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【名古屋おもてなし武将隊】武士語~もののふがたり~(1)

2012年12月20日 01時04分37秒 | 名古屋おもてなし武将隊

先週末に行われた名古屋おもてなし武将隊のイベント『武士語~もののふがたり~
現在18本くらいあるという寸劇の演目を一挙公開のように思ってましたが、さすがに全部ではなく、全部で9本の演目+αを時代の流れに沿って公開。私はこのうち4本は初見でした。

○第一幕~もうひとつの桶狭間~○ 家康・利家・清正

舞台「絆2012」が発表され、演目名を見てすぐに「家康様側から見た桶狭間合戦の話」だと理解。ずっと見たかったんです。こういうのが見たかった。

というのもですね、演目・桶狭間の場合、家康様と清正様は史実的に無理があります。生まれていない清正様は論外として、家康様の場合は今川方ですから織田方から見れば敵。ですが演目桶狭間の場合は信長様を主としているのにもかかわらず、そこに家康様がいる。矛盾してるんですね。なので今川方の武将だった家康様の視点から見る桶狭間もあっていいよなあとずっと思ってたんです。
そして今回できあがった「もうひとつの桶狭間」。織田方を追い詰めていくあたりを家康様視点で描くのかなと考えていたんですが・・・ぜんっぜん違いました。
利家様と清正様が家康様に呼び出される、というところから始まり、黒・家康と白・家康という両方の家康様が交互に現れる・・・といった感じでしょうか。略すなら家康様の葛藤話ですね。

○第二幕~兵農分離~○ 信長・亀吉・元気!

戦を終えた後、亀ちゃんと元気!くんが今後について話をする、というところから開始。武士になりたい元気!くんと、武士になりたいけど畑も必要という亀ちゃん。そこに信長様が現れて・・・。


○休憩タイム~踊舞の部屋~○ 信長・踊舞

言わずともわかるであろう某○子の部屋のパロ。どこかの事務室らしき場所の真ん中に座る二人。る~るるっとぅるる~♪というオープニングの曲は踊舞くん自ら歌って(鼻歌というべき?)おります。音、ずれてるw

音楽終わりで、まずは超簡単に信長様を紹介。そして信長様の歴史を一気にずらずらずらーっ!と言い述べた挙句「・・・ということを今日はお聞きしたいと思います
ようするにすべて言われてしまった信長様、ちっちゃい声で「う、うん・・・」といってしゅうりょー(笑)

○第三幕~金ヶ崎の退き口~○ 信長・秀吉・家康

この演目を初めて見たときの印象が強かったせいか、ちょっと違和感。家康様にくってかかるより利家様にくってかかるほうがおかしくないなあ、と思ってしまいました。


○第四幕~長篠・陣笠の巻~○ 全員

十人演武でしかできない陣笠の巻。全員で叫ぶように言うときは、何度見ても胸に響きます。

(兵農分離の後に陣笠の巻を見ると、亀ちゃん部分でちょっと?になるかも)

○第五幕~本能寺の変~○ 信長・秀吉・家康

やっぱり「弱い」という言葉に微妙な気持ちになってしまうけれど、三人それぞれが上達しているのを実感します。


○休憩タイム~旅立つ信長様~○ 信長・元気!

“桶狭間”から“本能寺”まで一気に時代が流れました。本能寺をやってしまえば、ここから先は信長様の出番ナシ。なので信長様をからかう時間と相成りました。やんややんや(笑)

信長様以外のメンバーが一度ステージに立ち並び、最初こそ「信長様逝ってまったな・・・」としんみりするんですが、すぐに「これからは秀吉の時代じゃな♪」「おぉ、わしの出番だがね~♪のぅ徳川どの~♪」なんて感じになってわいのわいの。たのし~い雰囲気になったままさがります。
 その後ステージ上手に現れた信長様と元気!くん。終わってまったなあ、と信長様。元気!くんも相槌をうつんですが。写真を用意した、とスライドを見せられて?
 一枚目:夕陽の山々を見るように、画面側に背中を向けて立つ9人。山々の左上には、目を瞑った信長様が・・・。
 二枚目:名古屋城をバックに前列4人、後列5人(だっけ?)で撮影パシャ☆ 信長様は欠席した人扱いに。
 スネて退場する信長様でありましたw