この「ましゅう」はましゅう型補給艦のネームシップで、2004年就航の最新型の補給艦で、満載排水量としては、あの「いせ」「ひゅうが」を凌ぐ最大の自衛艦とのこと。ちなみに2番艦は「おうみ」で、補給艦は湖の名前から付けられています。
船体も巨大だが艦橋も巨大。上にいくにしたがって萎むように傾斜しているのはステルス性を考慮した形状とのこと。
甲板から伸びているアームは補給ステーション。艦首よりの右舷・左舷の2つ(第1/2番)は主燃料、艦橋よりの2つ(第5/6番)は主燃料航空燃料、真水用。
間に挟まれているのが物資などドライカーゴ用のクレーンです。第2甲板の両舷に艦首から艦尾までほぼ全通している補給通路が設置されており、大量の物資を緊急移動することができます。このときは、積み込みを待つ(あるいは降ろしたばかりかも…)の陸上自衛隊の戦車がズラリ。戦車には詳しくはないが、おそらく九○型。
特筆すべきは、自衛艦として最も高度な医療能力を備えていることです。手術室、集中治療室、X線撮影室、歯科治療室など充実した医療設備を備え、46床の入院設備を備えているとのこと。これは大規模災害の際には病院船としての運用が考慮されているとのこと。
先の大震災の際にも災害派遣で大いに実力を発揮したようです。非常に心強い艦ではあるが、でもまあ、この艦はあんまり活躍せんほうがいいみたいですね。
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