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おります。指をメインに施術。
医学的に、中性:袋栗なし

単体服用は 更年期障害(性ホルモンが不足)

2017-08-08 23:22:38 | 日記

女性ホルモンには卵胞ホルモンと黄体ホルモンがあります。
卵胞ホルモン=エストロゲン
黄体ホルモン=プロゲステロン


卵胞ホルモンが体を女性的に成長させるホルモンなのに対して
黄体ホルモンは生理や妊娠に関わりのあるホルモンです。
MTF(男→女)が服用したところで無意味と思われるかもしれませんが、
黄体ホルモンには男性ホルモンを抑える作用があり、
女性化するために必要なホルモンです。

女性化には卵胞ホルモンと黄体ホルモンが必要
単体服用で中性化は可能?

男性が服用した時の黄体ホルモンの作用
  【1】男性ホルモン抑制
  【2】バストアップ
  【3】体型の女性化
  【4】体温上昇作用
  【5】麻酔作用
  【6】抗アルドステロン作用
  【7】精神作用
  【8】肝臓への負担
  
  
卵胞ホルモンと黄体ホルモンを服用しても女性化しない場合の原因
おすすめホルモン剤

女性化するための条件は二つ。
女性ホルモン値を上げることと
男性ホルモン値を下げることです。



MTF(男→女)の場合、
女性化目的でホルモン剤を服用するわけですから、
卵胞ホルモンは当然服用します。
しかし卵胞ホルモンだけでは女性ホルモン値は上がるものの、
男性ホルモン値はあまり下がりません。


なので、男性ホルモンを下げる役割は黄体ホルモンにお願いするわけです。
去勢手術を受けていない限りは
卵胞ホルモン+黄体ホルモン
もしくは
卵胞ホルモン+抗男性ホルモン
を服用するのが一般的です。


女性ホルモン値がいくら上がろうとも
男性ホルモン値が女性並みに下がらない限り女性化はおこりません。


単体服用で中性化は可能?

単体で服用すれば女性化も男性化もしなくなるので
いわゆる中性化は可能です。


しかし単体服用は
一般男性の前立腺肥大症や前立腺癌の治療で用いられることはあるものの、
それ以外の理由では一般男性であってもMTFであっても、
基本ありえません。

なぜならリスクとして更年期障害があるからです。
更年期障害とは性ホルモンが不足することによって起こる、
ほてり、のぼせ、冷え性、多汗、頭痛などの体調不良です。
高齢の女性に起こりやすい症状ですが、
ホルモン不足になれば年齢や性別に関係なく起こりえます。

男性ホルモンか女性ホルモンのどちらか片方が
十分にあれば更年期障害はおこらないので、
卵胞ホルモンと一緒に服用している場合は大丈夫ですが、
単体服用だとどちらも不足した状態になり起こってしまいます。
なので中性化目的での服用はおすすめできません。
また、単体で服用しても胸が女性のように発達してくるケースもありえます。

男性が服用した時の黄体ホルモンの作用

黄体ホルモンの具体的な作用、体の変化は以下の通りです。


【1】男性ホルモン抑制

睾丸(金玉)に作用し男性ホルモンや精子の生産を抑えます。
これにより男性化が抑えられます。
男性化が止まると

・筋肉量減少
・皮脂の分泌の減少による体臭軽減
・男性ホルモンによるはげの改善
・髪をのぞく体毛の減少

といった、いわゆる男性的な特徴が薄れていきます。

同時に男性機能も低下していきます。
長期間の服用では精子生産機能が失われたり、
勃起不全になる可能性があります。
服用をやめれば男性ホルモンはまた分泌され始め、
男性機能も元に戻りますが、
完全には元にもどらない可能性もあるので、
将来的に子供を作りたい方は安易に服用してはいけません。

【2】バストアップ

卵胞ホルモンである程度胸が発達したならば、
黄体ホルモンはそれを更に発達させるように働きます。

妊娠した女性は赤ちゃんへの搾乳のために胸が大きくなりますが
これは黄体ホルモンの作用であり、
男性が服用しても同様の効果が得られます。

【3】体型の女性化

男性と女性では脂肪のつき方に違いがあり、
これが見た目の印象の違いを生み出しています。
黄体ホルモンは女性らしい脂肪のつき方を促進させます。

具体的にはお尻が大きくなったり、
皮膚が女性のようにぷにぷにした感触になります。
卵胞ホルモンにも同様の作用がありますが
さらに促進させてくれます。

また、タンパク異化作用というのもあり、
タンパク質を分解しエネルギーなどへの変換を増加させます。
筋肉はたんぱく質で構成されているのでようするに筋肉が落ちやすくなります。
よって体格が女性的なきゃしゃなものになりやすくなります。

【4】体温上昇作用

男性より女性のほうが少し体温が高いのをご存知でしょうか?
女性は排卵時に基礎体温が上がりますが黄体ホルモンの作用です。
しかし体温が上昇するといってもせいぜい0.5℃程度ですし、
敏感な人でなければ感じ取れないでしょう。

【5】麻酔作用

非常に弱いですが麻酔作用があります。
この作用のため、眠気を感じる方もいるでしょう。
車の運転や高所の作業では注意が必要です。

【6】抗アルドステロン作用

アルドステロンとは副腎皮質ホルモンの一つで、
ナトリウムの再吸収を促し
体内の水分量を増やす働きがあります。

黄体ホルモンはこの働きを阻害するのですが、
体がそれに反応してアルドステロンの分泌を促すので、
結果的に体に水分が溜まりやすくなります。
つまり女性のようにむくみやすくなります。

水分が増えると体液量、血液量が増えるので高血圧になる可能性があります。
また、水分が増えた分体重が増加します。

【7】精神作用    

倦怠感や疲労感をおこりやすくします。
うつ病になる確率があがることもわかっています。
生理中の女性と似たような精神状態になると思っていただければよいです。

【8】肝臓への負担

ホルモンは肝臓で代謝されるので、
卵胞ホルモン同様肝臓に負担がかかります。
飲酒をなるべく控えるなどしましょう。

卵胞ホルモンと黄体ホルモンを服用しても女性化しない場合の原因

女性化はすぐに変化が感じられるものではなく
長期間服用を続けることで徐々に効果が現れてきます。
しかし服用を始めてから3か月~半年たっても体に全く変化が起こらない場合は
女性化がおこっていない可能性があります。

この場合考えられる原因は
男性ホルモンが十分に抑制されていないということなので、
黄体ホルモン剤の服用量を増やす必要があるかもしれません。


男性ホルモン値は病院で血液検査をお願いすれば知ることができます。
総テストステロン値を調べてもらい女性の基準値まで
下がっているか確認してみましょう。

男性の基準値   277~1111  ng/dl
女性の基準値   16~86    ng/dl

おすすめホルモン剤

プロベラ10mg
provera
代表的な黄体ホルモン剤です。
最も有名で世界中のMTFに利用されています。
天然の黄体ホルモンの20~50倍の男性ホルモン抑制効果があり強力に男性化を止めます。
1日あたりの服用量は2.5~10mgです。
肝臓に負担がかかるため2,3回に分けて服用してください。

マレフェ10mgおすすめ!
marefe
プロベラの後発品(ジェネリック)です。
プロベラと同じ効果、同じ成分でなおかつ安いです。
プロベラが一箱30錠なのに対してこちらは同価格で100錠なのでおすすめです。
1日あたりの服用量は2.5~10mgです。
肝臓に負担がかかるため2,3回に分けて服用してください。

プレモン 1.25mg 2箱 + マレフェMTF10mg1箱セット【セットなら25%お得!】
marefep
スタンダードな女性化向け卵胞ホルモン+黄体ホルモンセットです。
服用量は
プレモン    一日2.5~3.75mg  6時間ごとに分割服用
マレフェ    一日2.5~10mg   2.3回に分けて服用