授業の配布プリントのページ数

( ゜д゜) 自分におつかれさま

前期授業も終わって,そろそろ前期試験の季節となりました。
ところで,今年はかなり気合いを入れた担当授業「心理統計法」の配布プリントのページ数を数えてみました。

昨年度作成したSPSSの使用説明書が70ページ強でした。
今年度作成した授業プリント(「統計解析法の考え方」を説明したもの)が110ページ強となっていました。

全部で約180ページ。結構すごくない?

というわけで,自分をほめてあげる。お疲れさん!
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専門テーマを広げる

( ゜д゜) ロ・テストの勉強中

このブログを見ている人(このブログって「統計ブログじゃね?」と思っている人)からすれば「えー」と思われるかもしれませんが,雪本さんの専門テーマの一つには「素人と専門家の性格認知」が挙げられます。

んで。心理学の性格認知の極地の一つとして「心理検査法による性格診断・測定」が挙げられます。これまで雪本さんは,質問紙法研究から導かれた性格測定(ビッグ・ファイブ)を扱っていたのですが,面接法(心理検査を中心とした面接法)による性格測定の代表格である「ロールシャッハ・テスト」を勉強したいなぁ,と思っていました。

最近,実はこれの勉強をしています。
今まで本棚の肥やしにしていたものやら,新しく個人研究費で購入したものやら,いろいろと読み始めました。
むろん,私はロ・テストのエキスパートになるのは難しいと思います。私自身は決して臨床心理士ではありません。関心の方向性から,治療のためにロ・テストを学ぶというのではなく,測定のためにロ・テストを学びたいと思います。このような立場からロ・テストを学ぶ場合の問題性があることを知っていますが,個人的には「知りたい」です。

また,ロ・テストを勉強する場合は,スーパーヴァイザーの元で勉強するのが必須であるというのも知っています。しかし,そこには独学の可能性がないかというとそんなことはないと信じています。
例えば,臨床心理士希望の学生には,学部時代にはしっかりと基礎実験系の心理学を勉強した方がよいとアドバイスする立場があります(僕もこれには賛成です)。そうすると,この学生は基礎実験系の学部時代を過ごすわけで,ロ・テストの専門的訓練を受けないことになります。教員の中にも必ずしもロ・テストに熟達している人がいないかもしれません。すなわちスーパーヴァイザーの元で訓練を受けられないのならば,ロ・テストの独学が有害であるならば,この学生は学部時代には全くロ・テストを勉強してはいけないのでしょうか? また,臨床心理系大学院の院試の時に,ロ・テストに関する問題が出た場合でも,無視しなくてはいけないのでしょうか?

僕自身はこれに対しては違うのではないかと思います。やはり「知りたい」という想いは大事です。そして,学部時代でも,ある程度の勉強はすべきではないかと思っています。

……このような僕自身の思いで,このような問題に取り組んでみたいなぁと思います。まあ,今はひとまず,ロ・テストに関する勉強をして,ある程度「こんな感じなのかなぁ」という体験ができるように頑張りたいと思います。
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はくしのむら

( ゜д゜) しんみり

博士(はくし)が100人いるむら

はくしのむら

切ないよぅ,な創作童話の紹介です。
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