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桃太郎日記2(ニューギン、デジパチ)

2013-03-12 23:19:47 | 現金機デジパチ

1994年(平成6年)にニューギンから登場した現金機デジパチ「桃太郎日記2」

 

★賞球:7&9&15

★大当り確率:1/220(1ライン機)

★大当り図柄:い、ろ、は、に、ほ、へ、と、桃太郎(一)、鬼(二)、女の子(三)、犬(四)、猿(五)、キジ(六)、桃(七)、八の15種類 

★最高16ラウンド継続

★平均出玉2350個(ラウンド間のアタッカー閉鎖時間が3.5秒と長く、要・止打ち)

★意図的な連チャン性…なし(ノーマル機)


「七・七・七」の桃揃い


過去に私が打ち込んだ機種の中には、「連チャン性がなく、大当り確率もさほど甘くないのに、なぜか好んで座ってしまう台」が、幾つも存在した。

今回紹介するニューギンの「桃太郎日記2」も、まさにその部類に入る。勝ち負けに関係なく「この絵柄を3つ揃えたい!」と思わせる、独特な魅力を持ち合わせていた(あくまで個人的見解だが)。

’94年頃の「連チャン規制期」に登場した現金機デジパチには、爆発力がない分「見た目のユニークさ」で勝負するものが多かった。もちろん、「時短機能」で出玉をアピールする現金機も、数多く登場した事はいうまでもない。

 

さて、ニューギン初の「カラー液晶画面搭載デジパチ」である本機は、文字通り、昔話「桃太郎」をモチーフとしている。盤面上部に描かれたシリアスなキャラと、液晶のコミカルキャラとのギャップが面白かった。

大当り中は、桃の中から桃太郎が生まれるシーン、桃太郎が犬・サル・キジを従えて鬼が島に向かうシーン、鬼を退治して財宝の「ドル箱」を手に入れるラストシーンなどが、コミカルに繰り広げられる。途中、虎柄のビキニを付けた「ギャル鬼」も出てくる。

リーチアクションの種類は多くないが、シンプルでも十分に楽しめたと思う。左・中テンパイから、右リールがやや速めにスクロールする「ノーマルリーチ」、2周目に突入してスロー回転に切り替わる「スローリーチ」、3周目に入ってコマ送りアクションとなり、画面が白くフラッシュする「ロングリーチ」の3種類が存在した。

当時のニューギンらしく、通常時のデジタル回転音やリーチサウンドが、やたらと甲高いのが特徴だった。スローリーチとロングリーチは、一コマ戻って当る事もある。また、ロングまで発展すると、必ず大当り絵柄かその前後で停止する。どのリーチにも大当りの可能性があった。

 

これは余談だが、1996年(平成8年)に、日本テレビ系列で放映されたパチンコドラマ「グッドラック」(主演:松本明子)で、舞台となったパチンコ店「飛鳥球殿」(ロケ地:代々木駅東口「平和会館」)に、「桃太郎日記2」の姿があった事をご記憶だろうか。

(C)日本テレビ

 

ドラマ放映当時、この店のデジパチのラインナップはノーマル機のみ。桃太郎日記2のほか、「スーパーボーイV」(三洋)、「黄門ちゃま」(平和)、「フィーバービューティフルII」(SANKYO)、「エキサイトカップ」(ニューギン)、「球界王」(西陣)といった面々が、狭い店内に並んでいた。また、ハネモノは「パチンコ大賞13」(西陣)に「ドッカン島13」(西陣)などの旧要件機で、スロは「アメリカーナマグナム」(ユニバーサル・3-1号機)だった。

時代に逆行してCR機は一台もなく、爆裂連チャン機や時短機の姿もなかった(かつては京楽「フルパラ2」なども設置されていたが…)。まさに、「さびれた町の小店」というに相応しい、味のあるホールだった。

代々木「平和会館」は、閉店後ゲームセンター(フロンティアランド)などを経て、現在「はなの舞」という海鮮居酒屋になっている。


(代々木「平和会館」跡地…閉店後、ゲーセンになった頃)

 

★★追記(2013.3.13)★★

JR代々木駅近くの地下ホールですと、代々木会館地下の「プラザ」(閉店)か、Y字路を入って左にあった「ムサシ」(跡地⇒「ガイア」⇒閉店)だと思われます。



1 コメント

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どうも (世田谷耕せ)
2013-03-13 01:37:25
桃太郎日記2!!

懐かしいです。
中野ブロードウェイゲームセンターでよく打ちました‥



当時の代々木のパチンコ屋もよく通いました

大王 平和会館 パリス(もう一軒、地下にあった店はど忘れ‥)


‥たびたび絵文字入れて尻切れトンボになる→学習しました(笑)
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