まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

エキサイトジャックの「フライング」リーチ

2013-07-08 17:21:36 | 現金機デジパチ

まぁ、今更どうでもいい情報だが…

 

ニューギンの名機「エキサイトジャック」(1993年、保留玉爆裂連チャン機)には、賞球数が異なる3つのVerが存在した事を、ご存じだろうか。

 

★賞球7&9&15「エキサイトジャック」

 

 

★賞球7&9&14「エキサイトジャック2」

 

 

★賞球6&9&13「エキサイトジャック3」

 

大当り確率(1/223)、盤面構造、ドラム、大当り図柄、サウンド、そして内部的な連チャンシステムは、3機種すべて共通である。

※詳しい内部スペックについては、こちらの過去記事を参照されたい。
http://blog.goo.ne.jp/selfconfide777mc/e/ccc7ea4556dd12cbd27fb67c1a9a502d

 

「E・ジャック」シリーズで外観上異なる部分は、盤面右上の「賞球数表示」だ(画像参照)。この表示を見ない限り、3機種をパッと見分けるのは困難といえる。ただ、表示は比較的目につきやすいので、チェックは自体は容易だ。

 

現役稼働時、最も導入率が高かったのは、賞球14個の「エキサイトジャック2」である。多くのレトロファンが、賞球が若干少なめの「ジャック2」に馴染みがある筈だ。平均出玉は2200個といったところか。

ただ、換金率や営業方法(無制限、ラッキーナンバー、一回交換など)に応じて、賞球数が異なる兄弟機をあえて選定するホールもあった。

一回交換メインなら15個戻しの「ジャック」(出玉約2400個)、無制限営業なら13個戻しの「ジャック3」(出玉約1900個)、といった具合である。もちろん地域差や、店長の個人的な好みにもよるだろう。

 

で、なぜ今更こんな事を掘り返すかといえば、それはリーチ時の「フライング」である。

      

エキサイトジャック(シリーズ)の特徴の一つに、リーチが掛かる時に、中ドラムが完全に止まらないうちからフライング気味に「ファファファファ…」とリーチ音が鳴り始め、ランプが点滅を開始する機能がある。

この「フライング」機能、もともとニューギンの十八番(おはこ)なのだが、実は「ジャック」「ジャック2」「ジャック3」では、フライングのタイミングが大きく違っていた。

「ジャック2」と「ジャック3」の2機種については、同じタイミングでリーチ音が鳴り始める。「ファファファファ」音が鳴るのは、中ドラムが停止する直前である、かなり微妙なフライングだが、Eジャック2の実機動画で検証すれば、その「先走り感」が判ると思う。

一方、15個戻しの「エキサイトジャック」だけは、かなり早い段階でフライングした。なぜ、この機種だけタイミングが違うかは不明だが、他の2機種と比べるとその差は歴然であった。

そのフライングっぷりを表現するなら、左ドラムの停止後間もなく、中ドラムが高速回転している段階から「ファファファファ…」と鳴り始める感じだ。これぞ「リーチ予告」というべき演出であった。

実は、先行機種のドラム機「エキサイトバニー」も、同様のタイミングでリーチ予告が発生していた。15個戻しの「ジャック」だけが、Eバニーの「フライング予告」を引き継いだ格好だ。

 

ただ、15個戻しのジャックについては、今のところ、どの動画サイトにも実機動画がアップされていない。近い将来、熱意あるレトロ台蒐集家の方が、この記事を「実証」してくれる事を望む。

 

ホントにどうでもいい情報だが、レトロ台に関する一つの「トリビア」として、頭の片隅にでも置いて頂ければ幸いである。


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そ、そうなんだ (pon)
2013-07-08 18:22:10
初めて聞きました! 僕の周りにはJack3ばかりでしたので、、、 ぜひ誰か動画をUPしてくれないかな
返信する
Unknown (u)
2013-07-10 15:10:43
まさに仰るとおりです。
15個の1だけ先読みが別格です。

14や13しか知らない方は驚かれると思いますw

これがホントのジャックの先読みリーチだとw

一応、我が家には三兄弟の実機を保管してあります(爆

ただ、13を揃える時にはその意味の少なさから来る迷いより、変態度が勝った結果でしたw
返信する