まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

モナコボートSP(奥村、デジパチ)

2013-01-19 15:55:24 | 現金機デジパチ

1997年(平成9年)に奥村から登場したデジパチ「モナコボートSP」

★賞球7&15

★大当り確率:1/227

★出玉:約2300個

★ノーマルデジパチ(現金機)

★兄弟機あり

「モナコボートDX4」…6&13、確率1/227、出玉2000個(無制限タイプ)、ノーマル機

「CRモナコボート5」…6&9&15、確率1/299.5、出玉2300個、1/3で次回迄の確変(5回リミッター付)


 

当時、地元近くのO線・Sヶ丘駅「Z」店には、1階フロアに6&13の「DX4」が入っており、一時期かなり打ち込んだ。無制限シマだったが、回りの「ムラ」にかなり手こずった記憶が。裏のシマには、古めの権利モノ「ミルキーバー」「エキサイトコンバット」もあった。

一方、今回アップする「SP」の思い出では、かつて中国地方へ旅打ちに行った際、岡山のJR新見駅近くのパチ屋「エンドレス」にて、電車の待ち時間にたまたま打ったSPで、まさかの「保留連チャン」を体験したことが印象に残る。お決まりだが、時間のない時に限って良く出るパターンである。

あの時は、広島から松江まで、鈍行列車で移動(中国山地を縦断)したので、午前中に広島駅を出発したのに、松江に着いたらトップリと日が暮れていたな…。松江駅周辺の路地沿いには、古臭いホールが何軒かあった。あの路地とパチ屋、今も残っているだろうか。

その旅打ちの帰り、鳥取駅近くの温泉(公衆浴場)に入ったら、地元の入れ墨ヤクザの皆さんが後から来て、見事に鉢合わせたっけ…あれは生きた心地がしなかったな。まぁ、どうでもいい話だが。


(解説)

競艇をモチーフにしたユニークな液晶デジパチ。競艇モノのデジパチというと、まさむらの名機「ザ・ボート」(1993年)や、太陽電子の「艇王」(1995年)などが思い浮かぶ。また、競艇絡みの権利モノでは、平和の「CRチャンピオンシップDX」(1996年)もあった。他にも色々とあったと思うが…思い出したら追記する。

 

本機の大当り図柄は全12種類で、「1号」「2号」のように競艇らしい表記になっていた。また、図柄の下段には競艇場がある地名も併記されていた。

(7号は「徳山」)

 

なお、図柄と地名の組合せは、以下の通り。

0号(桐生)  1号(戸田)  2号(浜名湖)  3号(蒲郡)  4号(常滑)  5号(津)

6号(児島)  7号(徳山)  8号(若松)  9号(芦屋)  $号(唐津)  ¥号(福岡)

競艇ファンお馴染みのエリアばかりだが、知らない人には、ピンと来ない地名もあるだろう。あと、「$号」と「¥号」には、少々無理がある。

 

(予告・リーチアクション)

・リーチ予告、スベリ、戻り

デジタル回転時、「ガイダンスギャル」と呼ばれる女の子が画面に一瞬登場すると、リーチ予告となる。「がんばってね」「早く当ててね」「まだやめないで」「もうそろそろよ」のメッセージパターンがある。リーチになればスーパー発展の可能性が高まるが、リーチにならない「ガセ予告」も多い。

右デジタル停止時、通常と異なりスベリを伴うと、リーチが確定する。また、右デジが一旦通り過ぎてから戻って止まると、大当たり確定となる。

 

・リーチアクション

意図的な連チャン性はないが、多彩なリーチアクションが存在。飽きの来ない作りになっていた。

(ノーマルリーチ系)

(1)ノーマル…左右絵柄テンパイ後、中デジタルが普通にスクロールして停止。信頼度低。

(2)ギャル叩き…ノーマルリーチ中に画面の色が変わり、ギャルが登場して中図柄を叩く。

 

(バトルリーチ系)

左右テンパイ直後、またはノーマルリーチ一旦ハズレ後に、レース対決(バトル)に切り替わる。リーチ絵柄と同色のボートが1着になれば、大当りとなる。レース実況がやたらと「ファイヤー」の台詞を多発するが、これは、当時の人気アナウンサー・福沢朗の「高校生クイズ選手権」での決めセリフが元ネタだろう。

(1)競り合い…最後の直線に入り、ライバル艇との間で、抜きつ抜かれつのデッドヒートが繰り広げられる。

(2)ハイパーターボ…最後方から「ターボ」ボタンで一気に加速。成功時は気持ち良く他艇を抜き去るが、爆発してハズれる事多し。

(3)VTR・・・ラスト直線の争いから、ライバルと同時にゴール。スローVTRでの判定画面に切り替わる。

(4)アクシデント…レース途中でボート同士が接触して、自艇が空中に舞う。そのまま着水してゴールすれば大当り。外れる時はゴール手前で沈没する。

(5)ドライバー…操縦席からの視点に切り替わり、前方ライバルと激しいバトルを繰り広げる。相手を抜き去りトップでゴールすれば大当り。

 

(ボートリーチ系)

全回転系のリーチアクション。左右デジタルがコマ送りで同時回転を開始し、画面右下からボートが出現する。中デジタルは高速回転を続ける。

(1)ショート…ボートが右から左に通過を繰り返す。信頼度低。

(2)ロング…ボートが正面を向きズームアップすると、ロング発展となり大チャンス。当時、これを外すと「ハマリのサイン」と勝手に思っていた(オカルト)。

 

・その他

中デジタルの大当り判別法あり→バトル系リーチが掛かった瞬間の中出目で、当否の判別が可能。スベリの有無などで、判別パターンは異なる。

CR版と違って確変機能はないが、アタッカー下にはデジタル始動用の「ミニアタッカー」がある。ヘソ下のスルー通過で、盤面右の小デジタルが変動。小デジ当り確率は1/9で、当選時はミニアタッカーが1.5秒開放する。地味ながらも、デジタルの回転数アップに貢献した。



1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あなろぐ)
2013-01-20 04:15:03
旅打ち、憧れますね~
昔、新潟の糸魚川駅前の小さなパチンコ店に入ったら店内にでっかいストーブが有ったっけ…
モナコボートは残念ながらあまり記憶がありません・・マジカルチエイサーとかと同じ頃の台でしょうか??
返信する