▼いま、3月22日土曜日の夜9時すぎです。
大阪で関西テレビ「ぶったま」の生放送に参加し、それから東京にとって返してテレビ朝日「TVタックル」の収録を、またまた、いろいろ失敗しながらもどうにか終えて、久しぶりに帰宅したばかりです。
いくつかの書き込みに、急ぎ、お返事する必要がありますね。
あすの日曜朝早くに、長野県松代町の明徳寺でひらかれる栗林忠道将軍の法要(と講演)へ出発することもあって、時間がなんとも足りないので、ごくごく簡潔な答えになってしまうことを、どうか許してください。
▼いわば物理的に、すぐにお答えしなければならないかたがたへ
▽大樹玄承さんへ
>私は姫路市にある山寺の圓教寺と言うところの僧侶です。
→おおー、書寫山圓教寺ですね。
山寺と謙虚にお書きになっていますが、西の比叡山と呼ばれる、天台宗の別格本山ではありませんか。
>私は抗議をしようと思っています。今までもチベット、ダライ・ラマ法王について、意見を持ちながら同じ仏教徒として何もしないまま来てしまいました。
ウチは天台宗に属していますが、恐らく他の教団同様に何もしないと思います。
(中略)
効果的な方法、間違いのない情報を得た上で、私は声を上げたいのですが、時間が経つばかりで、イライラしています。
→わたしは、これを読んで、飛びあがりたいような、頭の奥が熱くなるような思いがしました。
あなたの勇気に、助力させていただきます。
>独研ではそういうサポートをしてくださるのでしょうか。
→わたしが個人としてサポートさせていただきます。
まずはお会いしましょう。
大樹玄承さんからは、独研の総務部にメールも頂いていますね。
そのメールの中に、「有料でも構わないから貴研究所でサポートをお願いできませんか」という趣旨がありますが、もちろん無償で、わたし個人がサポートします。
独研は、わたしの個人事務所ではなく、またNGOでもなく、自立して(すなわち自前で食って)どこにも遠慮せずフェアに調査・研究ができるよう株式会社の組織になっています。ですから、独研の仕事にすると基本的に無償でなくなってしまいます。
そうではなくて、わたしが個人で取り組みます。
ただ、わたしのすべての動き、スケジュールは、独研の総務部秘書室が管理していますから、実際には、独研の秘書室にも協力を要請しますが、それであっても報酬その他のご心配は一切、要りません。独研の秘書室も、無償の協力となります。
大阪においでになれるということですから、来週の火曜日あたりをまず、お会いする日として想定しておいていただけますか? 可能でしょうか?
このあとは、わたしと、それから独研の秘書室からも、eメールでご連絡を差しあげることになります。
▽ランチさんへ
>松代町の明徳寺ですか、青山さんの足元にも及びませんが、やはり時期的にキツい、情勢的には更に辛い!しかし内密にでもぜひ伺いたい。でも声をかけるなんて出来ないだろうな~何時ぞやの公開アンカーでも影から熱い視線を向ける事くらいしか出来ませんでしたし、講演の後ともなると絶対泣いてしまうだろうし。
→きっと、おいでください。そして、きっと、声をかけてください。
握手を交わしましょう。
らくーに、声をかけてください。
▽佐々木さんへ
>今回のこの講演の知らせにぎりぎり今日出会えたのも何かの縁と考え今から心踊り、騒ぎ、ワクワクしています。是非、行かせて頂きます。楽しみにしています。本当にサインや握手などしていただけるのでしょうか?
少し勇気を出してみようか…
→手が腫れるぐらい、握手させていただきます。
サインも、お望みなだけ、いたします。
硫黄島でわたしたちのために命を落としてくださった、その魂魄のための法要なのですから。
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▼ふだんは、ぼくは印象的な書き込みがあっても、ひとつひとつにはお答えしません。
それを始めると、必ず、どんな書き込みにも等しくお答えしたくなり、いったんそうなると、ひとつの答えもゆるがせにはできないので、何度も書き直すことになります。
そうなると、「脱稿させるための時間がない」というだけの理由で、もう4年近くも新刊を出せていないぼくが、ますます本を出せなくなって、物書きという自分の根っこを失ってしまうことにも、きっと繋がるでしょう。
きょうは「物理的にすぐにお答えしなければならない」問いかけがあったので、いくつかお答えしました。
そして、きょうだけは、上記の問いかけと、同じ書き込みにコメントしてくださったかたがたに、等しく、お答えします。だって、同じなのに、返事がないのは寂しいですもんね。
しかし、たった一言だけのお答えです。申し訳ない。
そして、このあとはまた、「すべてのコメントをしっかり読んでいますが、個別にお答えはできません」というぼくに戻ることを、どうか、ご容赦ください。
▽Freewillさんへ
>江田島の卒業生の方々には、国民の一人として感謝し、期待しているとお伝えください。
→はい、しっかり伝えました。
江田島に行くまえに、この言葉をいただいて、Freewillさん同じひとりの国民として嬉しく思いました。
▼おふさんへ
>コメンテーターの方やキャスターに「これはなんだと思いますか?」の様な質問を
時折されますが、あれをやめるというのはいかがでしょう。
→うーむ。これは悩みます。すこし考えさせてください。
▽ランチさんへ
>帝国海軍 海軍兵学校ですか、今は亡き祖父の母校です(何度か連れて行かれました)。
首席を頂いていた事を、祖父の葬儀の日、戦友の方から聞き驚いた事を覚えています。
→これは凄い!
海軍兵学校で首席というのは、当時の日本では東大法学部を首席で卒業するより価値のあることだったようです。
ぼくの母は、実の弟さん(つまりぼくの叔父)が海軍の戦闘機乗りとして死んでいます。
その母から、そのように聞いていますよ。
ところが、お孫さんのランチさんに、まったく自慢されなかったのですね。それがいちばん凄い。
ところで、ランチというハンドルネーム、なんとなく好きですね。
▽ぼやきくっくりさんへ
>私も個人的には15分間の時間をめいいっぱい使ってほしい、青山さんの論説で埋め尽くしてほしい、とは思います。が、それではやはり視聴者が置いてけぼりを食ってしまうのではないかと。それでなくても政治、外交、安全保障といった重いテーマなわけですし、笑いというか和むシーンも必要じゃないかなと思います。
→このお考え、よく分かります。
番組に関わっているディレクターらの考えも、実は、同じなのです。
おふさんの意見とも合わせて、よおく考えます。
それにしても、ぼやきくっくりさん、あなたの志あふれる尽力と、それから夫婦愛に、こころのなかで感嘆しています。
▽Unknownさんへ
>青山さん、これからもどんどんメディアに出て世論の喚起に貢献してください!僕らも声を上げていきます!
→ぼくの下手くそな発信に、当然ながら反感や反発を示されるかたも多いし、さらには脅迫や妨害、中傷もいーっぱいありますから、正直、すこし嬉しく読みました。
しかし、いちばん嬉しいのは、「僕らも声を上げる」という、そこです。
それこそが、ぼくが、つたないなりに発信する、ほんらいの目的です。
▽Unknownさんへ
>テレビだけじゃ時間がないと察します。もっと青山さんの声と情報を聞きたい!
webなどで直接動画を流してはどうですか?
寄付してでも、もっとお話が聞きたいです。
→ネットの活用は、いずれ考えたいと思っています。
いまは正直、新刊書を出すことが、先決です。
本じゃあ、声が聞こえない…うーむ、そうですか。
物書きとして復活できたあとは、ネットの活用を必ず、考えます。
ほんとはぼくは、忙しくても、もうすこしラジオに関わりたいのですが、いまレギュラーで週に一度だけ電話出演しているRKB毎日放送(福岡)を除いては、どこからもお声がかかりません。
下手っぴですからね。
今回のチベットと中国の件ですが、青山さんが今朝の関テレでおっしゃっていたこと・・「日本のマスコミがだらしない」というお言葉、同感しますし、本当に情けないですね。少々の事件では「報道の自由」とか言いながらこういった大きな問題の前では萎えてしまってるというのが悔しいです。
私は今37歳ですが、27歳で会社を設立し、会社の規模が大きくなるにつれて巨悪というか越えられそうにない大きな権力の闇が取り巻く事もあります。世の中にはそんな事もあることくらい僕もわかります。
しかし、ジャーナリズムってそういうものじゃないですよね。今日の青山さんのお話に出たBBCのハナシは素晴らしいじゃないですか。
今の日本のコメンテーター陣で本当のジャーナリズムを打ち出せるのは青山さんだけじゃないでしょうか。
私の住む大阪の番組にも多くのコメンテーターが顔を出してますが、青山さんはその誰とも違うと思っています。本当にがんばってください。そして僕もできることを探してみようと思います。
ちなみに青山さんがアンカーに出演される事はいい事だと思います。あれがムーヴだったら潰されていたような・・。
そして、青山さんの気持ちが昂って来て「あぁ、青山さん泣いちゃいそう・・」って思いながら、一生懸命話しながら時に青山さんの目が赤くなって来るのを見た途端、僕の目からも涙が止まらなくなります。
チベットの問題では、日本の総理もその他の政治家も宗教団体も対中国関係を壊したくないからか刺激したくないからか、お飾りさんのコメントしか聴こえてきません。もう政治不信・人間不信です。もうダメです。
青山さんの言われたように、これからは国家や団体ではなくて、国民一人一人、地球人一人一人が声をあげてわたしたちが逆に国や政治を動かしていかないといけない時代になったんだなぁ、と思いました。
ならばこそ自分に出来ること、向かう事のできる場所は城ヶ島でした。途中、冷えた水を買い、午後2時、近くて遠い硫黄島に向かって手を合わせて来ました。
私の長男は昨年江田島を卒業致しました。
今年なら江田島で青山さんにお目にかかれたのですネ。う~ん、残念でなりません。
~江田島の 海の学び舎巣立つ日の 若き防人 火の如き信~
今年の歌会始のお題が「火」でありましたので、昨年の卒業式に出席した折の感動を拙いながら詠んでみたものです。赤レンガを背にして卒業証書を片手に歩を進める青年たちの清々しく凛々しい顔を、生涯忘れることはありますまい。
2年程前、帯広でのご講演を拝聴して以来、HPを読ませていただいております。
青山さんの「魂の叫び」を、やはり「魂」で受けとめている多くの人たちの中の一人であります。
くれぐれも御身体を大切になさって下さい。
お気持ちは痛い位わかりますが、生き急いでおられる感が拭いきれません。
硫黄島で勤務している次男のことと同じくらい、それが気掛かりでなりません。
他の方も書かれているように、見ていて青山さんの思いがひしひしと伝わってきました。
石ころと棒切れで軍隊に向かっていくチベット人達…話を聞いているだけで涙が出てきます。そのようなチベット人の気持ちをTVで言っていたのは、青山さんだけのように思います。
ありきたりな言葉になってしまいますが、頑張って下さい。
青山さん以外に、このようにTVに向かって発言出来る人はいないと思っています。
今マスコミは当たり障りのない発言ばかりでうんざりです。
政治家達も自分の保身しか考えていないのかな?と思ってしまいます。
青山さんのこれからの活動にも期待しています。
偶然でしょうか、姫路にチベット問題で声を上げておられる地元の政治家の先生もおられます。
http://blog.goo.ne.jp/toidahimeji
とにかく、たくさんの人を巻き込んで、チベットの危機を救う時です。手段なんか選んでいられません。願わくば、声を大にして中国にモノ申せる日本であって欲しいです。
きちんとした批判や監視も大切なのと同時に、国民がもっとしっかりしなくてはならないと思います。自分の財布のことばかり考えないで、国全体の視点を今以上に持っていきましょう。政治家、マスコミ、官僚も含めて、国民一人一人が国家を構成しているのだから。
青山さんが一番言いたいのは、そのことだと思います。でしょ?!>青山さん
そのメッセージに呼応するかのように、圓教寺の方が実際に行動を起こされるのをここで目撃できて感動しています。
圓教寺といえば、ラスト・サムライで勝元邸のロケ先ですよね?
楽しみにしております。
青山さん、わざわざ気を遣ってコメント返ししてくださり、ありがとうございます。青山さんのご多忙ぶり伺ってますので、これからはどうぞお構いなく。
私のような者の拙い変な文をお読みいただいてるだけでも
大変嬉しいです。新刊をお待ちしております。
私も80過ぎの母がおり、遠出がままなりません。
この地より、硫黄島に命を埋めたすべての方々に
心から感謝と哀悼の意を捧げます。
祖国と愛する家族を守るために…。
兵士達の想いは、日本もアメリカも違いはありません。海外
生活が多かった栗林大将が一番深くおわかりでしたでしょう。
国の為重き努を果し得で 矢弾尽き果て 散るぞ悲しき
私達のために尊い命を懸けて戦ってくださった方々に
報いるためにも一日一日を大事に生きていこうと思います。
そして、私は大きな事を言っても全然大した事等できないのですが
世界の人々や祖国、日本を守りたい。