社会空間研究所 建築・まちづくり通信

社会空間研究所の所員が建築・まちづくりに関する情報等を気ままに綴ったブログです。
2007年6月からスタートしました。

物流施設がなぜ活況なのか ロジポート相模原

2012-08-09 20:13:14 | 都市開発

最近、高速道路のインターチェンジ周辺等で

大規模な物流施設の開発を多く見かけます。

なぜ、このような大型の賃貸物流施設開発が増えているのでしょうか。

1)その大きな理由の一つはインターネット通販が伸びているからです

パソコンで好きな時間に注文できるため、これまで店舗のみで販売していた会社も、

どんどんネット通販に参入しています。

このため、早く配送できるような便利な立地や設備が充実している施設

確保していることが、通販業界での競争力につながるため、

大型の賃貸物流施設開発が増えているというわけです。

オフィスと同様に立地が良くても、スペックが古いと、効率が悪いことから、借り手がつかないため、

建替えも増えているようです。

2)物流施設を借りているのは、小売り業者等ではなく物流会社

物流施設を借りているのは、品物を作っているメーカーや小売業(荷主)ではなく、

直接の借り手は物流会社だそうです。

小売り業者等は、配送や在庫管理などの業務を一括してやってくれる

物流会社(3PL=サードパーティロジスティクス)に委託することで、

コストを抑えることができるんだそうです。

3)不動産会社の参入

このように、賃貸物流施設を求める企業が増えたことから、

安定した収益を生む不動産としての期待が高まり、

不動産会社も開発に参入してきました。

近々、三菱地所と海外の企業の共同開発による国内最大級の物流施設(=ロジポート相模原)

が相模j原にできるそうです。(mt-west)

情報源:住宅新報

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 電車で寝過ごす | トップ | こういうコンビニいいね »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

都市開発」カテゴリの最新記事