ヒナとジュウベエの世間話。

猫のヒナとジュウベエが語る、いろいろな猫達の物語。

昆虫ハンター、レオ君。

2016-08-29 11:12:26 | 日常

 ヒナとジュウベエの世間話。
 昆虫ハンター、レオ君。

  関東地方に台風10号が上陸しそうですね。日本列島を避けてくれれば良いですね。
 それでなくとも、外猫達が心配になります。

 
  天気が良ければ、外猫達は活動が活発になります。 そんな中、本日はレオ君の事を
 紹介します。仔猫から少し大きくなったレオ君はいろいろな昆虫を捕るのが得意です。
 今回はバッタを見つけたようですね。

 
  レオ君バッタの他にも、トンボチョウチョなども素早く捕獲します。
 その早さはすごいです。飛んでいる昆虫も、飛び上がって両手で素早くキャッチします。

 
  そして人が傍に居ると、かならず捕った昆虫を見せに来ます。今はバッタを咥えて
 見せに来ている所です。

 
  今度はレオ君の傍で、シロちゃんが大きいクモの置物をじゃれてみました。
 レオ君は昆虫だけでなく、クモにはどう反応するでしょうか?。

 
  それを見ていたレオ君は本物のクモかと思い、早速捕獲しようとしています。

 
  レオ君はどうやら偽のクモを捕獲できたようですね。

 
  その様子を傍で見ていたシロちゃんは、呆れ顔で横になってしまいました。
 レオ君は機敏な行動をとる猫ですね。それで人には甘えて直ぐに膝の上に乗るんです。
          本日は昆虫ハンターのレオ君を紹介しました。

 


シロちゃんが消えた3日間。

2016-08-26 05:45:33 | 日常

 ヒナとジュウベエの世間話。
 シロちゃんが消えた3日間。

  8月22日(月)に関東地方に上陸した台風は、各地に被害を与えました。
 そんな中、シロちゃんが居る場所も大雨の影響で水に浸かってしまいました。

 
  いつもならこの様にシロちゃんが寛いでいる場所が、水につかってしまった時から、
 何処へ行ったのかシロちゃんの姿が見えなくなったのです。

 
  台風が去って水が引いた後、シロちゃんが居ないので心配している、仔猫のレオ君です。

 
  いつも一緒に居る三毛猫親子シロちゃんが居ないので心配しています。

 
  シロちゃんは水の中を泳いで、何処かへ避難したのかな?

 
  ところがシロちゃんらしき猫が、いつもシロちゃんが居る場所からかなり離れた別の場所に
 現れたのです。

 
  それは台風が去ったあくる日の早朝、まだ夜が明ける前に私が別の猫達にエサをあげている
 時でした。暗闇の中どの猫かと確認してみたら、何と普段この場所に居ないシロちゃんでは
 ないですか。この時はまだシロちゃんが居なくなったと他のボランティアさん達が心配して
 いるのを私は分かりんせんでした。23日(火)この日もシロちゃんはいつもの場所に戻って
 来なかったそうです。 (写真は暗闇の中での撮影の為、少しピンボケしています)

 
  その頃ギャオ君はと言うと、最近一緒に居る事が多いシロちゃんを心配することもなく、
 ロックちゃんやカリンちゃんのエサ場に来て、チャッカリと傍でエサを貰って食べています。
     (画面左側に居るのがギャオ君です。) 

 
  みんなが心配していたシロちゃんが、何と3日後の8月24日(水)の夕方いつもシロちゃん
 居る場所へ、何処からともなく歩いて帰って来たのです。シロちゃんの世話人の人達は
 シロちゃんが帰って来たので安心したそうです。今はシロちゃんは疲れていたのか、いつもの
 木の上で居眠りをしながら寛いでいます。

 
  シロちゃんが無事に元の場所に戻って来て良かったですね。しかしあの台風で水に
 浸かった場所からどうやって避難したのか、シロちゃんに聞いてみないと分かりませんね?
  本日はシロちゃんが消えた3日間の話題を紹介しました。  

 


ペットロスと葛藤。

2016-08-21 16:35:51 | 日常

 ヒナとジュウベエの世間話。
 ペットロスと葛藤。

  みなさんの中には家族の一員として暮らしていた猫が亡くなった時、深い悲しみに陥る事が
 あるでしょう。その悲しみからペットロスになる人も多くいます。ペットロスは動物を愛していれば
 愛していたペットが亡くなれば起こりえる事で病気ではないと思います。ただその事が長引けば
 うつ病状態になる人もいて、それがペットロス症候群と言われるようですね。

 
  私も当然保護をして家族の一員として一緒に暮らしてきた猫達が亡くなった時には、自責の念
 に陥り、あの時もっと早く気づいていればとか、もっと早く動物病院へ連れて行き診察をして
 いればまだ生きていたかも知れないと思いました。亡くなった猫が食べていた残された
 お皿を観ているとまだ近くに居てエサを食べに来るような気もします。 そしてその猫と初めて
 会った時から今までの楽しかった出来事が走馬灯のように思い出す事もあります。
  (写真はブログタイトルの亡くなった猫のヒナです)

 
  でも私の場合いつまでもペットロスで何もしない状態にはなれないのです。たしかに亡くなった
 可愛い猫達に対する悲しみの思いは当然あり、この猫達が私達を癒してくれた事に感謝して
 います。今はこの猫達は天国で安らかに寛いで、先に天国に行った仲間達と一緒に楽しく
 過ごして居るでしょう。 (写真は在りし日のチビちゃんとアンズちゃんです。)

 
  私の場合何故いつまでもペットロスになっていられないかと言うと、それはまだ現に生きている
 外猫達が毎日の食事を当てにして待っている顔を思い出し、この猫達に毎日エサをやらないと
 また可哀想なので、この外猫達の事を思うとペットロスにはなれない状態で行動しなければ
 ならないのです。また保護をして家族の一員の残された家猫の、毎日の世話もあるからです。

 
   そして私が好きな猫映画の名作{ハリーとトント}のラストシーンを想い出します。
  この映画は老人と猫の旅を通して人生の哀歓が情感豊かに描出される傑作です。
 ラストシーンではポール・マザースキー監督によると、夕陽の浜辺に飼い主のハリーが、病気で
 亡くなった飼い猫のトントに似た猫を見つけて追いかけて行く場面があり、ハリーは違うと
 知りつつもトントの面影を探す。だが消えた命は戻らないあれは別の猫だと自分に言い聞かせ、
 砂浜に猫を放す姿をピアノが絶妙に引き立てる場面が、猫に対する思いに私は哀愁を
 感じさせられた。そして傍には砂遊びをしている少女がいて、その子供が築く砂の城は未来
 象徴しているそうだ。そして少女は老人を見て、これが人生よとばかりに舌を出す場面があり、
 ラストは波の音を最後にこの映画は幕を閉じると言う映画でした。
  猫好きの人でまだこの映画を観ていない人がいたら、お勧めする映画です。

  ペットロスと葛藤と言うタイトルで書きましたがこれは私の場合の事であり、ペットロス
 なっても亡くなった猫達は親切にしてくれた飼い主の事を思い感謝をしてくれていると思います。
 また新たな別の猫ちゃんに出会えば、ペットロスを想い出として新しい気持に切り替われる
 時が来ると信じています。


台風と猛暑。

2016-08-17 14:47:18 | 日常

 ヒナとジュウベエの世間話。
 台風と猛暑。

  本日8月17日(水)は関東地方では、夜が明ける前はまだ台風が通っていました。
 台風だから猫達は早朝にはエサ待ちをしていないだろうと思い、エサの数を減らして
 持って行きましたが後で追加しました。

 
  エサを持って行った時はちょうどが小降りになりましたが、まだ風が吹いていました。
 台風の日でも、何と猫達はエサを貰うのを待っているではないですか。
 風が吹く中お座りをしてエサ待ちをしているミルクちゃんと、後ろの眼が光っているのが
 ゴマちゃんです。

 
  せっかく待っていたので、エサを多めにあげました。エサを食べているミルクちゃん
 ゴマちゃんです。

 
  暗闇の中、途中でギャオ君もエサ待ちをしてエサを貰って食べています。

 
  暗闇の中の撮影でしたが、三毛猫牡丹ちゃんも居ます。

 
  キジトラのマロンちゃんもエサを貰いに来て食べて居ますよ。

 
  ピョン吉君もいつもの場所でエサ待ちをして食べています。風で皿が飛ぶので、エサは
 直置きにしています。他にも写真は写せなかったが、ロックちゃんパールちゃんも居ました。
  以前もブログで書きましたが、外猫達雨の日でも雪の日でも台風の日でもエサを貰うのを
 待って居るのですね。だから毎日かならずエサは外猫達の為に無休でデリバリーをしなければ
 ならないのです。なにしろ猫も生き物ですから、でもよく当てにして待って居ますね。

 
  そして8月17日(水)の夜が明けてからは、台風は通り過ぎてまた猛暑日の晴れた一日に
 なりました。シロちゃんが暑いので、また木の上の陰で寛いでいました。

 
  それからみんなが心配していて一週間ほど姿を見せなかったハート君が、昨日久しぶりに
 エサを食べに来たので無事でいて安心しました。


ハチベエの想い出。

2016-08-14 15:55:37 | 日常

 ヒナとジュウベエの世間話。
 ハチベエの想い出。

  今年も8月13日(土)から8月16日(火)までお盆の期間に入りました。
 お盆と言えば先祖の霊を供養する期間ですが、私は亡くなった猫達の事も想い出します。
 最近は縁があり我が家の猫として飼っていた、猫のハチベエが亡くなった事です.

 
  ハチベエは特に印象に残る猫の一匹でした。ハチベエは兄弟と言われるジュウベエと共に、
 ある劣悪な環境の施設から救出保護した猫でした。
 この猫の顔は特徴のあるひょうきんな顔立ちで、何処となく親しみを覚えます。

 
  ハチベエは他の猫達に対しても、優しい面倒見が良いリーダー的な存在の猫でした。

 
  いろいろなしぐさにも.なんとなく可愛さがあります。

 
  良く見るとハチベエの顔がどこか人間の顔立ちの様に見えると、ある猫好きな人が
 ハチベエの顔を観て言ってたのを想い出します。

 
  同じような毛色のクッキーと、並んで仲良くツーショット。

 
  そして先に天国へ旅立ったジュウベエが亡くなる何日か前に、寄り添ってジュウベエから
 なかなか離れようとはしなかったハチベエの事を覚えています。

 
  病気で弱っていた兄弟のジュウベエの体を舐めてやってる、在りし日のハチベエです。

 
  そしてハチベエは動物病院での治療のかいも無く、最後は腎不全になり、
 7月25日(月)の早朝に虹の橋を渡り、天国へ旅立ったのです。
 我が家で保護をして5年間、短い間でしたが家族の一員として安らぎを与えてくれました。

 
  ハチベエの亡くなった時の最後の姿は、まだ生きているかのような伏せをした状態の姿勢と
 顔で静かに亡くなくなりました。

 
  今でもハチベエが生きていて、部屋の何処かで舌ベロを出しながら居眠りをしているような
 気がします。

 
  今頃はハチベエは天国で先に亡くなった兄弟のジュウベイと再会して、2匹で仲良く過ごして
 居る事でしょう。
  ハチベエが亡くなった時に、ハチベエを愛してくれた人達からいろいろなハチベエの想い出の
励ましのメールや電話を頂きました。さようならハチベエみんなを癒してくれてありがとう。