50代からのシェイプアップ  -早朝ウォーキングの効果-

1951年生まれの男性
50代半ばからのシェイプアップを目指します

2009ツール・ド・のと400参戦記(前日)

2010-02-25 | 自転車
いよいよ前日。朝、車で家を出て午前9時にスタート地点の石川県自転車競技場に到着。いい天気です。いくつも設営されたテントの周囲ではスタッフの皆さんが忙しそうに立ち働いている。受付は10時からということで近くのベンチにかけて待っていると、ちらほらと参加者が集まり始める。自転車のイベントに参加するのは初めてのことなので勝手が分からず、見るものすべてが新鮮だ。

10時になり受付。1日コースと3日間のチャンピオンコースに分かれて受付する。コースマップやゼッケン、そしてチェックポイントでハンコを押してもらう参加証などの入った大きな紙袋をもらう。僕は結構早くに参加申し込みをしていたのでゼッケンは100番以内でした。
自転車を大きなテントに預かってもらう。担当の人に自転車に鍵をかけておきますか? と聞いたところ、夜間は警備員さんが見回っているしこのイベントで盗難が起きたことはありません、との返事に安心した。
しかしすべての手続きを済ませてもまだ10時過ぎ。今日の宿である隣のサイクリングターミナルのチェックインは午後3時から。もう何もすることがなくなってしまって車の中でひと眠り。

なんとか時間をつぶしチェックイン。和室に6人相部屋だ。僕と、やはり早くから来ていた若い人が最初に入り、夕方までに6人が揃う。しかしその相部屋の人たちの話を聞きながら、だんだん気が滅入ってきた。ある人は通勤で毎日40km走ってますというし、1日で琵琶湖2周しましたとこともなげにいう人もいる。中には別のイベントで知り合ってここでまた顔を合わせたという人達もいて、この人は宇都宮で一番速い人です、などと紹介している。自転車の車種や部品の話になるとみんな盛り上がっているのに、僕だけチンプンカンプン。こんな人たちと一緒に走るのかと、もう本当に気が重くなってきた。

それでも僕より年上の60代と思しき人もいて、あの人が走るんならと思っていたのだが、そのあと風呂に入ってまたまた意気消沈。年配の人たちといえども、そのふくらはぎは筋骨隆々。膝から下はみんな真っ黒に日焼けしている。

これは絶対間違ったところに来たなと思いつつ、隣のレストランで一人寂しく夕食を摂る。部屋に帰って布団に入り、もうこうなったら運を天に任せようという気になる。店長さんも「楽しんできて下さい」と送り出してくれたし、途中棄権してもいいから楽しむだけ楽しもうと腹を決めると、もう意識がなくなっていた。

2009ツール・ド・のと400参戦記(準備編)

2010-02-18 | 自転車
2009年9月20~22日の「ツール・ド・のと400」からもう5か月が過ぎ、記憶も薄れかかってきました。せっかく初めて出たイベントなので遅ればせながら参戦記を書こうと思います。

まずはその準備編。

最初から全コースを走るチャンピオンコースに出ようと決めていた。たぶん初心者はまず1日コースを走り、自信をつけてから翌年のチャンピオンコースにチャレンジするのではないかと思うけど。でもチャンピオンコースに出ないときっと後悔することになるだろうという確信もあった。

3万円のエントリーフィーを振り込み宿の手配も済ませると、まだ少し残っていた迷いもふっきれた。半月板損傷も半年間自転車に乗っていたらいつのまにか治っており、心肺能力を高めるためウォーキングをランニングに切り替え、ハーフもなんとか走れるようになった。体重と体脂肪率が目に見えて落ちていったのは2009年の春から夏にかけてです。

しかし身体の準備はできても、その他の準備はできていない。ビアンキを買ってから揃えたものといえばヘルメット、ビアンキ純正のサドルバッグとワイヤーロック、そしてLEDのライトにズボン巻き込み防止用のベルトだけ。グローブもウエイトトレーニング用に買ったバーベルのおまけについてきたものだ。(結構気に入ってますけど)

そこで自転車屋の店長さんに相談して、「ツール・ド・のと」用グッズを一揃い買いました。
まずウェア。ビブショーツと半袖シャツ、アンダーウェア3枚、アームウォーマー、そしてレインウェア。レインウェアといっても数千円の透明ビニールの上着だけです。それからビンディングペダルとシューズ、サイクルコンピュータ、携帯用の空気入れと予備のチューブ、タイヤ交換用レバー。財布やケータイを入れておくためのフレームに取り付ける小さなバッグ。店長さん推薦のスタート前に足に擦り込むスタートオイルも購入。うーん、結構な出費だ。

しかしここで問題が発覚。ビアンキルポのタイヤは結構太い。店長さんいわく「細い方が絶対有利です。」 しかし細くなればそれだけパンクのリスクも高くなるとか。
ビアンキを買ってからまだ一度もパンクの経験がない。それどころか前輪も後輪もタイヤをはずしたことが一度もない!!!

店長さんは腕組みして考え込んでしまった。

やがて「このままいきましょう! パンクして焦るよりいいと思います。」
そして「楽しんできて下さい。」と送り出してくれた。

自転車  新たな夢が

2010-02-13 | 自転車
さて自転車を買ってその面白さが分かってくると、今度はあちこち走りに行きたくなってきます。山に向かって、あるいは海沿いにどんどん走行距離が伸び、最初は20km走れたと喜んでいたのが、やがて一日の走行距離が50kmとなり100kmとなっていきました。

買った当初は低めにセットされていたサドルの高さも、慣れるに従って高くしたほうが走りやすくなり、とうとう一方の足のつま先でかろうじて支えるほどの高さになりました。平地ばかりでなく、上り坂の面白さが分かってきたのもこの頃です。

そして今となっては運命的なものを感じるのですが、ネットを見ていて「ツール・ド・のと400」というイベントに目が止まりました。3日間で能登半島を一周するというもので、20年ほどの歴史があります。タイムレースではなく制限時間内にゴールすれば順位は関係ない、というのも初心者の私向きです。何か不思議なほど胸騒ぎを覚ました。

しかし店長さんに相談してみると、「ウーン、レースではないといっても結構きついです。3日間で身体がボロボロになりますヨ。」という返事。でも、これまでウォーキングや筋肉トレーニングをやってきたし、4月に自転車を買って9月の「のと」に出るのは無理でも来年には何とか・・・と夢が湧いてきました。
平成20年の夏のことです。

自転車購入 そしてハマる

2010-02-06 | 自転車
平成20年4月19日、自転車購入。

4月に予想通り異動があり、自宅と職場との距離がこれまでの30kmから10kmと近くなりました。そしてガソリンの異常な高騰。リッター170円にもなりました。

そういうわけでついに一台買いました。当初予定していたクロスバイクではなく、ちょうど店にあった「ビアンキ ルポ」というイタリア製の自転車で、種類でいえばシクロクロスというのだそうです。見た目はロードレーサーのようにドロップハンドルですが、タイヤがやや太めで、ある程度のラフロードでも走れるようになっています。色はチェレステカラーという青味がかった緑で、このビアンキという会社のシンボルカラーだそうです。

自転車屋の店長さんが言うには、そもそも自転車というものは秋に新車が出て、春にはもう売り切れるのだそうです。人気車種になると数カ月待ちもざらだとか。自転車の知識はほとんどないので、店長さんに通勤が主体で休みの日には少し楽しんで走りたいと伝えたところ、私の趣味や生活パターンなどを聞かれて結局この自転車になりました。 今、買ってから2年近くたちますが、このシクロクロスという選択はまさに私の走りの指向にどんぴしゃりだったことに驚きます。さすが大ベテランの店長さんです。

さっそく通勤に使い始め、5月から9月までは休みも含め平均すると2日に1回は乗っていたことになります。自転車に楽しんで乗るなどということは中学時代以来の快感で、休みの日にはあちこち走りまわりました。長い上り坂を必死にペダルをこいで、目的地に着いた時の達成感は格別です。いままで何気なく見ていた景色が一変しました。

ウ~~~ン 完全にハマってしまいました。

2年ぶりの投稿

2010-02-06 | ウォーキング
2年ぶりの投稿です。

まず、2年前の腱鞘炎はシューズのひもの締め過ぎが原因でした。
ウォーキングに関するブログをあちこち見ていたら、そのことについて書いてありました。
ひもをきつく締めることにより足の甲の血行が悪くなり、痛みを生ずるとのことです。

原因を取り除き、ウォーキング再開。
暫く休んでいたので2月の後半から1kmを歩き始め、2km、3kmと少しずつ距離を伸ばしていきました。
何の痛みもなく再び歩けるようになった嬉しさから、ついついスピードに挑戦してしまいました。1kmを8分で歩けるようになったと調子に乗ったとたんです。

右の曲がり角で、右足に全体重をかけ体をひねった瞬間に、右膝に今まで経験したことのない激痛が走りました。平成20年4月10日の午後です。

すぐウォーキングを中止し、車のある駐車場へ激痛に顔をゆがめながら何とかたどり着き、車は運転できましたが、家に着いたらもう完全に立てなくなっておりました。てっきり膝の腱が断裂したのだと思いました。

翌日仕事を休んで近所の総合病院へ。しかし病院の駐車場から一歩も歩けません。妻に車いすを持ってきてもらいやっと診てもらうことができました。

病名は「半月板損傷」。それもかなり重症でした。膝の関節の中にヒアルロン酸を20mL注射してもらいました。その日の夕方、なんとか立てるようになりました。