ここのところ何かと多用で、帰宅しても事務所に戻っても速攻就寝だったので、なかなか小説なんぞを読む時間が無かったのですが、ようやく一冊を読破出来ました。
これ ↓ だね。
一番最新の浅田文学かな・・・?
浅田次郎の作品はエッセイなども含めて欠かさず読んでいるのですが、今回も「泣させの次郎」の真骨頂で、要所要所で涙ポロポロでした。
ネタばれになっちゃうから余り書けないけれど、この作品では、40年間半身不随で暮らし5年ほど前に亡くなった不肖の父がオーバーラップして、とにかく泣けました。
傑作です。
浅田次郎氏は昭和26年の生まれなので、不肖とは三歳違いになるのですが、世界観というか人生観というか、不肖よりちょっとお兄さんの目線で見ているようで、しかも自衛官としての経歴や多くの海外での経験から、とにかく幅広い見識を持っている作家だと思うのです。
かなり前になりますが、「ぽっぽや」と同じ作品集の中にある「ラブレター」という小説で、日本に入国したものの不法就労の果てに命を落とした中国人女性が描かれていて、行政書士が海外からの在留申請の窓口になっていることから、東京都行政書士会で講演会を開いたことがあったのです。
もちろん、不肖も出向きました。
講演会やその後の質疑応答で生の浅田氏のお話を聞いて、やっぱり凄い人なんだなァ・・・と心から感銘を受けたのです。
どう考えても、天才としか思えませんでした。
資金繰りに追われる貧乏カゴ屋だけれど、時間が許す限り浅田文学に浸っていたいと念じています。
(貧乏だからヒマが無いんだね・・・なんて、またもや切ないことをおっしゃっているのは何方かしら?)
これ ↓ だね。
一番最新の浅田文学かな・・・?
浅田次郎の作品はエッセイなども含めて欠かさず読んでいるのですが、今回も「泣させの次郎」の真骨頂で、要所要所で涙ポロポロでした。
ネタばれになっちゃうから余り書けないけれど、この作品では、40年間半身不随で暮らし5年ほど前に亡くなった不肖の父がオーバーラップして、とにかく泣けました。
傑作です。
浅田次郎氏は昭和26年の生まれなので、不肖とは三歳違いになるのですが、世界観というか人生観というか、不肖よりちょっとお兄さんの目線で見ているようで、しかも自衛官としての経歴や多くの海外での経験から、とにかく幅広い見識を持っている作家だと思うのです。
かなり前になりますが、「ぽっぽや」と同じ作品集の中にある「ラブレター」という小説で、日本に入国したものの不法就労の果てに命を落とした中国人女性が描かれていて、行政書士が海外からの在留申請の窓口になっていることから、東京都行政書士会で講演会を開いたことがあったのです。
もちろん、不肖も出向きました。
講演会やその後の質疑応答で生の浅田氏のお話を聞いて、やっぱり凄い人なんだなァ・・・と心から感銘を受けたのです。
どう考えても、天才としか思えませんでした。
資金繰りに追われる貧乏カゴ屋だけれど、時間が許す限り浅田文学に浸っていたいと念じています。
(貧乏だからヒマが無いんだね・・・なんて、またもや切ないことをおっしゃっているのは何方かしら?)