月刊オダサガ増刊号

2024年創刊予定の「月刊オダサガ」の増刊号です。
「月刊オダサガ」編集長が好き勝手に書いているブログです。

絵のない日記「珈琲と土産と英会話」

2014-05-16 16:30:00 | 日記
5月16日金曜日午後



 今日は月に1回の英会話の日であった。近所の公民館のサークルに所属している。

 参加したきっかけは映画「ビッチーズはバッドイナフ」で英語のシーンが出てくるからで今年の2月から始めたのだが、英語力は向上するどことか下落している。おそらく、毎日、文章ばかり書いているからだと思う。頭の中は日本語だけでいっぱいいっぱいなのだ。

 そろそろ出掛けようかという頃、急に思い立ってコーヒーを淹れて魔法瓶で持っていこうと思った。なかなか湯が沸かなくて遅刻が確実になったが、中断するのも気分的にあれなもので、遅れてもいいからとコーヒーを優先した。

 そういえば今日は暑いなと思って、じゃあアイスコーヒーだと豆を挽いたのが間違いだったような気がする。間違いというか勘違いかもしれない。

 店ではホットコーヒーもアイスコーヒーも、注文されてから豆を挽くが、お客様に出すまでの時間は変わらないから、そんなつもりでアイスコーヒーを選んだのだが、これからコーヒーを飲む場所は店ではない、製氷機がない部屋だ。淹れたてのコーヒーを冷蔵庫で冷やす時間もない。

 しかたないので熱いコーヒーを両手に持ったポットに左から右に、右から左にと移し替えながら冷まして、それでも全然冷えないから、氷を入れたじょうごを使ってさらに往復させた。

 そのおかげで、15分も遅刻してしまった。5分前に到着する予定が湯沸しで5分遅れになり、冷やしで15分遅れになった。


 さて、それだけなら2ファールで済んだのだが、今日持っていく予定だった北海道土産のホタテのお菓子を全部食べてしまっていたことが判明した。ホタテはひとつずつパッキングされていて、上品な英会話のお土産にはうってつけだったのだが、ないものは持っていけない。唯一残っていた干したししゃもを持参した。これはそれぞれが包装されていないうえに、とても臭い。英会話の教室に干物臭が漂ってしまった。

 ししゃもの干物は火であぶると美味しいと市場のおねえさんに念押しされていたのだが、あぶっている時間もない。おねえさんとの約束を果たせないのは残念であったが、おねえさんの年齢が自分の母親くらいだったのでまあいいやと思った。

 そんなこんなで英会話教室に辿り着いたのだが、コーヒーと土産の件で疲れたのか、眠くて仕方がない。授業中に寝るのは自分の数少ない特技のひとつなのだが、生徒5人の小教室で寝るだけの度胸はなかった。真面目にやっても意味がさっぱりわからない英語が輪をかけて理解できなかった。

 それでも英会話の生徒さんは皆、美しい女性ばかりで、英語はさっぱりできなくても、とても晴れやかな気分になった。成長したお孫さんの話が飛び交うなど、心温まる雰囲気だ。

 来月はもう少し段取りをきちんとして臨みたい。お土産に手作りクレープを持っていけたらと思う。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿