  腸内の善玉菌を増やす作用がある。

  ナットウキナーゼと云う酵素には血液中の血栓を直接溶かす働きと血栓を溶かすために働く

  ウロキナーゼと云う酵素を活性化させる働きがあり、脳梗塞や心筋梗塞の予防に役立ちます。

  しかし、血液の凝固にかかわるビタミンKが多く含まれており血液をサラサラにする

  ワーファリンの作用を妨害してしまい、これを服用の方は納豆の摂取を控えてください。

 

 ☑もち麦

  大麦の一種で特徴は食物繊維の多さです。玄米の3倍含有しβ―グルカンと云う水溶性食物繊維を多く含んでいます。

  Β―グルカンは血糖値や血中コレステロール、中性脂肪を低下させる働きがあり、腸内環境を整えるため、

  肥満予防、便秘改善におすすめです。

 

 ☑小豆

  タンパク質、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンB2、カリウム、鉄、アントシアニンなどを豊富に含んでおり、

  ポリフェノールの含有量は赤ワインを越えています。外皮に含まれるサポニンも抗酸化作用があるほか中性脂肪や

  コレステロールを低下させる作用もあります。

  こしあんより外皮が含まれる粒あんの方がおすすめですが、砂糖を添加するため取り過ぎには注意が必要です。

 

 ☑緑茶

  紅茶、ウーロン茶などカテキンと云うポリフェノールを含んでいますが、最も多く含むのが緑茶です。

  殺菌作用があるため、風邪の予防や風邪のひき始めの症状の緩和にも効果的です。

 

                                      日本成人病予防協会「ホスピ」より

 


☆自分の体質を知ろう☆

2020年11月09日 | 筋診断法

  体質チェック

        チェックの多く付いたものが自分の体質の特徴です。

     自分自身の体質を客観的に把握して食養生を考えましょう

 

1.「気(き)虚(きょ)」気が不足している状態。

      元気や気力と云う言葉のように「気」は活力・エネルギーのもと。

      疲労を感じやすく、ストレスや緊張などの精神負荷がかかると、免疫力が低下しやすく、風邪なども引きやすい。

       □ 疲れやすく倦怠感や無気力感がある

       風邪をひきやすい

       冷え性である

         下痢をしやすく食欲があまりない

      □ 朝が苦手

         胃もたれしやすい

 

2.「気滞(きたい)」気が停滞している状態。

       主にストレスや疲労の蓄積が続き「気」の流れが悪くなって滞っている状態。

       精神的に不安定になり、イライラしたり落ち込みやすくなったりといった不調が現れやすくなる。

       □ 不安感や憂うつ感があり、イライラしやすい

        □ ため息をよくつく

     □ ゲップやおならが出やすい

          のどや胸がつかえた感じがする

       □ 頭痛が起こりやすい

          不規則な生活をしている

 

 3.「血虚」血が停滞している状態。

   体に栄養素を行き渡らせる「血」が不足した状態。

        肌や臓器に血が行き渡らないため、ツヤのない青白い顔色になったり、

       めまいや立ちくらみが起き、肌がカサカサになったりする。

 

       ☐ 顔色が悪い

       目が疲れやすい

    唇や爪の色が淡く、割れやすい

    皮膚や髪が乾燥しやすい

    尿量が少なく、便がコロコロしやすい

    めまいや立ち眩みがある

 

 4.「瘀(お)血(けつ)」血が停滞している状態

        血がドロドロして「血」の巡りが悪い状態。

        顔や唇の色が暗い、手足の冷えなどの症状が現れ、さらに血行不良が続くと、慢性的な肩こり、腰痛などを引き起こす。

 

         しみ、そばかす、くすみが気になる

         顔色が悪く、肌が荒れやすい

         慢性的な肩こりや腰痛がある

         あざができやすい

         手足が冷えやすい

         月経痛や、生理の時に血のかたまりが出ることがある

 

 5.「陰(いん)虚(きょ)」水分が不足している

   体を潤す「水分」(血液以外の体液)が足りない状態。

          痩せ気味、頬が赤身をおびやすく、耳鳴り、寝汗などが現れやすくなる。目やのどが乾いたり、便秘になったりする。

 

        のぼせ、ほてりがある

        から咳が出る

        目が乾きやすい

        口が乾きやすく、冷たい飲み物を好む

        耳鳴りがする

        便が硬い、コロコロして出にくい

  

6.「痰湿(たんしつ)」水が停滞している。

   水分代謝が悪くなり、余分な水分や脂肪分が溜まった状態。

         肥満や脂質異常症になりやすく、動脈硬化や狭心症、脳梗塞を引き起こす要因にもなる。

 

         肌が脂性、または吹き出物が出やすい

         肥満、または水太り

         体が重い

         痰が多い

         めまいと吐き気がよくある

         むくみやすい

                                                                                                                                                                                      日本成人病予防協会「ホスピ」より


自分の体は自分で守ろう

2020年10月11日 | 筋診断法

あなたの問題点

   ☑カロリー

  ☝一般的に必要な一日の摂取が必要な日常生活の食事

  ☝これらを三食に振り分けるのですが、肉・魚を基本とする

   1.炭水化物   50%  ⇒ 少なくする

   2.タンパク質  30%  ⇒ 多くする

   3.脂質     20%  ⇒ 出来るだけカットする 

 

   *自分の体は自分が守るものです

   *間食は控えましょう

 

   ☑日常生活における問題点

     *運動不足

     *姿勢不良などで、臀筋や股関節周りの筋肉が慢性的に疲労、癒着し、

      機能性を失って腰をサポートできない状態です。

     *だから、呼吸法やスクワットが重要なのです。

 

   ☑正しい姿勢での呼吸法

     丹田(へそから指4本下)を意識し、

     *鼻からゆっくり4秒かけて吸う

     *7秒間止める

     *5秒間かけて口から息を吐く

 

     ***これをマスターできればすべてに通ずる!!

 

    ☑臀筋を鍛えよう

     臀筋が弱くなると体を支えることが出来なくなり、体全体のバランスが崩れ腰痛の大きな要因となります。


自己治癒力を身につけよう

2020年10月11日 | 筋診断法

<これを理解すればあなたの病は治癒します>

  ✔ 背中が丸まる  → 尻の筋肉が弱い

  ✔ 股関節が機能しないと他の部位を動かさなければならず負担がかかる

    (腰と膝に影響)

  ✔ 歩くだけなら    ⇒  スクワットの方が効果的

             〇軟部組織のリリース(解放)

             〇カラダの正しい使い方を知る

             〇足腰の強さとバランス感覚をつける

  ✔ 加齢により不調になったのではなく、もともと悪くなっていた部分があって自己治癒力が追い付かなくなったことが原因

  ✔ 柔軟性とは筋肉と関節が必要な距離まで動くことです

  ✔ 柔軟性を出すためには関節の動きが重要

  ✔ 筋肉の強さを「安定性」と云う

  ✔ 機能運動性は「柔軟性」「安定性」「バランス」の総合得点数で判断される

  ✔ カラダは使っているようにしか進化しない

    トレーニングは ⇒ 正しい強度

            ⇒ 正しいフォーム

  ✔ カラダは鎖のように頭の先から足の先まで繋がっています

    一か所で問題が起きると連なった(関連した)ところに影響を及ぼします。

    つまり、弱いところから故障するのです。

  ✔ 歩行動作は片足立ちの連続です

    だからスクワットが重要なのです。

 

             *薬やサプリメントに頼らず自然治癒力に専念しましょう

    *これまでの生活を一変し、新しいカラダつくり専念しましょう

    *今までの生活を「無」にし、心豊かな生活を手に入れましょう。

 

        楽しく強い心を持って日々を過ごしましょう


機能障害

2020年10月04日 | 筋診断法

 ★体の異常を感じた時、それは年齢に関係なく「機能障害」です★

   ☐機能障害

   ✔体を同じ使い方をすると機能障害が起きる

   ✔筋肉・筋膜・関節の総合点数で柔軟性が決まる

   ✔体の柔らかさは筋肉よりも関節の動きが大切

      足を組む  支える力不足や左右差が原因

             ⇒ 腰回りの筋肉が衰えているサイン

☐機能障害

  ☝機能運動性 → 低下 → 障害

 

  ☝軟部組織の損傷

       走る

            ⇒ 安定性やバランス感覚  ← ストレッチでは鍛えられない

       歩く

 

   ✔腰や肩、体のどこでも痛みが出る  

    → 筋肉や靭帯、関節と云った軟部組織が負荷により疲労し、壊れて炎症を起こしている状態

            ↓

     修復がうまくいかないと脂肪組織に置き換わってしまい、次第に癒着を起こす

                               ↓

            癒着した筋肉は血液循環などをすべて止めてしまう    

                                            ↓

                <リリース(解放)>→支える力のトレーニング

 

☐機能運動性とは

       1.柔軟性(関節の可動域)

       2.安定性(筋肉の強さ)

       3.バランス(動きの協調性)

   *身体を動かしたいように動かせる能力

 

 


マスクの機能 (おさらい編)

2020年05月04日 | 筋診断法

マスクの機能 (おさらい編)

◎自分に合う物を選び、正しく着用し、漏れ率をなくす、

    ただ覆っておけば大丈夫感覚だと機能しない。

 

☆マスクを着用する主な目的

  1.ウイルスや花粉などの微小粒子やガスの取り込み防止

       2.菌や唾を外に飛ばさない

       3.鼻や喉の粘膜を保温・保湿

       4.空気感染

 

✓不織布やガーゼマスクは「衛生マスク」と言うが、ウイルスや花粉などの取り込み防止ではなく菌やつばを外に飛ばさない、鼻やノドの粘膜を保温・保湿の役割がある

 

✓サージカルマスクは外科手術の際に医師、看護師などの医療従事者の口

   から、つばや雑菌が患者の手術部位に着かないようにする目的。

✓外の粒子から身を守るのは「防塵マスク」と云われN95,DS2などの規格物

   です。

   結核患者など医療従事者が感染するリスクを回避する際に使用します。

  そのほか、粉塵の舞う作業現場は密着度の高いフィルター取り換え式防塵マスクを使用します

 

✓一般的にドラッグストアなどで購入する衛生マスクは鼻や頬との隙間が出来てしまうため

    粉じんやウイルスの侵入を完全に防ぐのは困難。

 

◎マスクのつけ方 

     1.手を洗う

     2.ワイヤーがあるタイプは鼻にフィットさせるため自分の鼻に合わせて押し曲げる

     3.ポイケットは下向きで、あごの下まですっぽりと覆う

     4.隙間がないかチェックする

 

◎正しい外し方

    マスクの表面にはウイルスや菌などが付着しています。

    表面を触らず紐(ヒモ)だけを触り外してください。

    散り外した後は必ず手洗いをしましょう。

    尚、一時的にあごにかけている人が多く見られますが、元の位置に戻した際あごに付着した

    菌を口内に入れることになり、マスクをした意味をなくします。

 

***行動の「自粛」が叫ばれています。

 マスクの着用と同じく、「自分を守る」「他人にうつさない」を基本に「不要不急」を

 念頭に心がけて、一日でも早い日々の回復に努力しましょう。

***ご存じのようにマスクは「絶対」ではありません。「安心」は外出を控えるのが一番です。


微量元素の摂取不足に要注意!!

2020年01月13日 | 筋診断法

微量元素の摂取不足に要注意!!

微量元素とは;

人体を構成する元素の中で、酸素、炭素、水素、窒素の4つを除いた他の元素をミネラルと呼び、さらにその中でも極めて少量しか存在しないものをいう。

 

☆体が正常に働くために必要な物質ですが適切な量を摂るにはどうするのか

 ◎◎◎食事を偏りなく摂取すること!! ☆☆☆これがとても大切

    *特に女性全般の鉄分摂取不足が顕著、注意が必要です

 

★微量元素が不足すると鉄欠乏症貧血、味覚障害、免疫力低下、貧血などが起こります

しかし、サプリメントでの過剰摂取はさまざまな異変が体に起こりますので食生活を充実させることが重要です。

★多量の亜鉛を摂取すると貧血になる

★ヨウ素の過剰摂取は甲状腺腫

★セレンの過剰摂取は皮膚、胃腸障害

 

鉄(Fe); 豚、鳥レバー、赤身肉、小松菜、シジミ
(吸収を助けるビタミンCを含む食品と一緒に摂る)

 

✓亜鉛(Zn); 牡蠣、豚、鳥レバー、ホタテ、納豆

(動物性食品に多く含まれるので、植物性食品への偏りに注意が必要)

 

✓銅(Cu); イイダコ、ホタルイカ、牛レバ-、大豆 (日常の食生活で補える)

 

✓クロム(Cr); さまざまな食品 (バランスの良い食事で摂取可能)

 

✓モリブデン(Mo); 豆腐、穀類 (バランスの良い食事で摂取可能)

 

✓マンガン(Mn); 穀類、せり、生姜、大豆 (バランスの良い食事で摂取可能)

 

✓セレン(Se); マガレイ、鰹、アマダイ (海産物に多く含まれる)

 

✓ヨウ素(I); 昆布  (海藻類)

 


筋膜リリ-ス

2019年07月21日 | 筋診断法

筋膜リリース

筋膜とは;

 筋肉や臓器、骨など体を構成する要素をすべて包んでいる薄い膜のことで、頭から手足の先までつながっています。

 深筋膜は全身を覆い上手く連動して動けるよう筋肉を繋ぎ合わせています

 この筋膜は柔らかい組織なので、委縮・癒着(ゆちゃく)しやすい特徴があります。

 この筋膜の委縮や癒着が時にコリや痛みを招き筋肉の柔軟性を損なう原因になります。

例えば;    

◆長時間のパソコンやスマホの視聴

◆悪い姿勢でのテレビ視聴

◆毎回同じ方向で足を組む、など

こういった動きを長時間続けると筋膜がねじれてしまい動きにくくなります

筋肉の動きが悪くなって痛みが出ると他の部分でかばおうとして筋膜異常が広範囲に及んでしまう恐れがあります

 

筋膜リリースとは;

 筋膜の委縮・癒着を引き剥がしたり、引き離したり、こすったりすることで、正常な状態に戻すことを言います。

 

 前述のように筋膜は体全体(全身)を覆っている組織です。
 例えば、腰や背中に痛みやコリのある方は、おしりやふともも、股関節部位などの「痛みのある部分の周り」の筋膜をリリースすることによって、症状を改善することができます。

 肩などのこりや痛みなども同様で、肩や首、腕やわきの下などの筋膜をリリースすることによって、改善することができます。

 マッサージでは一時的な効果があってもリリースまではいきません。

 

✔一人で、どこでもできる簡単な筋膜リリース(左右体を変えてやりましょう)

 テーブルに両手を置き、スライドさせながら背中を伸ばす。30秒キープ

  (背中と腰を90度(直角)に曲げる)


 ☆テーブルに手を置き、片方の手を頭上に伸ばす  ≺30秒キープ≻

  伸ばした側の足を前に出し交差させる(足は浮かせない)

  そのままの姿勢から手をしっかり伸ばしテーブル側に倒し、体全体の横側を伸ばす

 

 ☆右手をテーブルに置き、左足を前に出し曲げる、後ろ足は曲げない(両足とも浮かせない)

  1.左腕を天井に向かって伸ばし  ≺30秒キープ≻

  2.上げている腕の方向に体をひねり顔は指先を見る  ≺30秒キープ≻

  3.ひねった体制のまま、テーブルにつけた右手のひじをテーブルにつけて ≺30秒キープ≻

   *13回 朝・昼・夜 回数も秒数も最初は無理せず行い、続けることが大切です。

 

 

✔筋膜リリースをしない方がいい人は;

  動脈瘤、悪性腫瘍、皮膚に傷のある人、関節リウマチ、骨折部位がある人、血腫、など


キノコはすごい!!

2019年02月19日 | 筋診断法

キノコはすごい!!

□キノコの効能

ダイエット効果(コレステロール値の低下と血糖値の急上昇を防ぐ作用);

  内臓脂肪抑制、低カロリー、ビタミン、ミネラルが豊富(舞茸・えのき茸など)

  *ブナシメジはオルニチン含有量はシジミの5~7倍 

便秘の予防(食物繊維が豊富);

 便秘解消、皮下脂肪と内臓脂肪の減少 (エリンギなど)

 骨粗鬆症の予防効果;

 体内におけるカルシウム代謝に重要な役割を果たすビタミンDを多く含む

 血流改善(血液サラサラ)作用(血流をスムーズにして血圧を低下させる効果);

  椎茸に含まれる特有成分には血中コレステロール値を下げる

 抗酸化(活性酸素を除去する)作用;

  ウイルスに対する抵抗力を示したり、抗腫瘍効果にも期待

  キノコ類の多糖類(ベータ・グルカン)は免疫の活性力を高める

 抗アレルギー(かぶれ、膠原病など)作用

 疲労回復 えのき茸など

 認知症改善作用

 カリウムはむくみ解消、ビタミンDはカルシウムの吸収をUPさせる効果

 (干し椎茸は生より食物繊維が約10倍、カリウムは約8倍、ビタミンD30倍)

 □日本で食べられている代表的なキノコの種類

 ヒラタケ、エリンギ、マイタケ、ブナシメジ、ナメコ、ポルチーニ、エノキダケ、

 白色ブナシメジ、マッシュルーム、ブラウンマッシュルーム、シイタケ、ヤマブシタケ

 ***

 基本的にキノコは洗いませんがゴミなどが付いている場合は拭き取るか水でさっと洗ってください。

 理由;水洗いすると成分が減少水溶性なので食物繊維やビタミンB群の減少だけでなく風味や

    香りが逃げます

 *** 天日干しや冷凍でも栄養価や旨みがUPします


インフルエンザをやっつけろ!! (まだ遅くはありません)

2019年01月25日 | 筋診断法

インフルエンザ 

インフルエンザと風邪の違い

       

 

季節性インフルエンザ

新型インフルエンザ

風邪

原因

インフルエンザウィルス

豚や鳥由来のウィルス

コロナウィルス

A型・B型・C型

 

ライノウィルス

周期

毎冬季

10~40年に1回

年間を通して

症状範囲

全身症状

全身症状

局所(のど、鼻が多い)

発熱

急な高熱(40℃前後)

急な高熱(40℃前後)

38℃前後までが多い

悪寒

あり、かなり強い

あり、かなり強い

弱い、ない場合も

痛み(全身症状)

あり

あり

弱い、ない場合も

進行

急激

急激

緩やか

鼻水

後から続く

後から続く

引き初めに出やすい

強い

強い

弱い

感染経路

飛沫感染・接触感染

飛沫感染・接触感染

飛沫感染・接触感染

空気感染

空気感染

空気感染

       
       

― 抗インフルエンザ薬の種類と使用可能年齢 ―

       

 

タミフル(飲み薬)

リレンザ(吸引薬)

イナビル(吸引薬)

1歳未満

推奨されない

推奨されない

1歳~5歳未満

推奨

推奨されない(吸引困難と考える)

5歳~10歳

推奨

使用可(吸引ができる場合)

10歳~20歳未満

注意を必要とする

推奨

20歳以上

推奨

推奨

  特 徴 : インフルエンザウイルスは低温で乾燥した環境を好む。

普通の風邪と違って高熱や倦怠感、関節痛などの全身症状が出る場合が多い。

*特に免疫力の低い子供や高齢者は重症化しやすいので要注意。

 予防接種:毎年必ず発生しているので流行の予測がなくても予防接種すること。

     ✔予防接種は重症化を防ぐ効果があります。

  ✔ワクチンの効果には個人差がありますが通常2週間程度かかり、約5ヶ月間効果が

   持続すると言われていますので流行時期に備えて予防接種は10月下旬頃が最適。

  *今からでも遅くはありません!

   新種のウイルスが出現するとワクチンが間に合わない可能性があり普段からの予防が大切

 

 効果的な予防 :

1.何故手洗いが大切?

 

 飛沫(ヒマツ)感染 

 風邪やインフルエンザを引き起こすウイルスは、咳やくしゃみのしぶきが周りの

 人の鼻やのどに付く

 (3mくらいは軽く飛ぶと思ってください)

 

 接触感染 

 患者が鼻水やつばの付いた手でドアノブやつり革などに触れるとそこに

 ウイルスが付着します

 それに触った別の人の手にウイルスが移りその手で鼻や目をこすると粘膜から

 感染する。

 

 

上手に手洗い =石鹸で爪(指先)、指と指の間、手の甲、手首、親指等を30秒かけて洗う

            (30秒くらいやらないと細菌が落ちません) 

手洗いの順番 : 石鹸をよ~く泡立てて 

      1.手のひらを合わせてしっかりこすり洗いする

      2.手の甲を伸ばすようにこすり洗いする

      3.指先・爪の間を念入りに洗う

      4.指の間をしっかり洗う

      5.親指を手のひらで包んでねじり洗いする

      6.手首もしっかり洗う

 2.うがい = 最初は ブクブク (口中) → そして ガラガラ(のど)

   * ガラガラ(のど)を先に始めると口中の菌がのどに向かい食道に入る危険性大です。

   * 梅干しの汁を薄めてうがい

   * 緑茶・紅茶でもOK!

 ✔うがい薬(イソジン等):量(20ml)ブクブク + 20ml ガラガラ =60ml

    * 入れすぎても容器に戻しては絶対いけません。

      ビンの中すべてが雑菌の屍骸で駄目になります。

      健康な人はうがい薬を使用しないでください。 

  *** まず手洗い。

      先にうがいをすると手に付いた雑菌がうがい薬等に入る危険性大です。

  3.抵抗力をつける

  ➀ バランスのいい食事 

    ➁ たんぱく質を摂る(免疫抗体の主成分になります)

     肉・魚・豆腐・牛乳など 

  ➂ ビタミンA=ウイルスが侵入しようとするのどや鼻、気管支などの粘膜を強化

    緑黄色野菜(人参・ニラ・春菊・貝割れ大根・オクラ・ピーマン・京菜など)

    卵・レバー・うなぎ・など 

   ④ ビタミンE=ビタミンAが壊れないように守ります

     アーモンド・かぼちゃ・ほうれん草・小麦胚芽・マーガリンなど

 

   ➄ ビタミンC=免疫力を高める作用があります

     レモン・みかん・ピーマン・アセロラ・キウイ・トマト・カリフラワーなど 

   * ブロッコリーはAとCが豊富

     カリウム、カルシウム、鉄分、食物繊維も豊富なのでビタミンCが損失しな

              よう手早く茹でましょう。

     もちろん茎も栄養いっぱいなので捨ててはいけません。

     ビタミンAは油とも相性(吸収力)がいいので炒め物でもOK

 

***ビタミンAは過剰障害や欠乏症によって健康が害されます。

 サプリメントやビタミン剤などに頼らないで出来るだけ食物から摂取してください。

 


 

 


貧血と微量元素不足

2019年01月07日 | 筋診断法

貧血と微量元素

貧血とは;

血液は血球(赤血球、白血球、血小板)と液体成分(血漿)で構成されていて、赤血球の中にはヘモグロビンという酸素を運搬している物質があります。このヘモグロビンが減少すると酸素が体に十分行き渡らず酸欠状態になり、様々な症状が現れます。これが貧血です。つまり、血液が少なくなるのではなく赤血球の量と質が低下しているということです。

貧血になると体が重い、息が切れる、顔色が悪い、疲れやすいと云う症状が出ます。

鉄剤注射は医師の判断以外は肝臓障害を起こすなど危険です。

 また、サプリメントにも頼り過ぎないよう心がけましょう

 鉄不足の原因;食生活のバランスが悪いために起こる微量元素不足。出血

  ✔女性―月経、子宮筋腫、子宮内膜症   ✔ 閉経後と男性―胃腸の潰瘍、痔

  *特に子宮がん、胃・大腸がんなどは命にかかわる病気です。

  *少しの異常でも早めに医師の検診を必ず受けましょう。

 微量元素(鉄・亜鉛・銅・マンガン・ヨウ素・セレン・クロム・モリブデン)

 ◆鉄(Fe);豚、鳥レバー、赤身肉、小松菜、シジミ等で吸収を助けるビタミンCを含む食品と一緒に摂る

  ヘム鉄(肉や魚などの動物性食品)と非ヘム鉄(野菜や穀類の多く含まれる)がありますが、

  ヘム鉄の方が吸収率が5~6倍高いと言われています。

 しかし日本人は食事から摂取する85%が非ヘム鉄と云うことですので意識して動物性食品の摂取に心がけましょう。

  *不足すると鉄欠乏症貧血、過剰摂取すると鉄沈着症 便秘、胃部不快感 

 ◆亜鉛(Zn); 牡蠣、豚、鳥レバー、ホタテ、納豆   

  味覚障害、免疫力低下、

  動物性食品に多く含まれるので植物性食品への偏りに注意

  *サプリメントで多量摂取すると貧血になる 

 ◆銅(Cu); イイダコ、ホタルイカ、牛レバー、大豆   

  貧血。日常の食生活で不足や摂りすぎの心配はない 

 ◆マンガン(Mn); 穀類、セリ、生姜、大豆  

  骨の代謝にかかわる。

  *動物性食品には少ないので食事のバランスに注意 

 ◆ヨウ素(I); 昆布 (海藻、特に昆布に多く含まれる)

  甲状腺ホルモンを作るが過剰摂取は甲状腺腫

  ◆セレン(Se);  マガレイ、鰹、甘鯛などの海産物に多く含まれる

  *摂り過ぎは皮膚、胃腸などの障害をまねく 

  ◆クロム(Cr); さまざまな食品   ◆モリブデン(Mo); 豆類、穀類

  *クロム・モリブデンはバランスの良い食事で摂取可能、不足の心配はない


子供とエネジ―ドリンク(妊婦も含む)

2018年12月06日 | 筋診断法

エネジ―ドリンクと子ども(妊婦も含む)

□エネジ―ドリンクを飲むと「力」がみなぎるモノで健康に良いと思っている人たちが

 たくさんいます。

 勘違いしてはいけません。過剰に摂取すると特に子供は危険です。

 最近では英政府、カナダ、オーストラリアや米国スポーツ医学会(American college of sport medicine)が

 子供への注意喚起、警鐘を鳴らしています。

 また、18歳未満に対する販売を禁止する条例が施行され一定の制限を設けています。 

✔子供の規定されたカフェイン摂取量(ヨーロッパ/カナダ)

 体重1kgあたり1日のカフェイン摂取量は3㎎

 46歳-45㎎、79歳-62.5㎎、1012歳-85㎎、(1日の上限)  

 

  レッドブル;250ml缶=80mg 

  ★モンスターエナジー;355ml缶=142mg

   ★バーン ;300ml缶=96mg

***缶・瓶1本あたりコーヒー2杯分のカフェインを含むものもあります。

 

□エネジ―ドリンクとは;

 清涼飲料水(乳製品類やアルコール飲料以外の飲み物)

 紅茶、緑茶、烏龍茶、炭酸飲料、ミネラルウォーター、コーヒー飲料、

 機能性飲料(カテキン、アミノ酸、食物繊維、ビタミンなど健康に良い素材を入れた飲み物)

 

□栄養ドリンクとは;薬事法で規定された医薬部外品

 人体に対する影響が医薬品より緩いが、効果をある程度認められている。

 そのため、栄養補給や滋養強壮と云った効果を広告で表記できる

 

□運動前に飲んだ場合、運動後に震え、頻脈、吐き気、などの症状を起こす人が

 近年たくさん出てきました。

***エネジ―ドリンクを飲んでのスポーツや勉強は逆効果***

 アメリカでは12年間で5103件の症例の内一人が死亡、深刻な症状が24例、中等度の症状が527例、

 その内約半分が6歳未満の子供でした。

 □飲み過ぎることのリスク; 

  ✔虫歯、✔頭痛、✔めまい、✔下痢、✔吐き気、✔心拍数増加、✔肥満、✔睡眠障害、

  ✔疲労感✔血圧上昇、など

 

  ☝飲まないことの不利益はなく、飲むことのリスクは少なくない

 

 


爪と健康

2018年11月13日 | 筋診断法

爪と健康

健康な爪の色はつやのある薄いピンク色か肌色です

爪の下部には毛細血管が集中していてこの部分が血液循環の折り返し点になっています。

ですから、爪は血液の健康状態を反映しやすく、健康のバロメーターと云われています。

 □全身の疾患につながる恐れのある爪は;

 白っぽい爪は貧血、青っぽい爪は心臓や肝臓の障害が疑われる

 上向きに反り返っている爪は脊髄疾患、反対にくちばしのような形状の爪は糖尿病の心配

 加齢によって増える縦線は胃腸の働きの衰えや吸収力が弱まっている

 何かに強くぶつかる、挟む、などしていないのに爪にへこみが出来た場合は身体に何らかの問題が

 生じている可能性があります。

 ✔爪甲縦溝(ソウコウジュコウ)-縦の凹み

 原因は新陳代謝が落ちて水分不足が出る加齢(老化)によるもの

 食生活の乱れによる栄養不足、胃腸の働きが衰えて栄養が行きわたらない

 爪の乾燥、 睡眠不足、ストレス

 ✔爪甲横溝(ソウコウオウコウ)-横の凹み

 横溝のできた位置が爪の根元に近いほど異常が生じてから間もないと判断される

 皮膚疾患 、気管疾患、神経疾患の可能性あり

 凹みが深いと血管系のトラブルや糖尿病、亜鉛欠乏症が疑われる 

✔爪異栄養症(ソウイエイヨウショウ)-波打つような凸凹が複数の爪に現れた状態

 栄養不足、水分不足、過労。ストレス

 円形脱毛症やうつ病の兆候(生活習慣の改善と休養が必要) 

✔爪甲点状陥凹(ソウコウテンジョウカンオウ)-ぼつぼつと針を刺したような点状凹凸が現れる

 ストレス - 円形脱毛症になる確率が高い

 爪乾癬や水虫とよく似ているので皮膚科の受診が必要です


□足の爪

  ✔さじ状爪

   爪甲の縁が反り返り中央がへこむ、鉄欠乏症などの可能性 

  ✔ばち状爪

   爪の先端が大きく丸くなった状態 慢性的な心疾患、肺がんや肺気腫などによる酸素不足 

  ✔爪水虫(爪白癬)

   爪と皮膚の間に白癬菌が住み着き発症 光沢が失われ角質が厚くなり白濁する

 

  ***爪に変化(異変)を感じたら自己判断せず、必ず皮膚科を受診しましょう。