この本をきっかけにして、ネットなどで初めて親鸞について知識を得た。
親鸞 いまを生きる
「悪人正機」「他力本願」「報恩感謝の念仏」と、どれも新鮮であった。
文中、田口ランディ氏による「現代の若者は甘やかされずに育てられたために、無条件での自己肯定感が不足し、我執を捨てきれず、それが原因となって『非定型型うつ』なるものを生み出しているのではないか。」との意見には、まさしく自分の事を指摘されたようで心に響いた。確かに、自立を論じる以前に、無条件での自己肯定感が必要かもしれない。阿弥陀如来の暖かい眼差しを意識することによって、自分が生かされていることに対しての感謝の念が生まれてくる、という理屈も理解できる。では、「一生懸命に全力で生きる」意味はあるのか?ないのか?
もちろんすべての疑問が解決できたわけではないが、今後の自分の人生にとって、ひとつの重要な出会いになるかもしれないと感じた。もう少し掘り下げてみたいと思う。次は「歎異抄」を読みたい。
親鸞 いまを生きる
「悪人正機」「他力本願」「報恩感謝の念仏」と、どれも新鮮であった。
文中、田口ランディ氏による「現代の若者は甘やかされずに育てられたために、無条件での自己肯定感が不足し、我執を捨てきれず、それが原因となって『非定型型うつ』なるものを生み出しているのではないか。」との意見には、まさしく自分の事を指摘されたようで心に響いた。確かに、自立を論じる以前に、無条件での自己肯定感が必要かもしれない。阿弥陀如来の暖かい眼差しを意識することによって、自分が生かされていることに対しての感謝の念が生まれてくる、という理屈も理解できる。では、「一生懸命に全力で生きる」意味はあるのか?ないのか?
もちろんすべての疑問が解決できたわけではないが、今後の自分の人生にとって、ひとつの重要な出会いになるかもしれないと感じた。もう少し掘り下げてみたいと思う。次は「歎異抄」を読みたい。