道はいらねぇ KTM 1190 ADVENTURE R

Want a road? Say no! てな事言うてますけど、道は必須です。

今日のKTMは、グリップヒーター修理

2020年01月16日 16時35分05秒 | 10級メカニック

修理した日 2020-01-16

年が明けてチョイノリした時、右側のグリップヒーターが効いていないことに気づく。

あっ、こら断線してるわ。

 

ここの付け根が絶対怪しい。

断線するならここやろなと思ってました。やはりそうでした。

 

え~、グリップヒーターのコードってどれよー?

 

ありました。

この二個の白いカプラーがそうですね。

 

テスターで点検してみると、マイナスコードで断線してると判明。

よーく見てみるとグリップの付け根でやはり断線してました。

 

断線部のコードだけ新しいのに付け替えて、終了。

これくらいは自分でしないと、新品グリップは三万するからねー

OK! 直りました。 

 

ではっ。


フロントフォークOH まとめ編 part 5

2017年07月27日 16時33分13秒 | 10級メカニック

完成したフォークを車両に取り付ける。

 

取り付け部を清掃して、

 

 

右側から取り付け。

上下のトリプルクランプに仮付けして、プリロードアジャスターを40Nで締めておく。

 

仮付けを緩めて、ブリーダーバルブが前方に、スリットが二本目に見えるようにセットする。

その時の突き出し量は7.3ミリ。

 

上側のクランプボルトを15Nで締める。

 

下側のクランプボルトを12Nで締める。

上側と下側で締め付けのトルクが異なる。

 

次、左側。

 

右とおんなじ用にセットして、

上側のクランプボルトを締める。

 

下側は、ステダンのアーム側のボルトを外さないとソケットのアクセスができない。

外してからクランプボルトを締める。

 

ステダンのクランプボルトを12Nで締める。

 

 

アーム側は20Nで締める。

 

ハンドルを左右に切って、ステダンがどこにも干渉しないか確認する。

 



ホーンの付いてるカバーを取り付ける。

その前に、ホーンの端子のオスメス両方に接点復活剤を塗布しておく。 白いサビがあった。

 

取り付ける。

タイラップで固定しているのはツラーのブースタープラグの温度センサー。

 

 

フロントタイヤを取り付け、

 

ブレーキ、

 

フェンダーを取り付けて、

 

はい、終了~~!

 

感想
・フォークオイルを入れた後のエア抜きに少々疑問が残るが、OH自体の作業は楽勝です。

・もし、この手順で正解なら!!  そこが、10級メカですっ!

・30分ほどの試走後、ジャッキでフロントタイヤを上げ、ブリーダーバルブを外して、”プッシュッ”と言わそうとするも、音沙汰なし。

・自分でやってみたいけど、工具そろえてまでなぁ ってお方は、おいでませぇー 和歌山へ~~

 

 

 

 今回使用した主な工具

ペプシも工具に入るやろ。

 

なかなか便利なのがコレ

コーケンのちっさいソケット。 トリプルクランプに普通にアクセスできます。

 

”十字架”もええけど、

ビニールパイプを被せて、カートリッジを握る方が話早いやろなぁ。

 

ボルトの掃除に。

 

なんか音楽ある方がええ。

 

トレーはお菓子の缶。

マグネットで鉄製の階段の裏に張り付け。 埃がつかない。

 

自作のなんちゅうのこう言う工具?

 

作業台。

どちらもメチャ便利。

 

 

あぁぁ、

なんちゅう ええバイク!

おっさんは、あんたがそばにいてくれるだけで、

幸せです。


 



 

 


 

 


フロントフォークOH まとめ編 part 4

2017年07月21日 23時24分43秒 | 10級メカニック

”十字架”を外す。

 

”十字架”でぐるぐるカートリッジを回したんで、ボルト部の突き出し量が25ミリでなくなってました。

 

 

スプリングを押し下げながら、ボルト部を指で掴んで最大量の25ミリに修正する。

 

 

ニードルとバネをこの方向でカートリッジに落とし込む。

 

 

アジャスティングチューブを入れる。

 

 

アジャスティングチューブを押し込んで、戻ってくるか確認する。


おk。

 

突き出し量はこんなもんやろ。

5ミリ弱

 

 

 カートリッジ上部にシリコングリスを塗布。

 

 

プリロードアジャスターを25Nで締める。

 

 

スパナを外して、

プリロードアジャスターのOリングにシリコングリスを塗布。  マニュアルには書いてないけど。一応。

 

オイルをメスシリンダーに720ミリリットル入れる。

前回の残りの新品オイルと先ほど抜いたオイルを混ぜてます。

 

左:先ほど抜いたオイル。
メスシリンダーのオイルは新品。

えーっ、もうこんなに汚れてるの?  前回のパーツのクリーニング不足?  わからん。

 

オイル投入。

実際は、サスを冶具から外して斜めにして入れました。

 

アウターを上下させて、空気抜きのつもり?


今回の疑問点はここでの空気抜きの方法ですね。

不十分なら車体取り付け後、プリロードアジャスターに付いてるプラスネジで抜けばええのかな?

 

プリロードアジャスターを締め付ける。

出来るところまで。  この状態で規定のトルクで締めるのはムリ。

 

出来上がり。

 

 

つづく。 

次回は車体への取り付け。


フロントフォークOH まとめ編 part 3

2017年07月21日 22時51分31秒 | 10級メカニック

さぁ、いよいよ”十字架”を使ってみよう。

どーすんのー?

 

カートリッジに差し込めるまで差し込んで、

 

 

バネ入れて、

このあたりで、ピンを入れてみる。

 

スプリングをぐるぐる回して、

これ以上スプリングが回せないところまでもってきて、

 

いったんピンを抜いて、

十字架にする。

 

ほんで、片手でスプリングを押し下げながら、

 

 

スパナを差し込む。

 

んーん、まぁーなー。

どーよー、これ。

あーん、

これで使い方あってるの?

さぁーよー。

私はバイスプライヤーで掴む方がええわ。

プライヤーの先っちょにゴムチューブでも差し込んだらスプリングに傷をつけなくて済むやろ。

んーん。

次からそうしよっ!

 

つづく

 


フロントフォークOH まとめ編 part 2

2017年07月21日 21時21分54秒 | 10級メカニック

取り外したサスをこんな冶具にセットしてみる。

 

 

プリロードとダンパーを最弱にセットする。

 

プリロードアジャスターを緩め、オイルを抜く。

 

カートリッジ上端部にある六角ナット部にスパナを差し込む。

この時、プリロードスペーサーはスパナの上に。

差し込む時、スプリングをぐっと押し下げる。

 

 

差し込んだスパナとフォークキャップリムーバーを使って、プリロードアジャスターを外す。

プリロードアジャスター内にはもう一枚スペーサーみたいなのが入ってる。

 

アジャスティングチューブを抜く。

 

この時、アジャスティングチューブにこんなパーツが一緒に外れないか注意しておく。

外れたり、抜けたりしても問題なし。組み立て時まで大切にとっておく。

 


スパナを外してスプリングを抜く。

 

カートリッジを止めている底のボルトを抜く。

7ミリのロングソケットが必要。

 

カートリッジを取り出す。

 

ダストブーツのばねを外し、

 

小さなマイナスドライバーで爪先が入るすき間を作り、

 

爪で引っ掛けて、ダストブーツを外す。

 

 

ロックリングを小さなマイナスドライバーを使って外す。

 

二三度”パンパン”してアウターとインナーを引っ張り離す。

バーナーで温めたりはせず、そのまま”パンパンしました。簡単です。

 

分離OK

 

アッパースライドブッシュを爪で広げて外す。

ちょっと広げればすぐ外れます。

 

ここにもう一本溝があるのに気づきました。

んーん、上のリングをここに移動させれば乗り心地の調整ができるんやろか?

 

全部並べてみる。

 

カートリッジもまだまだ分解できそうだが、今回はやめておく。

暑いんよ~~!

 

おっ、これ! どー使うんやろ?

 

スペシャルツールの品番は、

これです!

 

各部の掃除にはこれを使う。

ゴム部に影響は?   分かりません。

 

ダストブーツとシールリングにシリコングリスを塗布。

 

ビニール袋をかぶせて、シリコンスプレーを袋に塗布。

 

各パーツを元に戻す。

ゴムパーツは優し~く!

 

やはり、この組み合わせで叩き込む。

はじめ、ロアースライディングブッシュのみを叩き込んでみたがうまくはいらず、

その下のサポートリングと同時に叩き込んでみたところ一発で入りました。

 

 

ロアースライディングブッシュが面一で挿入されたか、目視確認する。

OK。

 

ここまでで

当然のことながらもう抜けません。

 

 

外してあったバネリングを嵌めてからシールリングを叩き込む。

もち、シールドライバーで。

 

 

マイナスドライバーを使って、ロックリングを嵌める。

きっちり嵌っているか十分確認する。嵌ったようでそうでなかったりする。

 

 

ダストブーツは指だけで簡単に嵌る。バネリングも忘れずに。

 

 

ここまで、難しい作業は全くなし。 簡単です。

 

 

カートリッジを差し込んで取り付けボルトを締める。

カートリッジを止めているボルトを取り付ける時、

こんな感じで垂直に立てて、ある程度締め付けておくほうがカートリッジに優しいような気がする。 気がするだけ。

 

 

トルクレンチ25Nで締める。

 

 

冶具に再セットする。

 

 

 つづく。

 

モリコさん、

私のは

2014年式

ストロークは

こんなんなってましたよー


フロントフォークOH まとめ編 part 1

2017年07月20日 21時58分53秒 | 10級メカニック

フロントフォークOH

次回の為に忘備録の感じでアップします。

 

フロントフェンダーを外す。

 

 

ブレーキを外してぶら下げる。

 

 

ちょっとだけ緩めておく。

 

 

フロントタイヤを外す。

 

 

ホーンの付いているプレートを外し、ステダンのボルトを緩める。

 

 

上下左右の計8本を緩める。

 

 

フォークを外し、

作業の安全を祈願する。

 

つづく。


今日のKTMは、サービスアラート解除

2017年07月10日 20時55分39秒 | 10級メカニック

あ~~、これの解除、どうするんやったかなぁ?

肝心な時に思い出されへんわ。

 

 

この画面にする。

 

上下ボタンを長押し。

 

そしたら、設定画面が出てきて、

 

セットボタン押して、

 

好きなように設定。

 

おわり。

 

30000kmの設定にはできへんかったなぁ。  まぁ、ええけど。




フロントフォークOH 備考編 2

2017年05月02日 22時14分25秒 | 10級メカニック

1、新オイルを注入後、プリロードアジャスターを取り付けますが、その時、スプリングを縮める必要があります。

なんか一人で作業出来るええ方法ないかなぁ?

 こんなんはどう?

バイスプライヤーでここを掴む。

スプリングを回す時は、押し下げながら。

ひとりで楽勝でできます。 こんなことしてええのかどうかわからんけど。

 

 

2、オイルを注入してからピストンロッドを上下させますが、どんなけシコシコさせればええの?

アジャストチューブが飛び出してくるまで?

ようわからんので、取りあえず、飛び出し始めたらそこらへんでやめました。 きりないし。

 

 

3、あれっ! 反対側と同様に

720ccオイルを入れたのに、

 

液面が

95ミリになってる。これって、マニュアルの適正値ドンピシャやん。

前回、しこしこ不足やったんかな?

 

 4、今度は、きっちりいっぱいまで回して25ミリ出しておきました。

スプリングを縮める前に。 写真は確認です。

 

 

5、まぁ、ええわ。 しんどなってきた。

なんしか、車体に取り付けたけど、ステダンはハンドルをどの位置にして取り付ければええの?

分らんので、センターにして取り付けました。

 

まぁ、10級メカってこんなもんやわ。 

ふぃ~~、疲れました。

 

ではっ。

 

 

 

 

 


フロントフォークOH 備考編 1

2017年04月29日 20時57分07秒 | 10級メカニック

1、残りのリバウンド側の作業をやりかけて、

試しにアジャストチューブをカートリッジに差し込んでみると、

あれっ!!!

おかしい。 頭が出てこない!!!

オカさんにTEL!  もう、電話させてもらいましたよ~~。

すると、「ニードルとばね」無くしてるんとちゃう! との事。


ニードル! ニードルってなによ~~~??? 

マニュアルにも一行も出てこないよ~!

 

作業場の中を探しまくり。 どんな姿してるかもわからへんし。

 

ありました。 廃油の中に。

ピストンロッドの内径と同じなので旧オイルを捨てるとき抜けてしまったようです。



アレとちゃいます。 オイルをおがくずに混ぜて処分です。

 

危なかったぁ! 今日がごみの日やったら出してたよ。

 

取り付けの向きが分からないけど、

これしかないやろ。

 

でたぁ~~!  ちなみにでっぱり量4.63ミリ

セーフ! セーフ! とにかくセーフ!

 

気を付けよう、激安Amazonとニードル弁。

 

このでっぱり量は調整できるもんとちゃいますね。

 

 

2、ピストンロッドを触ってると、

回るやん! 知らんかった。  10級やし。

ほんで、



えらい長さ、変わるやん! 

どの長さでプリロードアジャスター付けたらええねん!

分らん。 マニュアルになんか書いてあったけど。 英語やし。

 

ディーラー様に電話しましたよー。

 

最長まで伸ばして、取り付けが基本とのこと。

25ミリほどでます。

こん時、ダンパー最弱、プリロード最弱 に設定しておくのも基本とのこと。

 

あかん。 コンプ側やった時、最弱にしてないわ。 やり直しやわ。

 

 

3、ロアースライドブッシュのシート深さ、

ほんで、物の高さ、

なるほど、面一に収まるな。

 

マニュアルに600番でサンペせよ! とあるのは、

この両端のことやな。 ちょっとだけテーパーになってるわ。

 


4、ダンパーを最弱にしようと、赤ダイヤルを何べんも回してたら、

こんどは、締めるほうに回しても中のロッドが動かなくなって、

ロッドを押し付けながら締めたら上手く嚙みだしたり、

 

用もないのにフォークを組み立てたり、またバラしたり。

今日一日でかなりフロントフォークとお友達になれました。

 

OHの手順は、再度 まとめ直します。 


オカさん、ありがとー!!!


フロントフォークOH 2

2017年04月27日 20時06分34秒 | 10級メカニック

作業日 2017-04-27 一年にめったとないツーリング日和

”虎”に行こうと言う駒ちゃんを強引に基地に誘い二人で作業する。

 

作業中、床に段ボール、木材、ウエスを敷いて直接フォークが地面に当たらないようにした。

すまぬ。むっちゃ長いレポになります。

 

1、プリロードアジャスターを緩め、フォークオイルを捨てる。 すまん、いきなり写真無し。

21000km走行しているが、オイルは無色透明だった。

フォークを車体から外してから緩めたが、簡単に緩みました。でも、次からは先に緩めておくのがいいだろう。

 

2、フォークを直立させ、スプリングをグイッと下に下げ、スパナを六角部に突き刺す。この時、スパナの上にプリロードスペーサー(乳白色のプラパーツ)があるようにする。

このすき間から狙うと入れやすい。

ちょっと力が必要ですが簡単です。

なぜ、スパナが固定されるのか不思議だったが、六角部の上部に”つば”があり、そこがストッパーの役目をしていた。

 

3 、ぶっ刺したスパナと24ミリ?のソケットを使い、プリロードアジャスターを外し、アジャストチューブを抜く。

 

4、フォークをテーブルの上に寝かし、下部のボルトを抜く。

この時、7ミリのロングソケットが必要!!! 
ボルトとフォーク下端まで約50ミリあるのでそれ以上のものが必要。 コレ結構、特殊工具やわ。

この時、ボルトの”空転”を心配したが終始しっかりと力をかけることができ、安心して作業ができた。

 

5、4でフリーとなったカートリッジを抜き、ダストブーツを下に下げる。

マイナスドライバーでこじりながら少しすき間を作り、指の爪を使ってずり下げる。
ちょっと硬かったな。 スプリングはつけたままでも写真のように外しておいてもお好みかな?

 

6、ロックリングも同様に。

矢印部の切り欠きにマイナスドライバーを差し、押し下げるように優しくこじると簡単に外れました。

 

7、さぁ、パンパン!するよー!

思い切って、二三度勢いをつけて引き抜きます。 おっ、そのトレーナーKTM!

ポロん。

簡単に外れてくれました。

 

8、アッパースライドブッシュのすき間に爪を割り込ませ外します。 爪は残しとくほうがええな。

 

9、残りのパーツも外し、

並べてみます。 こうしておけば組み立ての際、順番を間違うことはないだろう。 駒ちゃん、並べ替えたらあか~ん!

 左から、
プリロードアジャスター
プリロードスペーサー
アッパースライドブッシュ
ロアースライドブッシュ
サポートリング
オイルシール
ロックリング
ダストブーツ

表裏の違いはダストシールとオイルシールが締め付けの細いスプリングがあるほうが下側に来る。
まぁ、しいて言えばプリロードスペーサーに刻印みたいなのが有るのと、サポートリングにつやの有無の違いがあったが気にせんでもええと思う。
残りは同じ。

 

10、ふぃ~~~!

ちょっと休憩。 濃くてうまいっ!

 

11、ここで、各部のサイズを計測する。


オーケー! 許容範囲内。

 



465+9.7ミリで許容範囲内!

 

12、各パーツをインナーチューブに入れます。

インナーチューブの上端には透明の普通のビニール袋を15cm角位に切ったものを被せ、全体にシリコンスプレーをかける。
さらに、オイルシールとダストブーツの内側にシリコングリスを塗布する。

 オイルシール、ダストブーツ挿入の際、少し硬さを感じましたが、問題なし。細いスプリングは付けたままでもはずしておいてもどちらでもええかな。

 

13、アウターチューブに各パーツを仕込む。

ん~~ん、これはどれとどれの組み合わせで打ち込むかちょっと考えました。

私が使うシールドライバーはモーションプロのなので、ほかのドライバーがどんな構造になってるのか分からへんし、

結果、

ロアースライドブッシュと矢印のサポートリングを同時に打ち込むことにしました。
写真では、ロアースライドブッシュはアウターチューブ内にあります。

 

ロアースライドブッシュのみを入れようとすると、

矢印部がそれですが、ドライバー内に収まってしまい、ほとんど姿を見せません。
これでは、アウターチューブチューブに傷をつけるのでは、と考えました。

 

カンカンと打ち込むと、”あっ、もう入ったな”というのが感触で分かります。三回ほどたたいただけです。

スライドブッシュが”入るべし所”まで入っているのが目視できます。

アウターチューブ内の”段”のところで面一になってます。

 

オイルシールはそれ単体で。

と言うか、サポートリングと同時になってしまいます。
シールドライバーがきっちりと矢印部のオイルシールを抑えてくれています。
これも数度たたけば、入ったな!というのが分かります。 念のため、さらに叩きましたが。

簡単です。

 

ダストブーツはフォークを立てて、指でグイグイ押し込みました。

問題なし。

 

13、下部のボルトを20キロで締め、カートリッジを固定する。

これも空転を心配しましたが、キッチリと規定のトルクで締めることができました。

 

カートリッジの下部はこんなになってました。


丸印でメス部が可動する。ストッパーとなるリングも見えます。

一方、アウターチューブの嵌め合い部は


矢印部を外周とする円柱状のへこみがあります。 下の矢印の黒い部分はオイルの残りです。
カートリッジの内にあるメス部がテーパー状になっていて、ちょうど”ハンドルバーエンド”の取り付けのように締め付けるほどに固定されるようになっているのかな。想像です。

 

14、オイルをぶっ込む。

今回は、規定の720mlを入れる方法をとりました。

なので、

これは使いませんでした。

 

メスシリンダーに小分けする。

 

そろーとっアウターチューブ上端から5㎝くらいのところまでいったん注入し、


カートリッジを上下させ、なじませる。

また、

下端を持ってもらい、アウターチューチューブを

上下させる。

 

下げたときに掌を放し、

”シュッパ”っといわす。  ええのかどうかわからんけど、youtubeでやってたので。

残りのオイルを入れます。 メスシリンダー内にはほとんど残りませんでした。

 

そうして落ち着いたところで、液面高を測ると、

91ミリでした。 規定の範囲内に収まっているのでこれで良しとした。

因みに、アジャストチューブを挿入して測ってみたが、同じく91ミリであった。
そんなに影響を及ぼさないようだ。  

 

15、カートリッジにプリロードアジャスターを取り付ける。

 

さぁ!!!  ここが一番の山場です。!!!

ここがクリアできれば前後の作業は、”簡単です” 

どーしようか、駒ちゃんとむちゃ考えました。

駒ちゃんがええ方法を編み出してくれました。

いや、ほんま。 これええ方法やわ!

 

要は、外した時のようにスパナを差し込みたいのですが、
今度は、スプリングが20センチ近く”カートリッジの”先端部から出たままの状態になっているので
スプリングをそれだけ縮める必要があります。

しかし、5ミリ程度なら片手でスプリングを握り、道具を使わずに縮めることが可能ですが、20センチもとても無理です。

もちろん、こんな

スペシャルツールも持ってないし。 結構、いいお値段したんよー。

 

で、”ピックアップツール”の登場!!!!!

これ、アストロプロダクツで980円。 

 

このピックアップツールでカートリッジの上端のネジ部を掴み、コツンと引き上げられるとことまで引き上げます。これに力はいりません。
こうすることにより、スプリングとカートリッジの各上端部の差が一気に少なくなります。 すまんその差が何センチか忘れました。

ほんで、

二人でスプリングを縮めます。

すると、丁度スパナをぶっ刺せるすき間を作ることができます。

間髪入れずにスパナを入れます。

駒ちゃんの表情は、スプリングを押し下げる時の力の証です。
決して、ピックアップツールを引っ張てる力の証ではありません。

 

できました!!!!

この状態に持ち込めれば、もうできたも同然です。

 

 もうちょいで完成です。 先が見えてきました。

 

16、カートリッジの先端部にシリコングリスを塗布します。

 

これと接触するであろうプリロードアジャスターの矢印部には

Oリング状のゴムパーツが見えます。 このためのグリス塗布だと思います。

 

17、アジャストチューブをカートリッジに差し込みます。スコンと落とし入れるだけです。

スペーサーを乗っけてプリロードアジャスターを規定トルク・25kgでねじ込みます。

 

18、プリロードアジャスターを仮止めします。

手でアウターチューブを持つだけではとても規定の40kgで締め付けることは出来ません。

車両に取り付けてから締めなおします。

 

完成!


今回の作業は右側の一本だけです。

 

ひゃぁぁぁぁあああああああああああ、

できたよー!!!!!

 

 

 

どちらさまでも、何番の工程はこうやったらええでぇ! とか ここ間違ってるでぇ! とかございましたらコメいれてくださいませっ!

よろしくおねがいいたしますっ。 何ちゅーても10級メカニックなんで。

 

感想

・15以外の工程はむちゃ簡単です。 ここの方法をもうちょい改良すればさらにスムーズに作業できます。

・駒ちゃん、おおきにやでぇ! 知恵出し合えばできるねぇ。

・10時にスタートして4時に作業終了。 6時間かかりました。 
実作業1時間。考える時間 1時間。 残り四時間雑談。

・です。ます。入り混じった文章でごめん。

・もう、できるわ。

・メンテは和歌山基地へどぞっ! オイルと交換パーツのみ持参で。工具類はございます。

・フォークのみのご持参も可。

・ぜひ自分でやってみたいメンテだったが、やればできるもんです。10級メカで十分です。

・各組み立て前には、各部清掃やってます。パーツクリーナーとかで。

・これから”KTM和歌山”と呼んでちょ。 調子乗りすぎ。

・アストロでオートバイ用スプリングコンプレッサーを購入しましたが、使いこなせなかったのは内緒。

・よう考えたら、反対側まだ残ってるわ。

・メンテ大好き! 

 

 「フロントフォークOH 3」 は、車両取り付け編です。 予定

 ながらくお読みくださりありがとうございました。

ではっ。 


フロントフォークOH 1

2017年04月25日 20時53分29秒 | 10級メカニック

さぁ、待ちに待ったOH! 10級メカニックの初チャレンジ!

スタート!

 

ジャッキをかけて、

この辺りまでパーツを外す。ちょっと外しすぎ。

 

突き出し量は、

右、

7.91ミリ

 

左、

8.18ミリ

 

ステダン解除

ここを外して

 

ここを緩める

 

左右とも、ここを

緩めて、アウターをやさしくグリグリ回しながらフォークを抜く。

 

簡単です。

ブルワーカーできるわ。古っ。

 

準備終了。

 

 

あっ、そうか、


再度フォークを取り付けるとき、アウターの突き出し量と向きさえ決めとけば、

インナーの向きは自由に変えられるわ。 そらそうやわ。

 

ジャッキ外しても

バランスしてる。

 

どうしようか分らんところがあるけど、まぁ、進めてみよう。

ベテラン勢の諸先輩の皆様!

ヘルプしたときはよろしくお願いいたしますぅ!

 

 

 



 

 


フロントフォーク・オーバーホール 準備編 2

2017年04月10日 21時58分55秒 | 10級メカニック

暖かいと思ったら寒かったり、皆様いかがお過ごしでしょうか。

注文していた工具が届きました。

 

1、リンガーフォークシールドライバー


とても精度が高そうな作り。 重量もある。

 

なるほど、

リング部が”アリ”になってるのか。

 

もち、

48ミリ用。

 

注文時の写真に接合部に”すき間”があるので、大丈夫か?と思いましたが、


”すき間”有りでちょうどになる感じ。

これでトントンしよかー!

 

2、フォークキャップリムーバー


 

ばっちし、

ハマります。

 

3、フォークオイルレベルゲージ

こんな感じのシンプル工具

これは、簡単そうやから自作しよう。

 

4、22ミリ薄口スパナ

写真撮り忘れ。 近所のアストロプロダクツにて。

 

5、ビードバディ


あと、いくらで運賃サービス!とか言うもんやからつい。

以上は、MC GEAR にて購入です。

 

6、メスシリンダー


注射器の自作したら要らんような気もするけど。ガラス製。絶対割らんぞ。 アマゾンにて。

ほんまにちゃんと

測れるんやろなぁー!

 

しかし、この作業する前に車検通さな!

ユーザー車検にチャレンジしてみるわ。

では、しゃいならー!


フロントフォーク・オーバーホール 準備編

2017年03月30日 18時09分27秒 | 10級メカニック

フロントフォーク・オーバーホール!

これも自分でやってみたかった。

ほんで、パーツセットが到着。 オイルと。

 

中身は、

 

下側のボルト・ワッシャも含まれてました。

 

なにやら、パーツナンバーが変更になっているとのことで、

とにかく、袋にはこんなになってました。

 

まだ、必要な工具類があるのでそろえていきます。

 

 

ところで、東京モーターサイクルショー 行ってきました。

こういうの見に行くの初めてです。

 

ぜーんぶ見て、

やっぱしこれ!

 

それとこれ! ウラル!


このバイク、夢あるわ~。      おっ、フォグランプ付け放題やん

 

じゃねー

 


今日のKTMは、2回目スイングアーム脱着。

2016年08月14日 19時14分39秒 | 10級メカニック

作業日 2016-08-14  めちゃ暑い日

 

前回のサス取り付け時、強引な作業をしたので、今回はちょっとましな取り付け方をやってみたい。

10級メカニックです。

 

とにかくKTMを作業台に乗せる。 

タイヤを外す。

 

ここをフリーにして、

 

ぶら下げておく。

 

よけいなもん外して、

 

こいつを抜く。

 

その時、スイングアームとサスは

ぎちぎちに挟まったまま。

 

ここを持って、

スイングアームを下方向に下げる。

 

これだけ外れかける。

 

マフラーと干渉するからね。

 

ほんで、こいつで

 

かるーくこじる。

 

ポロんっ!

楽勝です。

 

次っ。

 

急な脱落を用心して、

念のため、ジャッキで支える。

 

ここのナットを外して、

ソケットでボルトをたたき出す。

 

反対側、

手がかりができる。

 

スポンと抜ける。

 

簡単です。

 

 

ふぃーっ、暑っ。

休憩。

 

 

よーく見てみると、

穴の中には、手に持っているようなカラーが圧入されている。

 

ははーん、

やっぱしそうか。

 

ほんで、こんなんを用意する。

 

これをスイングアームの中に

セットする。  

こんなんを”豆ジャッキ”と呼ぶらしい。

 

スパナで広げていく。

 

よっしやーっ!

 

カラーが押し戻されていくのが

目視できるっ!

 

この方法はごくふつーに誰でもやってるみたいです。

0.1ミリでも押し戻せれば十分。 今回面白くて、1ミリ以上押し戻す。

アームをふきふきして、いよいよ再セットする。

 

先ず、このボルトを取りつける。

早くも手ルクレンチになってきた。  トルクレンチで一回やっとけば手ルクでいけるわ。 そこが10級?

 

もちろん、十分なスペースを確保したので、

楽勝で収まる。  ドライバーの先端が入る。

 

締めていく。

 

おっしゃー!

締めこむほどにカラーが押されていき、

ばっちり取り付け完了!!!

 

もうできる!   そんなたいそな。でも、うれしい。

 

前回、やすりで削ったりした仇がとれた。   仇ちゃうか。

 

いっぺん、これも

やってみたかった。  

 

 

試走にでかける。

んーん! いいよー!

 

おしまい。

 

 

転けて、傷がつくのは全く気にならんけど、

タバコで

穴、

開けるのは、

ショックやわー!  テンション下げ下げ。