ねこじゃらし

いきもの・いけ花・園芸・額装・食べ歩き・お散歩・・・趣味の記録 

090123 いけ花 14 “色をいける”

2009-01-25 07:55:57 | いけ花
月3回のお稽古なので 一週お休みだった
 ガーベラ(また違ったあずき色だ) 
 ガマズミだそうだ
 マンサク 木の花が春らしい
どうやっていけるかずいぶん悩んだ。新しいテキストの3・4も見てみた
この組み合わせ、どれも花だから『花を生ける』になるのか・・・
ガマズミの繁りがよいので、苦手な塊(『マッス』)の練習にならないか・・・
いつも、花器選びには色のことを考える。今回はマンサクの黄色をいただいて黄色の花器にしよう。

マンサクを良く見ると、黄色い花弁の内側に、小豆色のガクが見える。この色はガマズミのつぼみやガーベラの色と同じ。小豆色はかためて『マッス』にしてみよう。マンサクの枝が太くていい線なので、これは塊とは離して線を見せたい。
黄色い三角の水盤もあるけれど、今日は刺し口が二箇所ある花器で小豆色の塊と黄色の枝の線と2つに分けて。でも小豆色のガクが両方に共通感を持たせてくれるだろう。小豆色の塊と黄色の花器も良く合いそうだ。テーマは『塊と線』にしよう。

先生に見ていただきました

壁の前に移動して・・・
「これは『株分け』?」「『塊と線』です」
「そうねぇ、塊というにはちょっと、『マッス』のときの線は教科書ではどんな風になっていた? これはちょっと、それより『色をいける』ということではこれは成功しているわね」「じゃあ『色をいける』ということで・・・」
先生がマンサクの枝先の葉芽をパシパシと切ってくださった「強さ、意志ってものが出るでしょ、これだけでも」
不思議です。あるとないとでは違うんですね



色を意識すると言うことは、アレンジメントを勉強に行ったときに繰返し学んだことだ。いけばなではあまり言われてこなかったことだけれども、自分ではいつも意識してきた。(肌色のガーベラオレンジのガーベラの作品や鑑賞ナスのときなんかもそれ)草月流でも『色をいける』というテーマがあるけれども、今回のいけ華が色を意識したものだと先生に見ていただけたのは、3種の材料がどれも花だったことが関係あるかもしれない。
私の意図したの塊が塊になってないし、線が線として練れていなかったってこともあるけれどもね・・・。

まあ、今日は『色をいける』という作品ってことにします

しかし、写真を見てみると、なんかなぁ~~。枝の線はなんかあっちむいているし、もうちょっと丁寧に。ガマズミの塊とガーベラはしっくりいってない、ガーベラの位置やガマズミの切り方も丁寧に。まだまだいろいろ手を入れられそうだナ。
自分の机でいけていたときは気がつかなかった。後ろ(背景)がごちゃごちゃしてるから。白い壁の前に持って来たら、線がはっきりわかるようになって、まだまだだな・・・ってわかった。

よくみて丁寧に時間をかけよう、次回はね。

先生、ありがとうございました


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