ヒナとジュウベエの世間話。
TNR活動再び。
こんにちはヒナです。最近は各地で豪雨があり天気が不安定で、被害に遭った地域の人は
大変です。一日も早く天候が安定回復すれば良いですね。
ところで本日の話は野良猫のTNR活動の話をします。以前今年の2月頃から地域の
野良猫達26匹に避妊・去勢手術をして現場に戻しました。ところが最近別の野良猫が2匹
現れるようになったので、この2匹の猫ちゃんも保護して避妊手術をしました。
最近エサ場に現れるようになった雌猫ちゃんでした。この猫達は時期的に妊娠している
可能性が多いので、動物病院に連れて行き特別待遇処置をしました。一般的なTNR活動では
野良猫の場合保護したら、動物病院で避妊・去勢手術を済ませ、あくる日に抗生物質の呑み薬
を貰い現場に解放しますが、私達は2週間効く抗生物質コンベニアを接種して、ノミ、ダニ駆除の
フロントラインを投与して現場に解放します。
この野良猫達にした特別待遇処置とは、まず動物病院にて避妊手術をした場合、
猫の術後の体の負担を考えて、動物病院に3泊4日入院をしました。その間にエイズ・白血病の
検査、一般的な肝臓や腎臓、白血球・赤血球の検査をして避妊手術をしました。
術後の猫の体調が良くなったのを確認後、2週間効く抗生物質コンベニア注射を接種して、
その後猫の5種ワクチンを接種。ノミ・ダニ駆除のレボリューションを投与して現場に解放
しました。この猫ちゃんは5匹の胎児がお腹の中にいて、20日後位には生まれるところでした。
この母猫は保護した時にはガリガリに痩せていた為に、もし仔猫が生まれていたら親子とも
母乳を与えて育てるのに命が危なかったと、動物病院の先生が言っていました。
解放後あくる日には元気な姿で今もエサを食べに来ています。(*^_^*)
この三毛猫の野良猫ちゃんは7月25日(木)に、あるスーパーマーケットの前の空き地にて
保護。動物病院に3泊4日の入院をして同じく検査。避妊手術をした後に、抗生物質・
5種ワクチン・ノミ・ダニ駆除薬を投与して7月28日(日)に現場に解放しました。
この三毛猫ちゃんは、幸いにも妊娠していなかったので良かったです。前回のTNR活動
でも、26匹の野良猫達の中から、体調を考えた2匹の猫には特別待遇処置で動物病院に
3泊4日の入院をさせました。この猫達も現在も元気でエサを貰いに来ています。
この処置をした野良猫達はすべて雌猫でした。
猫達には避妊・去勢手術をされるのは嫌でしょうが、野良猫が増えたら猫達が可哀想です。
野良猫達が虐げられない為にも、人間の身勝手かも知れませんがTNR活動はしなければ
ならないのです。無責任な人間が避妊・去勢手術もしないで、子猫を産ませて、管理ができなく
なり仔猫や親猫を遺棄する事は犯罪です。家族の一員として、大切に飼って下さい。
ヒナより。 (後日ジュウベエの闘病生活を紹介します。)