おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その308

2016-11-14 19:54:51 | 
 この前の土曜日、以前職場で席を同じくした先輩、同僚と酒宴をした。先輩は狩猟民族で、11月15日を過ぎると、土日は山で獲物を待ちかまえている。今回は、その先輩宅で囲炉裏を囲んでの宴。さすがにシーズン前なので、「ボタン肉」は前シーズンのもの。そのほか、海の幸や野菜などを肴に、一升瓶2本と四合瓶1本を空にしてしまった。その影響か、日曜日の午前中は当然のごとくダウン。午後からセロのレッスンがあったので、昼過ぎにちょっと練習をした。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。


 今日は東京メトロ千代田線・千駄木。千駄木といえば「谷根千」の一画。戦災を免れたこのエリア、趣のある路地に古い建物が並ぶ。類氏は「大名時計博物館」へ。江戸時代に城で使われていた「大名時計」が展示されている。午の刻を昼として、その前が「午前」、昼が「正午」、そのあとが「午後」という具合だ。当時の時刻設定は「不定時法」と呼ばれる方式で、日出と日の入りが基準であったことから、季節によって一時の時間の長さが変わる。したがって、「大名時計」もそれに合わせた形、日本オリジナルである。

 暗がりになり「よみせ通り」へ。以前、この通りに、日暮里駅から谷中銀座商店街を歩いて行き着いたことがある。確か、道路が蛇行しているはずだが・・・。通り沿いにあるのは創業20年、「季節料理 みさき」、ここに入店。ホワイトボードには海鮮メニューが書き並ぶ。類氏はカウンターに座して、「生ビール(中)」480円を注文。「お通し」350円は3点盛、イクラと鮭の親子煮など、ビールに合う肴だ。刺身盛はお店の看板メニュー、「刺身3点盛」1,300円は、中トロ、サンマ、タイ。日本画を見ているような美しさ。これに合うお酒は茨城の地酒「武勇 ひやおろし」850円。懐が深い味、とは類氏談。ホワイトボードに気になるメニューを発見。「鮭チャンチャン焼」850円を注文。お酒は高知の地酒「酔鯨 特別純米酒」680円。酔鯨は北海道の酒に似ているので、鮭に合うらしい。チャンチャン焼は鮭の身をほぐして野菜と混ぜる。女将は宮古島出身ということで、沖縄の酒や食材が揃っている。泡盛の古酒「菊乃露40度」580円をいただき、「スクガラス豆腐」380円と「ゴーヤチャンプル」680円を流し込む。「スクガラス」はアイゴという魚の稚魚を塩漬けにした保存食である。それが豆腐にのっている。
 カウンターの奥には、対象の息子が小学生の時に描いた大将の絵が飾ってある。御常連から子どもの名前の由来を言うように促され、エイトマンの歌を歌う。息子が大地で娘は光。「光る海 光る大空 光る大地」というわけだ。
 〆は裏メニュー「沖縄風イカスミ焼きそば」1,150円、御常連からのリクエストも多いようだ。


 今週は出張で遠出をする。先方とは2年数ヶ月ぶりに再会することとなる。夜は杯を取り交わすことになっているが、玉山崩れなきよう、ほどほどにしたいと思っているが、どうなることやら。

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