詩絵里(★シェリー★)の星の囁き達

尾崎詩絵里(★シェリー★)の自作恋愛小説及びポエム、写真専用部屋です。掲載文の引用、転載は固くお断りいたします。

恋愛小説「Dear my・・・」第十ニ章

2011年06月14日 | 恋愛小説「Dear my・・・」
恋愛小説「Dear my」は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
(作者が、3年前に友人の依頼で作成したもので、当時、登場人物の名前に困った
ため嵐メンの名前を少し拝借させていただきました。)
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
よければ、気軽にコメントください。

現在、
純愛小説「Dear my・・・」
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/36dc3b25fe93b904b6f974663cce0a4c
とちょっと大人の恋物語「途中下車」
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/c45e8109514fc86cd817de86c809fa80
を適宜掲載しております♪よければ両方読んでみてください★

小説の感想、ポエムのリクエスト、感想もお待ちしております。
よければ、気軽にコメ下さい。
(以前、H系及び中傷コメがあったため、承認制になっております。)

*****************
ご訪問ありがとうございます♪
最初からお読みになる方は、こちらからお願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/36dc3b25fe93b904b6f974663cce0a4c


*********************

第十ニ章 友香の涙


いきなり櫻井が泣き出した。
俺は、女の涙は大嫌いだった。女は武器としていつでも嘘の涙を流すことができると思っているからだ・・・
でも、不思議な気持ちだった。
俺のことを心配して泣き出した櫻井のことがかわいいとさえ、もっと言うと、愛しいとさえ思うようになっていた。
やべぇ・・俺ほれちゃったかも・・・・
でもな・・・いまさらって感じだし、めちゃハードル高いだろうな・・・・
急にドキドキした心臓にびっくりしながら
そっと櫻井にハンカチを渡した。

バンドの練習はすこぶるよかった。
今日は、コピーだけだったが、今度はオリジナルも作ろうという話になった。
自然に作詞が俺。作曲が、櫻井になった。
俺は、なんかとてもうれしかった。
櫻井の伸びきった声は、俺の声をつぶすことなく最高のハーモニーを作り上げてくれた。
夕食が終わると俺は、作詞のために端末室に入っていった。
(ここで、この間は俺、ぶっ倒れたんだっけ・・・)
一台のPCに電源が入っていて画面が立ち上がったままだった。
見るつもりはなかったが、よく慣れ親しんでいる画面が目に入った。
そこには、F―SHIPSの画面、そしてエリザベートの日記が画面に映し出されていた。
端末の横には、櫻井の携帯・・・
「・・・・・・!!まさか・・・★エリザベートは櫻井!!」


~第十三章「友香の日記」へつづく~
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/574996ca8ae2f31f92b1a1b2a78ebc01


*********************
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へにほんブログ村
↑よければポチしてください♪

日々つぶやきブログもよろしく!
★シェリー★の輝きの小部屋~chez moi~
http://blog.goo.ne.jp/shelly0324
**************************:

過去の小説一覧
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/7a68ca5ccfad81ab3cc156c0c126dc98
よければこちらにも遊びにいらしてください♪

************************

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。