まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

ミラクルフォースSP(西陣、デジパチ)

2012-05-29 23:36:13 | 現金機デジパチ

ミラクルフォースSP(西陣)

★1993年(平成5年)登場(新要件デジパチ)

★大当り確率…1/238

★デジタル停止順…左⇒右⇒中

★平均出玉…2300個(最大16ラウンド継続)

★連チャン性…強力な数珠繋ぎ連チャンアリ

★兄弟機「ミラクルフォースP-2」(確率1/238、「7」で+2回、「3」で次回までの確変突入)

        

     デジタル左脇には勇者              右サイドには敵モンスター

アタッカー内には囚われの姫…大当り時、Vゾーンへの追加入賞をブロックする。

 

RPGをモチーフにしたユニークな作り。大当り時のファンファーレは、どう考えても「ド〇クエ」調だったが、ご愛嬌であろう。

大当り後、短い回転で次の当りが来る「数珠繋ぎ連チャン機」として人気を博した。大当り後は、リーチが掛かるたびに「来るか、来るか?」とドキドキしたものだ。

当時の西陣は、「パーラキング」「春一番」「サイタサイタ」「春夏秋冬」など、多くの数珠繋ぎタイプがヒット。保留連チャン機も、「花鳥風月」「麻王」「花らんまん」「ビアホール」などが人気を博し、爆裂機「CR花満開」も空前の大ヒット…と、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いであった。

 

(リーチアクション)

・ノーマルリーチ…中デジタルが上から下にスクロール。ヤクモノの勇者とモンスターが、赤いビームで中デジにアタックした後、中デジが停止。信頼度は低いが、たまに当たる。

・破裂リーチ…ノーマルから発展。中デジがパッと散りながら進むアクション。大当りかその前後で停止。SPリーチにしては信頼度が低い。

・伸縮リーチ…中デジが伸び縮みして進むSPリーチ。大当りかその前後で停止。信頼度はまずまず。

・回転リーチ…中デジがクルクル回転するSPリーチ。大当りかその前後で停止。信頼度はまずまず。

※SPリーチは、必ず大当り絵柄の6コマ手前から突入。

 

(連チャンシステム)

大当り中、最終16ラウンドにモード移行抽選が行われ、3/11で天国モードに移行。天国モード中は、大当り確率が1/15にアップする。ヤクモノ(勇者、モンスター、姫)の裏に付いている光センサーが、モード移行のカギであった。

モードは天国(1/15)と通常(1/238)の2つのみで、いわゆる「地獄モード」は存在しない。良心的な作りと言える。

最終ラウンドにモード移行が行われるという事は、天国モード滞在時に途中でパンクさせれば、モードは移行しないようにも思える。しかし、実際には大当たりと同時に通常モードに戻る為、16ラウンドまで継続させない限り、天国モードへの移行契機は訪れない。

 

(その他)

その昔、「漫画パチンカー」(白夜書房)という雑誌に、釘師サブやんで有名なビッグ錠の「球五郎烈球伝」という作品が連載された事がある。

その中で、薬物中毒から抜け出そうとする若い女性が、ミラクルフォースSPのアタッカー内の姫を自分と重ね合わせ、主人公の球五郎に「お姫様を助けてあげて!」と懇願するシーンが出て来る。

彼女の為に、何とか連チャン打法を編み出そうとする球五郎。いろいろ試した挙句、「ヤクモノの勇者が左に傾いた時にVゾーンに入ると、連チャンするぞ!」といって爆裂させる。この打法は残念ながらオカルトだが、球五郎の人情と、パチンコに対する探究心や情熱が、ビンビン伝わる名作だった。



1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
一番好きな機種 (jah)
2014-04-29 07:43:02
当時大学に入学したてで、初めて打った台です。大学の先輩に連れられて行きましたが、私は連チャンせず負け。先輩の連チャンを横で見ておりました。帰りにステーキをご馳走してもらったのは良い思い出です。その後すっかりはまってしまい、よく打ちにいきました。今の台には無い味がありました。
返信する