がんばれ、邦人のみなさん、一緒に考えましょう、同胞(はらから)のみなさん

2013年01月14日 | Weblog


▼かねてから、海外で生きる邦人、同胞(はらから)のみなさんから、ぼくと独研(独立総合研究所)に熱い、志のある支援の声が届くことが、驚くほど多いのです。
 この、国際社会に出た日本人のみなさんは、ぼくと独研の日本、アジア、世界に対する考え、哲学、理念や、ぼくらなりのささやかな歩き方が、「むしろ国際社会の常識に沿っていると良く分かるようになりました」という声、あるいは「海外にいると日本を客観的に見ることができるから、祖国を思って心配でいてもたってもいられない」という声を、たくさん届けてくださるのです。
 そして、「青山さんの生の話が聴きたい」という声も、ずっと以前からずいぶんと来ています。


▼それになんとか応えようと、一度、ヨーロッパで講演会を企画したことがあったのですが、ぼくが大腸癌の告知を受け、手術となって、残念無念ながら中止となりました。
 ほんらいは延期だったのですが、現地で呼びかけや準備の労をとってくださったかたが、もう日本に帰国されたこともあり、この話はいったん、中止となっています。
 しかし、この企画があったからこそ、その期間、日本で仕事を入れていなくて、と言ってもわずか数日間ですが、ぼくは手術をすることができたのです。
 ぼくは決して、すなわち、、ありのままに言えば命のリスクを背負ってでも講演会のドタキャンをしない考えなので、この海外企画がまだ、企画途中だった幸運もあって、手術を手遅れにはならないうちに実行できて、いわば命を救われました。
 当時に努力してくれた邦人のかたがたに、あらためて、こころの底から深く感謝します。


▼さて、毎年12月に、サンフランシスコで開かれる世界最大級の、資源エネルギーを含めた地球科学の国際学会「AGU」(地球物理学連合)に、ぼくや独研・自然科学部長としての青山千春博士が参加し、メタンハードレートについて発表し続けてきたことを、ご存じのかたも多いと思います。
 その際に、アメリカ西海岸で結婚生活を送られているふつうの主婦のかたがたが、祖国を思って、ぼく、青山千春博士とちいさな会合を持つのが、このごろ定例化しています。

 その主婦のかたがたが中心になって、5月26日の日曜に、アメリカ西海岸のサンノゼで講演会ととバーベキュー懇談会を開くことがほぼ決まりました。
 往復の飛行機代も、現地の宿泊費なども、このふつうの主婦のかたがたにお願いすることはできませんから、独研の負担です。
 したがって、独研にとっては莫大な赤字です。
 しかし、今こそ、海外の法人のかたがたの志も集めて、祖国を立て直す時機だと考えます。

 できれば、アメリカ西海岸だけではなく、世界のいろんなところから集まっていただければと思います。
 もちろん、アメリカ西海岸の観光ついでに、日本からの参加も大歓迎します。


▼まだ詳細は決まっていませんし、もしも独研の厳しい財政状況がもっと悪化したり、国内で状況が急変したりすれば、変更になる可能性もまだ皆無とは言えませんが、できるだけたくさんのかたに、早め仁お知らせしておくために、あえて今回、書き込みました。

 続報を、どうぞお待ちください。


                  窓の外の、びっくりするぐらいの大雪をみながら、東京での独立講演会の直前に。


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