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今こそ、スポーツが、文化が、かならず心のよりどころになる、と強く信じています。

今日みたニュース等についての雑感・11

2008-12-29 22:41:09 | スポーツを見る
ニュースというか。

今日は年末数少ない休日で。
で、夕方から出かける以外はとくに用事もなく(でも大掃除は手伝ったよ)。
午後からテレビでサッカー天皇杯見てましたが。

柏レイソル―FC東京戦。

わたしは、こう見えて数年前まで熱心に日立柏に通ってたんです。
いろいろ事情変わってしまって今はなかなか試合までは行ってませんが…
しかしこれは嬉しい話題。

試合は、FC東京に中盤をがんがん支配されて、いったいこれどうやって点取るんだよと思ってみてました。
何せトーナメントの試合。
負けたら今年が終わるわけですし。

どっちのチームも積極的に走ってボールをとりに行くサッカーだし、これは走り負けたチームが負けるな~と思ったし。
一発勝負のトーナメントで、いくら優位に攻めてもゴールできなかったらそれで負けたりもするわけだし。
でもシュートは打たないとはじまらないし。
そのためにはボール支配率上げないとならないし。

がんばってきたけどレイソルもここまでなのかな、と思っていたら。
フランサの同点ゴール!
でなおも攻められ続け、でもワンチャンスをゲットしたチュンソンの決勝ゴール!

今季で退任が決まっている石崎監督を胴上げしよう、と、できる限り最後まで一緒にサッカーしようと、柏イレブンが思ってたんだろうという、そんな感じの試合だなと思いました。


元日の決勝戦。

相手はガンバ大阪になりましたが。

ガンバといえば、西野監督は日立OB。
因縁の対決になったな~。
明神選手とか山口選手とか、元々千葉県の選手で(出身が、ではなく)彼らが高校生の頃から見てるわたしとしては、懐かしいなあという気もしています。

決勝は、そういう試合なんですよね。

国立に見に行ってもいいのですが、寒そうだなと思ったり。
でも滅多にないことなので行きたいかなとも思いますし…。

どうしようかな。
とにかくお正月の楽しみができました。


普段マリーンズなんか見てて、ゆえに千葉県にはそれなりに思いいれもありますが。
今季ジェフはもうジリ貧の戦いしちゃったし、マリーンズもCS出られなかったし、そんな中で思いもかけず嬉しいニュースは、「レイソル決勝へ」ではなかろうかと思うんですけども。
ここまできたら、勝ちきってほしいと思います。


では、少々千葉つながりで。

マリーンズの西岡選手が契約更改しましたね。
自身のHPでメッセージアップしたりしてましたが、WBC代表に外れたのが本当に悔しかったらしい。
今は選手自身がオフなので、WBC関連のニュースとしても、予測や憶測の域をでませんが。
年を越して、キャンプインしてからやっと輪郭が見えてくるんじゃないかなと思うんですけど。
でも、なんというか、やっぱり西岡選手がおらん代表は、画龍点睛を欠くんではと思います。
原監督では西岡選手を使いこなせないだろうな~とも思うんですけども、そういう意味では仕方なかったかなとも思うし。
あるいは守備コーチとして参加する高代コーチが、「ヨシヒコの愛弟子」西岡選手を嫌ったのかな~とか思ったり(そういう政治的なニオイも強く感じるのはわたしだけでしょうか?)。

ま、決まったことですけども。

日本代表にはもちろんがんばってもらって、結果出してほしいんですけど、でも何か不測の事態になって「ツヨシがいたらな~」という状況になるところも、見たい気はする。
で、WBCはまだまだ続くわけですし、西岡選手ももちろんまだまだ先長いわけですから、この次以降はレギュラーで出してもらえるように今からがんばってほしいと思います。
てゆーか、来季の西岡剛には、凄みがありそうだ~。


さて。
今日のニュース関連。

ロッテがメリーチョコレートを買収しちゃいました。

マリーンズの赤字の話ばっかり聞いてたので、なんかえらい景気のいい話だな~と思ったり。
メリーチョコレートという会社。
日本に「バレンタインデーには女の子から男の子へチョコレートをあげる」というイベントを定着させた、おおもとの会社ですけど。

今日付けで買収、という、そのタイミング。

6週間後にはバレンタインデーですからね~。
がんばって稼いでくださいまし。

メリーチョコレートは、すごく高級感のあるチョコレートとは思わないけど、それなりに美味しいチョコレートを手ごろな価格で提供してるいい会社だと思います。
でもロッテのガーナチョコレートとかも、わたし結構好きなんだけどな~。
どうやって差別化(今この言葉使っちゃいけないんだってね)するのかな。

マイブーム

2008-12-29 13:23:00 | 読んだもの
年末忙しくて、更新のペースが落ちています。

まあ仕方ない。

仕事的にも今忙しいので、あまりパソコン開けてる時間もないんですよね~。

でも何とか時間作ってブログ書きたいなと思うけど。


今はまってるもの。

「美味しんぼ」のマンガ。

わたしはこのマンガの結構古くからのファンでもう20年以上くらい前から読んでるのですが。
最初は、大学生のころ、周囲の同級生がみんな読んでて、海原雄山のモノマネとかしてて、それで触発されて読んだんですが。

けっこういろいろ学ばせてもらったマンガです。

しかしまあ、わたしもいろいろ忙しい人間なんで、いつもいつもテンション上げてこのマンガ読んでるわけでなく。

なんかのはずみで数年おきくらいのペースで、マイブームが来ます。

先日本屋さんをぶらっとしてたら、文庫版の新刊が出てたので、それで久々に読んだんですが。

今また読み返しています。

「美味しんぼ」は、いわゆるグルメコミックってやつだと思うけど。
マンガ界に、「料理」で話をすることを持ち込んだという意味では画期的なマンガだったのではと思います。
今でこそいろんなマンガ家さんが料理を題材にしてますが、「美味しんぼ」が大ヒットしたおかげで、いろんな作家さんや出版社が、グルメをマンガの題材に取り上げるようになったんではと思います。

で。

「美味しんぼ」は、今なお連載が続いてるわけですが、なんというか、さすがにこの先どうおとしまえつけるのかという感じもしていて、少々マンネリではあるのですが。
主人公が新聞記者(何時仕事してるんだというのはともかく)、つまりたいていの話のきっかけが新聞社でおきているということで、時事性や社会性をからめて食べ物を語る、という意味で、他のグルメコミックより難しく考えてる、というのは、あると思う。
最近、そのへんの切り口が思想的じゃないか、という批評も読みましたが。
まあ、この手の創作というものに、ある程度の思想なり根本に流れる哲学なりというのは必要だと思うので、このマンガの方向性が気に入らないなら読まなければいいだけのこと。

わたしがグルメコミックを読むのは、ようするにレシピが知りたいからです。
たとえば、「クッキングパパ」なんかもグルメコミックのひとつですが、このマンガがありがたいのは、いちおうのレシピが紹介されてること。
「レモンハート」もそう。わたしはお酒を飲まないので、そのお酒についての薀蓄もそうだけど、味について言及されてるのは、とても楽しい。
作中に出てくる食べ物は、非常に美味しそうなんだけど、それを再現したいんではなく、ようするにそういう食品の組合せが、どういう結果になるかを一応書いてあるのは便利。
で、あとは日常にそれを応用するわけです。

「美味しんぼ」は、いちおう社会派なので、大手メーカーが大量生産したしょう油や味噌や日本酒が、昔ながらの製造法と較べてどう歪んだのかを説明していたり、というのは、このマンガを読み出した学生のころは非常にショックを受けました。
他にも環境とか、地域的特長とか、ものによっては政治的背景まで言及していたりで、けっこう興味深い。

ときに。
先日からこのマンガ読み返して、あれと思ったことは。

「世界味めぐり」とかいって、いろいろ各地回ってるんですけど。
そのわりにヨーロッパに行ってないなというのに最近気がつきました。
とくに美食の都・パリに行った形跡がない。
フレンチにはかなりページ割いてるのに。
イタリア、スペインは行ったようだしスコットランドでウイスキーの取材したりもしてます。
全体的に偏りがあるというか、インドとかでもけっこう熱心な取材したんだな~と思って読んでんですけど。
原作書いてる雁谷さんがオーストラリア在住ということも影響してるのか、オセアニアについてはまめな内容に思います。

「美味しんぼ」、面白いんだけど。
ヨーロッパの美味しい話とかもう少し載せないかなあ。

文庫については、今後また少しずつ発刊されるようなので、楽しみに集めたいと思います。

ワールドワイドな視点で

2008-12-26 10:25:50 | スポーツを見る
年の瀬です。

なんかいろいろやることあってなかなかブログの更新ができません~!

でも昨日は年賀状を書く手を休めて、フィギュアスケートを見ていました。

ここのところ、フィギュアというと女子選手の勢いが素晴らしかったのですが。
今季は男子選手が面白いなと思います。
新旧交代、とは思いませんが。

高橋大輔選手の故障は、かえっていろんな選手にスポットを当てるきっかけになったのかなとも思いますが。
ケガはゆっくり、しっかり治して、オリンピックイヤーに備えてほしいと思いますが、おちおち寝てる場合じゃない、と思ってるのではないかと。

高橋選手も、追いかける他の選手も、がんばってほしいなと思います。

日本は、今フィギュア大国になりつつあるなとは思いますが。
しかし「大国」と呼ぶには寂しいなと思うのは、指導者の絶対数が少ないこと。
わたしの思うところでは、基本的にはメダリストはメダリストからしか生まれない、という気がします。
あるいはメダリストを作るノウハウを確立するか。
今人気のモロゾフコーチとか、真央ちゃんのタラソワコーチとかは、そういう「方法論」を持ってる人材なんですよね。
で、日本人でオリンピックメダリストというのは、ほとんどいないわけですが、その数少ない2人は、コーチの仕事はしてないですよね。
だから、名コーチは他所の国にいるわけです。
ですがなかなか海外で勉強しようという選手が少ないなと思う。
2世選手も多いのですが、そういう選手は比較的基礎がきっちりしてるのでむしろこの先は外国人のノウハウをきっちり持ったコーチにならったら、飛躍的にうまくなると思うんだけどな~。

伊藤みどりさんが、オリンピックでトリプルアクセルを成功させたのが、アルベールビルの時。
以来、オリンピックでこの大技を成功させた選手はなく、おそらく今度のバンクーバーでは浅田選手なりが挑戦するでしょうが、その間、長きにわたって、挑戦する選手ですらいませんでした。
すでに選手1人くらい育成できる時間が十分にあったわけで。
伊藤みどり氏がコーチをして、これという選手を仕上げてたら、もしかしたらこの時間は早くなったのかなと思ったりは、しなくないです。
コーチというのも、向き不向きあるし、「あの伊藤みどりが教える」となれば、それこそ世界中からスケーターが集結したには違いないのですが。
今からでも遅くないので、片手間にスケートショウの解説するヒマがあるなら、コーチ業に取り組んでほしいです。
同様なことは荒川静香さんにも望みたい。
スケート人口の底辺を拡大することは、重要なことですが、そのためにもコーチ業を確立していただきたいと思う。
今、スケートしたい子供は、案外に多いのですが、スケートを教える人材が不足しています。
とくに、世界で勝つためのノウハウを持ってるコーチの絶対数が少ない。
そういうコーチは、日本にいないといってもいいかもしれません。
ですから、日本に定期的にやってきて、スケートを教えてくれるモロゾフ氏の人気が高いのは、当然。

海外に出れば、厳しい生活環境はあるでしょうが、練習環境は日本より格段にいいです。
でも、何が違うって、お金がかかる。
それでなくともフィギュアはものすごく金を食うスポーツなので、でたくとも出られないのではと思うんですが。

トップ選手になれば、育成費もでるし、スポンサーもつきます。
で、今のうちに世界トップクラスの技術を体得するチャンスを得てほしいと思うんですけどね。

全日本選手権は、世界選手権に派遣する選手の選抜大会となったおかげで、ここ数年はものすごくハイレベルな大会になっています。
男女シングルについては、「日本を制するもの世界を制す」という状況になってるので、余計注目が集まり、そのぶん視野が狭くなってる気がする。

もったいないことです。

視野を広げるというのは、何も他国の選手の事情を知るだけでなく、いろんな、あらゆる、世界の文化の中で、フィギュアスケートを見る、考える、楽しむということ。
その中には言語や食事、芸術、生活観、宗教観、お国柄、みたいなことも含まれます。

特に指導者や、スケート界を動かす人材には、その意識を望みたいです。

同じスケートでも、スピードスケートの方がそういう面では視野が広いですよね。


さて。

昨年度の世界選手権と今年の大会の違いってあるのに気がついたんですが。
今年はペアのエントリーがありました。

この大会に出ないと世界選手権に出られないということのようですが。
ジュニアのクラスで戦っているペアが1組エントリーしています。
女の子のほうは高校生みたいだけど、是非今から世界を意識して試合に臨んでほしいです。

ペア競技は難しいのですが、日本のシングルのレベルや層の厚さを考えると、もっと転向を進めていいような気がするんですけど。
比較的ダンスは取り組む傾向あるように思いますが。

やっぱり指導者の数と質の問題でしょうねえ。

何度か言ったように思いますが、シングルの選手をいくら沢山養成しても、金メダルは男女で1つずつしか取れないんです。
でもペアやダンスにもそういう選手をつくれば、メダリストを産むチャンスです。
スケートはとかく容姿を言われますし、そういう面でアジア系の選手、とくに日本人選手は不利と言われましたが、最近はそんなことないのは、それこそシングルの選手たちが証明しています。
ペアでは中国が好結果を出しています。
中国がペアに力を入れているのは、スポーツを尊ぶお国柄とロシアとの関係もあるんでしょうけど、ペア競技は世界的に層が薄いので、強化した結果が出しやすい、ということではなかろうかと思う。

浅田選手は素晴らしい選手だし、今後しばらくは世界最高でいると思いますけど、いつまでも女王様ではいてくれません。
日本は今やフィギュア王国、というなら、そういう環境においても世界に名だたる国であってほしいと思うんですけどね~。

クリスマスイブ

2008-12-24 10:58:53 | 日記
世間様はクリスマスでございます。

わたしはどうせ仕事なので。
サービス関連のお仕事の方々は今日あたり結構忙しいと思うんですが。いやそうでなくてもフツーの会社の方々も御用納めが間もなくで、その前の追い込みに入ってるはず。
最近はいっせいに同じ日に御用納め、ということでもないみたいですけどね。

そうやって駆けずり回ってる人たちも多いのに、パーティで盛り上がってるのは、ちょっと羨ましい。
子供はとても楽しみにしてるだろうしな~。

わたしはイギリスで1年生活してみて。

クリスマス期間ももちろんそちらにいたけど。

クリスマスイブの思い出というと。

交通機関。

ヨーロッパでクリスマスなんて、それこそ滅多にできる体験じゃないので、わくわくしてセントラルロンドンまで出かけてみた。
ロンドンといえばここ、みたいにベタな地区、ピカデリーサーカスとかそういうあたりをセントラルロンドンって言いますが。
わたしが住んでたのはロンドンの郊外のリーということころで、学校はグリニッジだから近かったんだけど、都心に出るには少々めんどうで、当然ながら何かしら乗らないとならない。
で、ロンドンって公共交通機関の料金がとても高いのだ。
バスを乗るとちょっと安いので、わたしはもっぱらバスを乗り継いでいたんですが。
しかしこの時期、日がさしてる時間がとても短いので、夕暮れがとても早い。2時半くらいには日が沈みかけるのです。
で、かえろ~と思って、バス停に行き。
すると。
バスの行き先がどんどん短くなってる!
日本みたいに計画的に交通機関が動くわけでなく、運転手とか車掌とかの都合で行き先が変更になるお国柄。
つまりクリスマスに向けて、運転手さんや車掌さんもクリスマス休暇、ってことですよ。
かえれなくなると困る!と思って、あわてて帰路につくわたし。

わたしは行きませんでしたが。
そのあとで寮の友達に会って、いわく、夕方6時くらいにセインスベリー(あちらの大手スーパーマーケット)とかに行くと、全て投売りになってたらしい。


そうなんです。

ヨーロッパでは、クリスマスは全て休みます。
24日の深夜をもって、公共交通機関も止まるので、お出かけができません。
わたしは車を持ってなかったので、もちろん出かけられませんでしたよ。
歩いていける範囲だけ。
でもグリニッジに住んでる友人の家まで出かけました。
わたしのいたところから歩くと片道小1時間かかるんですけど。
で、お茶だけして帰りました。
なんでかというと、日が暮れると物騒だから。

交通機関がストップする。
道行く人というのは、教会のミサに参列する人だけ。
町は車ですらほとんど通らないので、すごく静かですけど、治安という面ではどうかと。

ロンドンについて最初にお世話になったホストファミリーの方に、クリスマスについてきいたけど。
クリスマスというのは、むしろ何もしないで静かに過ごすものなんだそうです。
つまり、全て動かないので、できるのは自分の家でできること。

だから家族や隣人であつまってごはんを食べるくらいしか、楽しみがない。
だから丁寧にごはん作って(豪勢に、というわけではないらしいです)、みんなでおしゃべりして。

せっかくなので、わたしもクリスマスのミサに参列しようかと思ったんですが。
向こうに住んでみてわかったけど。
教会などは、観光でその周りをぐるっと歩いたりはともかく、ミサというのは宗教行事ですから。
信仰のない人はみだりに参列してはいけないのだなと思いました。
わたしは音楽留学をしたので。
音楽というと、宗教曲も重要なジャンルですから、知識としてはある程度持っています。感動する曲もたくさんあるし、実際に演奏したこともあります。
しかしだからといって、わたしはクリスチャンににはならないと思う。
蛇足ですがわたしのピアノの先生のうちには、神棚がありますが。
非常に優秀な先生だけど、信仰の部分は別なわけですよね。
キリスト教の、ある部分においては非常に賛同しますが、いわゆる「あなたは神を信じますか」っていわれて、神さまといわれてもキリストとは、わたしは思えない。これはもうそれこそ「信仰」の部分なので、どうしようもありません。

日本から渡英して、で、戻ってきて。

やっぱりこのクリスマスの盛り上がり方は何か違うように思います。
何かにつけてお酒を飲みたい、盛り上がりたい、というのは、いいと思う。
でもそれをするために宗教をもちだすのはいかがなものかと。
だってその1週間後には新年をお迎えするんでしょ、日本では。
これだって大事な「宗教行事」で、もちろん日本人は必死にお祝いしています。
ロンドンでは、元旦という概念はありませんでした。
12月が終われば、1月1日ですから、仕事もフツーにみなさんなさってます。
イギリスでも地方によっては1月1日を休んでるようですが、国民的なカレンダーというわけではないようです。
新年6日くらいまでは、クリスマスなんだそうで、それまではツリーとかも飾ってあって。
1月6日は、わたしはコベントガーデンでバレエ見たんですけど。
帰りがけにとおったら、ここに飾ってあった大きなツリーを解体していました。
この日までは飾っとかないといけないんだけど、この日がすぎたらツリーをしまわないと、よくないことがあるんだよと、ホストファミリーの方が教えてくれたんですけどね。
クリスマスの飾りがなくなると、ヨーロッパもすご~しずつ春に向かっていくのがわかります。

あちらのクリスマスは、日本のお正月に近い概念だな~と、わたしは思いました。

クリスマスがなぜ12月25日なのか。
それは、冬至だからだそうです。
厳密には多少違いますけど、そういうことなんだって。
1年でいちばん日が短い時期からはじまって、だんだんと日が長くなる、その区切り、ということのようです。

というわけで。

無理やり「お正月」を2回やることないのにな~と、わたしの中では思っています。
もちろん今夜パーティする方は、楽しんでね。

では。
今日も仕事に行こう。

いろんな意味で寂しい話ですが

2008-12-22 22:09:23 | 野球の話
今日は連投になりますが。

やっぱり書かねばなるまい。

ボビー・バレンタイン監督が、2009年をもってマリーンズの監督でなくなります。

ショックでした。

このニュースを聞いて、何を自分自身の中で、芯として考えるべきか判らなくなってしまったのはわたしだけではないでしょう。

昨日本当はこの事柄についてエントリーするべきだったんでしょうが、いろいろ整理がつかなくて書けませんでした。
一夜明けて、少しずつ考えられるようになりましたが。

昨日から、いろんなニュース見たり、いろんなブロガーさんの意見を読んだりして、自分でもいろいろ考えてみました。


・ボビーがマリーンズを大きく変えたこと。

・でもそのためにいろんな弊害も出てきていたらしいこと。

・ボビーに対してマリーンズが払わなくてはならないギャラが高すぎて、明らかに経営を圧迫していたこと。

・それでなくても世の中の経済的な不安定な状況。

・ボビーを斬ることによって生じるであろうリスク、たとえば選手たちへの影響、ファンへの影響、そして球界への影響。

・この時期に「来季限り」と発表するフロントの考え方。

・そういうフロントの「やり方」に対して選手が不信感を抱かないだろうか。


などなど。

考えればキリがないのです。

今日、球団HPに、この件に関しての「お知らせ」が載りましたが。
とってももっともらしく体裁してあるなと思いました。

どんな名監督であろうと、いつかは「監督」でなくなるときが来ます。
ボビーは、明らかに「いい監督」だといえます。
いい監督だといえますが、欠点がないわけではないです。で、その「欠点」の部分に、ある時点からフロントが我慢できなくなったのかなとは、思うのです。

しかし、その欠点をカバーして余りある実績がありますよね。
長い時間、ロッテというチームは、人気も実力もない「お荷物球団」だったのに、そのチームを人気球団にし、優勝争いがいつもできる球団にしたのは、ボビーの功績じゃないでしょうか。

監督を変えることが必要なら、それも仕方ないでしょう。
でも、これだけのことをしてくれた人に対して、なんでこんなに寂しい対応をするんだろうか。
フロントの言い分はわからなくはないですけど、でももっとボビーに対して、そしてマリーンズを熱心に応援しているファンに対して、みんなが納得できる方法が、タイミングがあったのではないかと思います。

とりあえず。

千葉ロッテマリーンズのボビー・バレンタイン監督、という肩書きは、来季までは続くことにはなりましたが、そのあとも、マリーンズの歴史は続きます。

しかし今のような、充実した時間が、ファンにもたらされるのだろうか。


球団はこれから後任人事について進めるといっていますが、ボビーのあとを引き継ぐのは、至難の業でしょう。

ファンは、そして選手は、ボビーと後任監督を較べるだろうと思いますし…。

とにかく、安易な人選はしてほしくないです。

わたしの個人的な希望としては、勝負に徹することができる監督を、で、できれば外国人監督であってほしいと思いますが。
迂闊にOBを、という起用は、ぜったいに失敗すると思います。

さて来年。

こういう事態からはじまって、どんなシーズンになるんだろうかと思うと気になります。
選手が、ボビーのために最後の1年がんばろう、というモチベーションをもてるなら、できるだけ一緒に野球したいと思うなら、アジアチャンピオンになれるのではと思います。
ポジティヴに考えて、それが一番望ましい結果だろうと思います。
ファンとしても「ボビーありがとう」といって、シーズンを追われるならいいと思います。
ボビーのことです、こうなった以上「今年で最後だから」ということを、うまく演出に利用するような気もします。

問題は裏目に出た場合。
来年で代わる監督のことの言うことなんか聞けないよと、選手が思い始めたら…。
負けが込んで、ファンも「こんなチーム応援できない」と思うようになったら…。

考えないようにはしていますが、覚悟は必要かなと思います。


とてもいいタイミングで(?)今日エース様が契約更改しまして。

とりあえず2年契約なんだそうですが、(それこそ)2010年については契約破棄できる権利が清水選手自身にあるんだそうだ。
ボビーがもしメジャーに監督として復帰するなら、一緒に連れて行くのかな~とか思ったりしました。


今回のことは、それはもういろんな意味で「激震」だったわけだけど。

いつか、そういうこともあったねと、言えるといいなあ…。


なんかうまく書けなかった。
このことは、哀しいというか、悔しいなという気持ちがまずある。
そしてやっぱりいろんな意味で寂しいなあと思います。

英語の授業

2008-12-22 21:22:52 | 日記
今ニュース見てたら、今度各教科の学習指導要領というのが代わるんだというニュースが。

とくに外国語の授業で大きく変わるらしいです。

外国語といっても、我が日本の場合は基本的には英語の授業ということですが。

で、何が変わるのかというと、「授業はすべてその言語で行う」ということになるそうで。

う~ん。

高校の場合、外国語の授業というのは必ずしも英語を選択する必要はないんですけど(学校が授業なり先生なりを準備してるなら)。
大学受験に関しては、みんなが受験する英語より、他の外国語の方が有利だよといわれたりもしたものです。
倍率が違うので。
わたしは若い時分、音大受験を考えていたので、将来を考えたら英語よりドイツ語かなとか思ったので、そのへんは結構真剣に考えたりしたものです(結局普通の大学に行きましたが)。
しかしまあ、事情はともかく、そういう言語を学ぶ場合、授業の第1日目は、真っ白なわけですよ。
そういう生徒に対してもネイティブな先生ってのは、厳しくないかな~と思いました。
まあ、先日まで、わたしも某語学学校で全くの初心者レベルからドイツ語はじめて、なんとかカタコトやれるようになったので、ムリじゃないのね、というのは判りますけど。

で、今各学校の英語の先生たちが英語を特訓してるらしいです。

え~と。

学校の先生というのは、大学で必要な単位をとれば資格が取れる。
べつにその中身が優でも可でも、単位がとれてれば、なれるわけだな。

ということは。

英語の先生って、実際はどのくらい語学力があるんだろうか、と、このニュースを見てて思いました。

わたしは、とりあえず日常会話くらいは、英語で話せます。
でも、高校の時の英語の成績は、5段階評価で2か、いい時で3だったので、はっきりいって英語をきっちり勉強したという自覚はない。
たぶん世間一般の英語の先生は、わたしよりは高校時代の英語の成績はずっといいと思います。
英語の勉強と言っても、基本的にははなすだけでないし、読んだり書いたりも大変だからねえ。
わたしは某大学の付属高校に通っていましたが、その大学の英文科に推薦であがるためには、上位2割にははいってないと厳しいといわれたものです。
で、英文科に入れない順に他の学科に進んでゆく、と。
今はどうか知りませんが、当時女の子の花形といえば、英文科か国文科。
わたしはそういう世間の状況になんだか反発を感じてたので、がつがつ勉強しなかったわけですけど。
そういう連中の中には、英語教師になった人も多いでしょう。

さて。

今や語学留学というのは、外国語を学ぶ以上当たり前になったようですけど。
たぶん半年とか1年とかの語学研修をしてた人には、あまりどうということではなさそうな今回の学習指導要領の変更。
でも、今中堅以上の先生たちの若いころには、語学留学は、まだまだ高嶺の花だったと思われます。

さすがに今の時代そういう人も激減したでしょうが、いちども海外に出たことのない英語の先生とかも、まだいるかもしれないな~。

わたしは前述したとおり、英語に関しては学生時代劣等生でしたが。
でも1年イギリスに住んだおかげで、なんとか日常会話くらいは話せるようになりました。
ようはスピーキング能力など、その程度ではなかろうかと思うけど。

なんで、今わたしより優秀なはずの先生たちが英語を話すことに神経質になってるのが、なんとなくこっけいに見えます。
他人事なのかもしれませんが。
先生でなくとも、中学高校の6年間、週に4時間英語に触れてて、英語が話せない日本人って言うのも、たしかにおかしな話です。


英語の授業で、何が大変と言っても、グラマーを説明するのが大変。
日本語で話しても難しいのに、これを英語でやるんですよね~。

向こうの語学学校に行けば、あまりヘンなことでもなんでもないんだけど。
英語だけじゃないけど、ヨーロッパ言語って時制の区別とか冠詞とか動詞の変化とかにすごく厳しいじゃないですか。

英語でその話をきいて、生徒たちが理解できるのかな~。

授業を英語で行うこと、というのは、外国語に触れる、という意味では、すごくいい環境ではあります。
でも、判らないことばをずっと話されること、というのは、聞いている相手にはとても苦痛なことです。

語学力、というのは、たしかに今後必要とされる力ですが、このやりかたは、つまづく子供がたくさん出てしまうのではないかと心配になります。
英語を教える先生そのものにも、レベルの均一性は望めません。
そこまでやりたいなら、外国語の教師は、日本人を採用するのをやめるか、採用基準をうんと厳しくするしかないように思ったりします。
まあ、英語の先生というのは、どの学校でも一番必要とされてる教師ですから、それは今さらできないというのもあるんでしょうが…。

あとひとつ。

日本で使ってる英語、基本的にはアメリカ語なんだよね。

でも、基本、アジア諸国で話されてる英語って、イギリスの発音に近いです。

ネイティブを意識するなら、そういう「違い」をも、気を使ってほしいと思います。
さらに、世界で一番通用する原語といわれる英語ですが、英語を話せない人はこの世界中にたくさんいるし、英語を話せても英語を用いることに抵抗する人もたくさんいることも教えてあげてほしいですよね。

限界とは?

2008-12-20 10:41:11 | 野球の話
朝何気にテレビ見てて、今NHKでカープ関連の番組やってまして。

大野さんの現役時代の話とかやってました。

大野さんは、43歳まで現役を続けました。
つまり43歳までトップアスリートだったという、すごい方でした。

プロ野球選手の、選手寿命の平均は、29歳くらいだということをきいたことがあります。
で、40歳、という年齢は、現役を引退するしないのひとつのハードルではないかと思うのですが。
今でこそ、タイガースのアラフォートリオをはじめ、40歳でも現役選手でいる選手は、結構多くなりましたが。

最近思うんですけど。

本当に「40歳」というのは、競技年齢をやめるべき年なのか?
実際に、社会の常識では、40歳というのは企業の中堅で、「引退」なんて言葉はありえないわけですけど。

これが女性だと、もっとハードルが高くなる。
女性の場合は、トップアスリートとしては、30歳がひとつのハードルでしょうか。

しかしプロテニスの伊達さんは、最近になって現役復帰して、全日本も優勝してしまいました。
引退してから、それなりにテニスはしていたのでしょうが、トップアスリートのトレーニングをしてたわけではないのですよね。
でも、30代も後半になってから「現役復帰」して、日本国内では、あっというまに「元に戻って」健在ぶりをアピール。

こういう選手は、特殊な何らかの才能があるのだろうか?と思ったりしますが。

人間の身体です。

それほど一般人と何か違うわけはないと思うのです。

もちろん、いろんな意味で「若い選手にはかなわない」部分はあると思うんですよね。
でも、すっぱり選手をやめなきゃいけない理由があるとは思わない。

ようするに。
人間年をとるにしたがって、それなりに節制しなきゃならないし、それはアスリートも一般人も一緒。

いわゆる、40を越えて「中年」となって、その身体に必要なトレーニングを与えてやれば、「引退」する必要はない。
ただ、どんなトレーニングをしたら、「必要なトレーニング」になるのか、というのは、今後の研究課題なんだろうなと思ったりしています。


たとえば、タイガースの金本選手がチャレンジしてる「連続試合全イニング出場」、このことの是非はともかく。
こういうことを実践してる以上、完璧なデータを残していただきたいなという気はしているのです。

トップアスリートというのは、何人もいるものではないので。
でも、何かしらの要因はあるのではと思います。

現在、医療費の問題とか、いろいろ言われてるんだけど。
で、高齢者の衰えによる医療費の高騰が、問題視されてるんですが。
こういうことにも、役立っていくんじゃないかなと思うです。



今見てたテレビ番組。

大野さんの話の中に、江夏さんとの出会いについてのシーンがありましたが。

江夏さんというと、ものすごく才能にめぐまれた選手でして、いろんな功績も残っています。
その野球理論など、後の世代の野球選手に、非常に役に立つことが多いと思います。
でも、いろんな経歴上の引っ掛かりからか、江夏さんは、指導者として第二の野球人生を歩むことが未だに出来ていません。

江夏さんの野球人生に大きくかかわった人としては、野村監督が有名で、つまり江夏さんの野球理論の礎が、ノムさんなら、ノムさんに野球習った連中は、江夏さんと同じことができるのではと思うけど、そういうことじゃないです。
江夏さんがカープに移籍したとき、新人の大野豊さんがいて。
まあ、当時江夏さんは選手だったのですけど。
それはもういろんなことを教えたそうです。
で、大野さんは、唯一「指導者・江夏」の作り上げた「作品」ではなかろうかと、番組見てて思いました。
その大野さんが、いま現場から離れていることは、なんかもったいないなと思うんだけど。
カープ一筋でず~っとやってきたことが、球界関係者にそれなりに引っかかりをよんでるのではと思うんですが。
大野さんというのは、軟式出身のテスト生入団という経歴といい、43歳まで選手を続けたことといい、またその野球人生が故障との戦いだったことといい、非常にめずらしい経歴を持っている。

こういう人材を手付かずでおいておくことは、もったいないんじゃないかな。
それで不足なら、アテネ、北京の五輪代表チームの投手コーチでした、というその経歴でどうか?(北京五輪の成績が大野さんにもキズつけたのかなあ…)

どっか投手の育成に苦しんでるチーム、投手コーチで呼んだらどうでしょうかねえ。
って、大野さんが投手コーチやってたころのカープも、十分(?)弱体投手陣でしたが…。
難しいところですけどね。


最後にちょっとだけマリーンズねた。
今新聞記事チェックしてたら、ボビーが緊急来日したようです。
新聞記事によるとかなり風雲急を告げてるんですけど、ボビーのHP見たらけっこうあっけらかんとしてるので。
緊急退団も、なんて物騒な報道になってますが。
今監督変えて、いいことひとっつもないのは、みんなわかってることなので。
新聞はマリーンズについて不必要に面白くしたがってるようですが、いい加減に反省していただきたい。
今来日できるなら、ファン感の時戻ってきたり(蒸し返すようだけど)長野選手の入団交渉手伝ったりしてほしかったな~と。

ちょっと思いました。

昨日、最後の契約となった、ドラフト3位入団の上野投手の入団会見が(なんと)マリンスタジアムでありまして。
なんかずいぶんと爽やか人材だぞ~。
「リリーフもできます」というあたり、マリーンズの戦力分析もきっちりしてるようで、そこは素晴らしい。
昨年度千葉出身の大場投手の指名を見送ったと思ったら、こういうところに「希望の星」が隠れてたんだな~…。

がんばってね!
というか。ボビーに会えましたか?英会話やらないと言ってましたが…

そんなに深刻な話だったらしい。

2008-12-19 11:04:00 | 野球の話
昨日の夜のニュース。
西武鉄道がアイスホッケーチームの休部を発表する、というニュースが流れました。
朝の新聞みたら、オンワードがXリーグ撤退、というニュースも載ってる。
ついでに駒沢大の学長の辞任がトップニュースになってましたが~。

え~と。

これらのニュースの、原因というか「どうしてそんなことに」という部分の理由は、おんなじ。

お金の話。

ようするに各会社とも、「お金がないので」ということが発端となった話らしいです。
まず駒大。
学費を株投資かなんかにつぎ込んで、大穴あけちゃった、ってことのようですけど。
これ、今在学中の学生やその親や、卒業生たちは、いい気分ではないだろうな、というのは、とてもよく判る。
来春の受験倍率にもソク響きそうな話ですね。
これは、たしかに学長の進退問題になっても、仕方ないと思う。
ちなみに、わたしは駒大の校風は、あまり好きではないので、肩入れしてるつもりはないですが。
しかしこれは由々しき問題ですよ。
日本にはたくさん大学があるので、駒大ひとつどうかなってもあまり影響ないように思うけど、いやそんなことはない。
駒大といえば、学業のほうはどうか知りませんが(それなりに入学偏差値は高いですよね)、ここはスポーツにはとても力を入れてる学校なので、そのあたりに大きな影響が出ないだろうか、ということは、危惧している。
日本のトップアスリートのうち、駒大関係者というのは多くて、今の状況だと今後もその状況は続くでしょう。
こういう学校には、いい指導者がいるからです。
しかしそのまま引き止められるだろうか?
ありとあらゆる意味でのスポーツ界のトップクラスの人材が、別な場所に移籍して、で、そこからアスリートがまた出てくるなら、それこそあまり悩む問題ではないんですが…。
資金繰り、というのは、駒大に限らず、どこの学校でも悩んでること。
たぶんどの私立学校もそれなりの「投資」は、してるだろうけど…。
駒大について、この損失分の補填に、ということは表立って言わないと思うけど、あからさまな学費の値上げしたりしたら、関係者も気の毒ですよね…



オンワードの撤退は、どうやら報道を読むと、ものすごくとうとつだったようですが。
なんというか。
撤退は仕方ない部分はありますよね。
ない袖は触れませんから。
アパレルというと、この不況時、もっとも影響を受けやすい分野のひとつです。
しかし、撤退するならするで、ちゃんと後の処理しないといけないのではないかと、基本的に思う。
せめて後を引き継いでくれる企業を見つけた上で、撤退を発表してほしいと思うのですが…。

なんかこういう話聞くと、オンワードの服買うのも、ひいちゃうぞ…。
割と好きなメーカーだったので、裏切られた気もしています。


最後に西武鉄道。

いちばんスッキリしない部分の感想を持ったのが、このニュース。
なんでかというと、先日、埼玉西武ライオンズの親会社が「西武鉄道」に変更になりました、というニュースがあったばっかりだからです。

西武グループは、以前の堤氏がウインタースポーツににものすごく強いこともあって、一時は国土計画と西武と2つもアイスホッケー部持ってたり、堤氏自身、日本スキー連盟の会長をなさったりと、はっきりいってウインタースポーツ界に強烈な影響があった会社。
その会社から、アイスホッケーの完全撤退、ということですよね。

西武関連の2チームからは、日本代表クラスの選手が毎年たくさん出ています。
そのチームが撤退となると、これは単にアイスホッケー界のとか、ウインタースポーツ界の、とかのレベルではない話。
またいいタイミング(?)に、来季はオリンピックですよ?
西武グループは、もちろんスピードスケートやフィギュアスケートにもお金をつぎ込んでる企業ですから、その辺も強く気になるところ。

で、資金繰りがどうのと言ってますけど。

本当ですか?

それではライオンズの親会社であることは、影響ないのか?

わたしは野球ファンですが、それ以上にスポーツに並々ならぬ関心があるので、ひじょ~にひっかかっています。

西武鉄道が、資金繰りが大変で、アイスホッケー部を廃部しになきゃならないとしたら。
ライオンズは、経営面で親会社の影響をほとんど受けないチームにならなくてはなりません。
もちろんタイアップとかはあるでしょうけども。
しかしそういう努力は今のところ見えてきませんよね。
わたしは沿線に住んでるので、余計に感じますけど…。

となると、単に「日本一」になったくらいで、あんなに人件費上げて大丈夫なのか?という、外野のかんぐりも、仕方ないと思います。
いい選手には、実績をあげた選手には、それなりの報酬を、という考え方は、間違ってないですけど、それと球団経営は別なはず。

実際のところ、西武鉄道側として、ライオンズと、その他の「部活」とどういうスタンスの違いがあるのか判りませんけど。
わたしたちは、一般の意識として「同列」に見ます。

今回のニュースは、あまりにもタイミングが悪かったと思います。
西武鉄道のアイスホッケー部といえば、日本のアイスホッケーの歴史を築いてきたチームのひとつです。
そういうチームを簡単に(いやそれなりの苦悩があったとは思いたいけど)廃部にする親会社。
わたしは、スポーツ界全体の繁栄を願っているので、こういうニュースを聞くとなんかムカッとしますけど。
わたしが勝手に怒るだけなら、まあいいです。

わたしのぶっちゃけた意見を言うなら。

ライオンズの親会社になるために、アイスホッケー部を廃部した…?

のではないか、なんて、疑ってしまいますけど。

どこかで「そうじゃないんです、仕方ないんです、理由も事情もありますし、手も尽くしました」という弁解でいいですから、あるなら聞いてみたいと思います。

前回につづいて納得いってない話

2008-12-17 11:34:18 | 野球の話
昨年の五輪予選から、野球日本代表に対する世間的な関心がすごく高くなってるなと思う。
オリンピックで日本チームが惨敗して、で、ものすごい勢いで星野監督に対して批判が集まったり、活躍できなかった選手に対しても厳しい意見がとんだりしてたのはその現われ。
あげく、来春の第2回WBC日本代表監督の決定までものすごく時間がかかったり。

で、先日の第1次候補選手も、いろんなプロガーさんが書いてらっしゃるので、やっぱりものすごく関心が高いのではと思うのですが。

昨夜、「報道ステーション」にイチロー選手が出演してて、WBCについても話してたけど。
第1回のWBCのアジアラウンドをやった東京ドーム。

がらがらでした。

でも今はこんなに関心が高い、それはすごい進歩だ、ということをイチロー選手が言ってたわけですが。

代表チームはドリームチームだ、という意識が定着しつつある現在、今回は観客動員もそれなりに見込めると思います。


ということで。

代表に選ばれた選手は、一層「日本代表」に誇りを感じてほしい、と思うわけですけど。

ですから。

前回のエントリーでちょとキレましたが。
今回選ばれた選手たち、それが「日本代表だ」というなら、そう認めるべきだ、とわたしは基本的には考えています。

それは野球ファンとしての姿勢の部分。


しかし。

代表落ちした選手は、そう思わないだろうな~。

今回の代表報道に関して、以前と違うのが「代表落選」した選手のコメントとかが出てきてること。
さらにそれについて議論を呼んでること。

原監督は、代表選考に当たって、最初、候補に入った「45人」に、「代表です、よろしくね」みたいな内容の手紙を送付した、と報じられました。
つまり、その手紙を受け取った45人は、「わかりました準備しときます」と返事したはず。
だから、今回発表された34人以外に、11人の選手が「そのつもり」でいたのに、実際は違った、というのは。
どうも手続きとしてどうなんだろうな~という気はします。

選手には、実績もプライドもあるのだし、ましてや代表レベルとなればその気持ちはさらに強いでしょう。
で、それらの選手それぞれにたくさんのファンがいる、ということを、忘れてほしくないのですけど。

代表を外された(西岡選手の場合とかは、「落ちた」というより「外された」と言ったほうが近い気がする)選手の気持ちが傷つけられる、まあ代表というものは、そういう性質のものだから、それについては割り切ってほしいと思うけど、ファンは決して納得しないと思うんです。

で、そういうファンも、野球が好きで、できれば何のわだかまりもなく日本代表を応援したい、世界一を目指してほしい、と思いたいのに。
そういう気持ちになれるのでしょうか?

ファンのために野球をやってるんじゃない、と言うかも知れないけど。
世界大会とはいえ、興行で、入場券収入はその大きな部分を占めるはず。
前回もでしたが、WBCはその規模もあって、入場料がものすごく高いです。
そのお金は、誰が払うのか。

勝つためには仕方ない、という大義名分はわかって言いますが、このメンバーで日本の野球ファンが納得できるのか、ということは、問いたい。


わたしは、マリーンズを応援してて、西岡選手にはとりわけ強く思い入れがあるので余計こういうことを思ってるのかもしれませんが。

マリーンズのファンの中には、前回のWBCに大量の選手を参加させ、挙句シーズンの戦いがままならなかった、という教訓から、各チームから参加する代表選手は少ないほうがいいという言い方をする人もいます。
わたしも、その考えは一理あるとも思う。
でも、それは選ばれる選手にもよるんじゃないかと思うんだけど。

マリーンズにとって、またマリーンズのファンにとって、代表チームで活躍する西岡選手は、自慢であり、誇りであり、そしてチームカラーにもなってたはずです。
本人も、出るつもりで準備してた、と言ってたようです。
今回の選考は、そのわたしたちファンのプライドの部分を大いに傷つけられたように思ったりしたのは、わたしだけでしょうか。

今回の代表選考について、マリーンズのブロガーさんたちが、何とか理由を見つけて「仕方ない」と割り切ろうとしてるのは、よくわかります。

代表選考は、あくまでも机上の理論にすぎませんから、もしかしたら代表チーム首脳が西岡選手をはずして他の選手を選んだことが吉と出るかもしれないし、「なんで西岡がいないんだ」という結果になるかもしれないのは、やってみないとわからない。
しかし、今回のメンバー表を見て、「どうして?」という部分がある以上は、納得してない人もいるのではと思うのです。
わたしの贔屓目と言ってくださって構いませんが、今回のメンバーに、西岡選手は勝るとも劣らない選手だと思う。

やはり、原監督は、最初に選んだ45人から、今の段階で34人にし、そして外した11人についての「選外理由」も、きちんと述べるべきでした。
今後、コンデイションによって入れ替える可能性がある、とはいっていますが、果たしてこういう選考によって外された選手が「やっぱり出て」と言われて、納得して出てくれるものだろうか?

前回のWBCで、井口選手の辞退により、宮本選手が代わりに出ましたけど、宮本選手は代表の重さも厳しさもまた自分自身の立ち位置も既に知っている選手でしたから、すんなりと「代替出場」してくれました。
しかし今回外された、松井選手や西岡選手は、世界レベルの選手です。
そういう選手をバックアップにするというのは、どうなのか?

たしかに可能性はまだある。
でも、仮にメンバー入れ替えとなって「やっぱり出て」となった場合、彼らがすんなり首を縦に振るだろうか?
可能性があるとしたら、そのままスタメンを確約した場合のみではないかと思っています。
まあ、春先の話なので、調整方法によってはそういうハプニングは、考えられますけどね…。

今回のWBC、わたしはお蔭で冷静に大会として楽しめそうですけどね。





今日のエントリーは、ちょっと強気なこと書いてしまいましたが…。
ファンの勝手な意見と思ってスルーして頂ければ幸いです…。


今日見たニュース等に関する雑感・10

2008-12-16 01:37:03 | 野球の話
忙しいので携帯から更新。


今日、といってももう昨日の話になるけど。

WBC日本代表の第一次候補選手が発表になりました。


いろんなブロガーさんたちがすでに記事になさってるので、メンバーなどはここでは省略して。
新聞とかにも載るからそれ見てください。


で、わたしの感想を書く。


サッカーもだけど、代表チームというのは、実はかなり主観的なシロモノ。

代表監督の好みが反映されるからです。

というわけで、今回の侍ジャパンは、原監督の意向がかなり反映されてるなというかんじ。


原監督がやる、となった時点で、わたしの好きな感じのチームにはならないだろう、とは思ってました。


しかし日本代表チームだからね。

選抜された選手は、日の丸を背負う、という厳しい気持ちで戦って欲しいと思っています。


さて。
メンバーがどうなったかはともかく。


選ばれなかった選手もいるわけです。


というか、代表というのは一握りのエリートたち。

大多数はそれ以外の選手だ、というのはおいといて。


わたしが言いたいのは、当然選ばれるだろうと思われた選手が外れたのではないか、ということ。


当初、聞かれてた中には、ファイターズの田中とか高橋とかの名前があったと思うけど?カープの東出とかもえらんでいいと思ったしね。


で、どうして西岡剛が外れる?


当落線上の選手だというならともかく、代表の常連で、数字も出してる選手。


もちろんそのあたりが原監督の「好み」の部分といえばそれまで。
今回のメンバーみて、ショート、セカンドの候補が激戦だったのはわかる。


でも、なぜツヨシが代表から外れなくてはならなかったのか。


2008年度の数字に限れば、たしかにツヨシ以上の数字を出した選手もいる。
ケガが多いからか、と考えたけど、ムネリンこと川崎選手は選出されてるし。

通常、代表洩れした選手の不選出理由はスルーされるものだけど、ツヨシをどうして外したのかは、きいてみたいと思う。


現状、もっとも調子のいい選手を選んだ、といえばわかりやすいけど、何をもって「調子がいい」とするのか。
その辺が曖昧なんだよね。


日本一になったライオンズから5人選ばれるのはいいけど。
日本シリーズで対戦して、目の前で活躍されたのに目が眩んだんではないかと心配にもなります。

代表監督が決まったのがシーズン終わってからだし。
原監督やコーチが自分の知る範囲で選手チョイスしてるだけだったのでは、と勘ぐりたいのはわたしだけ?


マリーンズからは渡辺俊介が唯一選ばれたけど、逆に北京では決め手に欠いて代表外れた選手が選ばれるというのは、どうなんだろう。

俊介も国際経験は十分ですが、実際は投手コーチの、山田さんの好みではないかと疑っています。


代表という以上、そのレベルの選手であろうと思いたい。
WBCが重要な大会だというなら、そういう信念を見せてもらいたい。


代表選出、というのはまずその第一歩だと思うんですが。


わたし的に今回のメンバーみて、どんなチームになるのかどうもピンと来ないのですが……