おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その349

2017-10-09 20:26:11 | 
 先週は、金曜日から出張で宮崎県延岡市へ。江戸時代、磐城平藩主だった内藤公が延岡藩に転封したご縁で兄弟都市となっている。今年で20年。延岡市では、毎年10月に延岡城趾千人殺しの石垣の前で薪能が奉納されている。これにお招きいただいた。
 延岡に到着した日には、西郷隆盛の曾孫・西郷隆夫氏による講演会。西南戦争最後の戦いの場である延岡や、子孫から見た西郷どんについてお話があった。実は、「西郷隆盛」という名は父親の名で、本名は「隆長」であったことなどなど、歴史的真実も知ることができた。そして、夜は懇親会、2次会には、延岡の友夫妻からお呼びがかかった。久闊を除して、語り明かせば午前2時。楽しい一時であった。
 薪能、能は観世流・片山九郎右衛門さん、狂言は茂山あきらさん。片山さんはアリオスのこけら落としにこられたとのこと。当日の延岡は気温は28度、城山公園では蝉が鳴き、それが更に暑さを実感させる。日が暮れ、蝉の声から秋の虫がバトンタッチ。幻想且つ幽玄の中で薪能を堪能した。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は仙石線・多賀城。小生、出向しているときに、出向先の研修所が多賀城にあることから、界隈を散策した。仙台の友に会うため、電車で向かい盃を交わし、終電に間に合わずに寮までタクシーで帰ってきたこともあった。ところで、多賀城、国府があったところで、多賀城跡は国の特別史跡となっている。江戸時代に発見された「多賀城碑」は松尾芭蕉も観に来たという。歴史の街である。

 暗がりになり、若干人通りが少ない中、創業15年、「居酒屋 えん」へ。「えん」はご縁、人との縁、酒との縁、ということだ。先ずは「スーパードライ 樽生」500円、「お通し」500円はイカとカボチャの煮物。
 「鯨ベーコン」1,200円は自家製、塩のみで作る。これを酢醤油でいただく。これに合うのは日本酒、宮城の地酒「阿部勘 純米辛口 2合」1,200円、呑みやすさは宮城でトップクラス、というのは類氏談。「だし巻きたまご」580円似合うのは、「栗駒山 特別純米 2合」1,200円、柑橘系の香りがする。「納豆香味揚げ」480円は納豆を大葉で包んで天ぷらのように揚げる。上品な味。
 ぬる燗は「英勲 普通酒 2合」700円、これで「吉次カマ焼」1,100円を流し込む。カマ焼、でかい。
 類氏、本日は6合呑んだのだろうか。


 延岡での余韻を感じながら、今週は諸々行事をこなしていくこととなる。

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