古民家SHIKIORI日記/Homenaje Project

アジア・アフリカ・ヨーロッパ、古民家SHIKIORIを舞台につながる音楽。
コントラバス奏者、松永誠剛のブログ。

岐路

2008-08-05 00:00:28 | Weblog
昨日の晩から、かわゆいルーマ君と一緒に寝て、
目覚めたら、昨日、ルーマ君を担いで街を歩いたせいか・・・右半身が痛い・・・・(笑)

一通り練習をして、少しづつ馴染んできた、
もっと弾き込みたい!(笑)エヴァンゲリオンでは無いけれど、限りなく100%に近い、シンクロ率を目指したいと思う。

練習後はアマンダをホテルでピックアップし、諸々の手続きのために福岡の入管へ・・・・港湾合同庁舎へ行くと・・・「本局は移転しました」
う~ん、なかなか幸先の良い出だしである。
気を取り直して、空港の入管へ行き、1時間程度で無事終了。
初めて、日本の入管と云う場所に行ったけれど、様々な人が居て面白い。

その後、志賀島でお刺身を食べ、うちの母の友人宅で・・・・
何故か「わらじ作り」
僕はすぐに脱落・・・しかし、アマンダは鬼のようなスピードで完成させ・・・「この部分がイマイチ!」と自分の作品をストイックに批評していた。(笑)

夕食はいつものように「とりかわ粋恭」へ、
店員のお兄ちゃんが英語全開でメニューの説明をしてくれて、ラムネを飲み、日本の良さを体感した。

懸命に働き、人々を笑顔にする人たちを見ると、自分もいろんなエネルギーがもらえる。
だから・・・居酒屋とか、焼鳥屋さんのような狭い空間でのコミュニュケーションが僕は大好きだ。
音楽も食事もコミュニュケーションが味を深くもするし、味気無くもする。

その後、福岡タワーへ、
登るつもりはなかったが・・・登ってしまった(笑)
子供の時に登った時以来、タワーから見る、福岡の街はとても美しかった。

一日、様々な人と様々な言葉との出逢いがあった・・・

昔の自分にゴムで引っ張られるような気分になる言葉

別の世界への好奇心を煽られるような言葉・・・

どちらも深く、考えさせられるものだった。
ツアー前にこんなに考えるべきではないかもしれないし、考えるべきなのかもしれない。
どちらも自分自身と向き合わせてもらえる言葉だった、
そしてそのどちらも自分の年齢と云うものから生じる・・・僕にとって限りなく不条理に近い感情を与える物だった。

アマンダとの会話は楽しい、
ジンバブエで生まれ育ち、10数年前に南アフリカに移住した彼女。
ジンバブエはアフリカの国々の中でも・・・北朝鮮のような国だ、
独裁的で・・・エイズの蔓延で平均寿命は30数歳・・・

ジンバブエと云うバックグラウンドが彼女の雰囲気に陰影を落としているのだと思う。
セバスティアンもアマンダも僕にとってはとても学ぶべき事が多い、最高の友人だ、
彼らと時間を共有し、本気で音楽をし、本気で遊び、本気で語り合える事自体が・・・本当に幸せな事だと思う。

すべてははかないけれど、美しいものだと思う。

明日から、沖縄ツアー、とてもスピリチュアルで大好きな島だ。
多くの人と出逢い、また多くの美しい瞬間に出会えたらと思う。

7日には愛する、ルーマ君と再会出来る(笑)
ちょっと・・・寂しい・・・・
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