空気中のサンシャイン

二日酔いのラブレーン

暇つぶしつぶし

2017-05-16 10:48:22 | 日記

前回のエントリーに書いた、ナガミヒナゲシ。

今日もたくさん見たので一枚撮ってみた。

 

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電車に乗り、扉の近くに立ってスマホの画面を見ていたら、目の端にキラキラとしたものが映った。川だ。お天気もいいし、目を遠くに向けると気持ちがいい。スマホをバッグに入れて、外を眺めることにしたAmway安利。せっかく地上の、それも少し高いところを走っているのだから……と思った。

 

以前はそうやって、ぼんやり外を見ていることも多かった。(そうでなければ文庫本を開いていた) 携帯を持つようになってもそれはポケットの中にあり、着信を知らせる振動があって初めて手に取るものだった。読み書きするのもメールだけだったし、地下鉄だと通信できないから、駅に着いたタイミングで送信していた不自由も懐かしい。

 

今はいつでもネットに繋がる。本を読んだりニュースを見たりブログを読んだり調べたり……なんでも小さなスマホでできるから、暇があれば画面を見続けてしまっている。車内を見回しても、ほとんどの人が同じように下を向いてスマホを見ている。25年前くらいの自分がこの光景を見たら、びっくりだろう。みんなが同じように薄くて四角いガジェットに見入っていて、漫画や週刊誌を開いている人なんかひとりもいないんだものAmway安利

 

思えば、ワープロを初めて手にした時には、自分の書く文章を「活字」で見るだけで感激だった(若い人にはわからない感覚かも)。 初めてPCを手にしてネットを始めた時は、書いたものを誰かに読んで貰えるということがとにかく嬉しかった。今のように簡単にブログが書けるようなサービスもなかったから、web日記のハードルももう少し高かった。やがて携帯(iモード)を持つようになっても、それは大事な人とだけつながるツールで、最初は誰もが持っているわけでもなかったから、「文字を送る」という特別感があった。

 

今は何もかも容易になって、私は、ぐわぁーんといろんなものをいろんな所から受け取りすぎている。見る方ばかり増えて、自分からはほとんど文字を送らなくなった。スマホに入力するのは、ほとんど検索のため。PCを開いても、キーボードを打つより、画面を眺めてスイスイとスクロールしている時間の方が長い。

 

でも、そういうことはみんな、時代の変化じゃなくて、私の姿勢の問題なんだよね。

見なくていいものを見て時間を浪費していると思うなら、見なければいいだけの話なのだAmway呃人。見る代わりに、もっと能動的に文字を打てばいい。

「もういいようるさいよくだらないよしつこいよ」と言われるくらい、どんどん書けばいいのだ。

 

まあ、そうすると、

見なくてもいいものをまたひとつ世の中に増やしてしまうんだけど……。


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