SHIGEのおきらく日記

主に映画・アニメ・漫画・ゲーム・ライトノベルについての記事を書いているブログです。

【映画】Dr.パルナサスの鏡

2010-02-03 | 映画
公式:http://www.parnassus.jp/

《概要》
原題:THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS
製作年度:2009年
製作国:イギリス/カナダ
上映時間:124分
ジャンル:ファンタジー>哲学
監督:テリー・ギリアム
出演:ヒース・レジャー、クリストファー・プラマー、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ 他

《あらすじ》
『ブラザーズ・グリム』などの鬼才、テリー・ギリアム監督による幻想的なファンタジー。悪魔との契約で不死身を望んだ男を取り巻く人々の皮肉な運命を豪華キャストで描く。謎めいた青年役に、これが遺作となった『ダークナイト』のヒース・レジャー。彼の急逝により危機に陥った本作を救ったのは、ジョニー・デップにコリン・ファレル、ジュード・ロウという名優たち。撮影途中の役を彼ら3人が演じ分けた、奇想天外な物語に息をのむ。

《ストーリー》
鏡で人々を別世界に誘う見せものが売りの、パルナサス博士(クリストファー・プラマー)の移動式劇場はロンドンで大盛況だった。観客は博士の不思議な力で自分が思い描く、めくるめく世界を体験できるのだが、そこにはある秘密があった。トニー(ヒース・レジャー)はそのアシスタントとして観客を鏡の世界へと導く役目を担っていたが…

《感想》
『ダークナイト』でジョーカー役を演じた有名なヒース・レジャーの遺作で、ヒース・レジャーが本作撮影半ばにして急逝してしまったため、コリン・ファレル、ジュード・ロウ、ジョニー・デップの三人が代役を務めたファンタジー映画です。

Dr.パルナサスの鏡に一度入ると、そこには入った人間の夢や欲望が具現化した世界が広がっている。
ファンタジーというジャンルに相反して、人間の二面性や限りない欲望といったリアルを斬新な世界観で表現しています。
雰囲気的にはチャーリーとチョコレート工場に似ているかと思いますが、子供には内容が難解なので、【大人のため】のブラック・ファンタジー映画だと思います。

《自己評価》
6/10点

【映画】劇場版 Fate / stay night - UNLIMITED BLADE WORKS

2010-02-02 | 映画
公式:http://www.fatestaynight.jp/

《概要》
原題:ー
製作年度:2009年
製作国:日本
上映時間:107分
ジャンル:アニメーション
監督:山口祐司
声の出演:杉山紀彰、川澄綾子、植田佳奈、諏訪部順一、下屋則子 他

《あらすじ》
2004年にゲームで登場して以来、さまざまなメディアミックス展開で人気を獲得した「Fate / stay night」が、2006年のテレビアニメーション放送を経て劇場用完全新作として映画化。本作のアニメ版の原作を務めたTYPE-MOONが再び原作を担当し、意に反して聖杯戦争と呼ばれる魔術師同士の戦いに巻き込まれた主人公の戦いを描く。聖杯を求めてさまざまな思いが交錯し、激しさを極めていく戦いの儀式が見もの。

《ストーリー》
幼いころ魔術師を名乗る人物に引き取られた衛宮士郎は、それから10年養父の思いを継いで正義の味方になるため、魔術の鍛錬を続けていた。そんなある日、士郎はふとしたことで聖杯戦争という魔術師同士の戦いに巻き込まれ、望まぬままマスターに。が、10年前の大災害もその戦争が原因と知り、戦いに身を投じる覚悟を決める。

《感想》
大人気ゲーム「Fate / stay night」の劇場版です。
TV版ではセイバー編をやりましたが本作はアーチャー編を軸に物語が描かれています。
1つ1つのシーンがとにかく大迫力で原作ファンは劇場で見ることを強くお勧めいたします。
しかしながら【原作の内容を知っている事が前提】に作られているらしく、用語の解説等は皆無でした。(内容が濃い為107分という枠に収めるのが難しかった結果かもしれませんが)
ですので、いきなり見に行くようなことはせず、あらかじめ物語や世界観、登場人物の関係
を熟知した上での鑑賞をお勧めいたします。

《自己評価》
6/10点

【映画】サロゲート

2010-02-01 | 映画
公式:http://www.movies.co.jp/surrogate/

《概要》
原題:SURROGATES
製作年度:2009年
製作国:アメリカ
上映時間:89分
ジャンル:SF>サスペンス
監督:ジョナサン・モストウ
出演:ブルース・ウィリス、ラダ・ミッチェル、ロザムンド・パイク、ボリス・コジョー、ジェームズ・フランシス・ギンティ 他

《あらすじ》
ロボットがすべての社会生活を代行してくれる未来社会を舞台にしたSF・アクション・サスペンス。『ターミネーター3』のジョナサン・モストウがメガホンを取り、人間にとってユートピアのような社会にひそむ巨大な陰謀を描く。ある殺人事件を捜査するFBI捜査官を演じるのは、ブルース・ウィリス。ほかに、『サイレントヒル』のラダ・ミッチェルや『007/ダイ・アナザー・デイ』のロザムンド・パイクらが共演。登場人物たちのアンドロイド風特殊メイクにも注目

《ストーリー》
代行ロボット“サロゲート”が活躍する近未来。人間は自宅でサロゲートをリモートコントロールするだけで、リアルな世界に身を置くことはなくなった。ある日、あるサロゲートが襲われ、使用者本人も死亡する事件が起こる。FBI捜査官のグリアー(ブルース・ウィリス)は、サロゲートを開発したVSI社と事件とのかかわりを捜査するが……

《感想》
人々は遠隔操作によって自らの身代わりロボットで生活している近未来を描いた映画です。

分身の遠隔操作という点で、”アバター”と比べられ厳しい評価を受けている作品で、物語はお決まりの内容ですがテンポ良く進んでいくので飽きずに観れます自分的には結構楽しめました。

気になった点としては、アバターを観た後だからか映像のエッジと色合いがぼやけ気味で、どことなく1昔前の映像な感じがしました(演出かもしれませんけど)

結末はほぼ予想通りでしたが、何も考えずにさくっと見れるのでSF好きな人にオススメな1本です。

《自己評価》
8/10点